荻須記念美術館の平成27年度企画展「磯野宏夫展」へ出かけました
1945年稲沢に生まれ、生涯森の作品を描き続けた画家です
展示場に入って先ず目に入ったのはきれいな緑でした、人間の手が加えられていない未開の地に憧れ八重山諸島の森、ブラジルのアマゾン、北アメリカ、東アフリカ、パプアニューギニア、ボルネオ等世界を巡り「生命の森」を描き続けてこられました、緑の森にはいつも動物が描かれています、他にも劇団四季のミュージカルポスター、カレンダー、教科書等の制作、2007年故郷稲沢の「はだか祭」を描いた作品も展示されていました、世界中の森から熱帯雨林が減少していることを憂い後世に残したい一念で緑輝く森の情景を描き続けられた強い思いが伝わってきました、60点の作品を観覧後は資料室で今回展示されていない作品のビデオを見ました、今月の11日から16日までの期間限定で市内善慶寺納骨堂「一如院」にて磯野さまが晩年手がけられた壁画の特別公開があります、期間中には是非見に行きたいと思っています
我が家から100mも離れていない所に磯野さまのご兄弟が住んでおられ今回も割引券を戴きました、今度お会いしましたらたくさんお話が出来そうです