糠床はもう何十年も使っていますが最近「三五八漬け」に凝っています、「三五八漬け」は福島県・山形県・秋田県の郷土料理です、塩と米麹と米の割合が3.5.8であっさりと仄かに麹の香りと甘さがあり何より素材の色がきれいです、麹をおこすのにやや手間がかかりますが後は糠のように朝晩手を入れることもなく冷蔵庫で保存でき手間いらずです、普通より柔らかめに1合のご飯を炊いて炊きあがり(300g)にほぐした米麹(200g)を入れてラップで覆い炊飯器を保温モードにしたり切ったり温度調節をしながら2~3時間置きます、麹発酵は60℃から65℃が良いそうです、薄茶色を帯びて甘さがあれば塩(40g)を入れて混ぜ、ジッパー袋か容器に移して2~3日冷蔵庫に置けば3日目くらいから野菜等(きゅうり・人参・蕪・大根・茄子・ウズラ卵)を漬けこめます、1昼夜で美味しく漬かります