昨日の続きです。
山伏をどのような表現がされているのだろうかが
今日の楽しみのひとつでした。
プログラムの解説からです。
伊勢神宮の禰宜が都へ上る途中、茶屋で休んでいました。
すると、羽黒山の山伏がやってきて茶をたのみます。
しかし、山伏は出てきた茶にうるさく注文をつけます。
そして禰宜に気付くと、今度は禰宜になんくせをつけ、
自分の荷物を持たせようとします。
茶屋がうまくとりなそうとしますが、山伏は自身の行力の強さを主張し始めます。
それを見かねた茶屋が、
「大黒天の像に祈り、影向(神様がおりてくること)させた方を勝ちにしよう」と提案します。
そして山伏と禰宜は勝負を始めますが・…
禰宜と山伏それぞれの祈りに対する大黒天の動きにご注目ください。
禰宜(ねぎ)とは。神職の職名のひとつで一般神社では
宮司の下位、権禰宜の上位に置かれ、宮司を保佐する者の職称となっています。
お茶を出されたときに
禰宜は、お礼を言い親切にねぎらいの言葉をかけています。
山伏は、「ぬるい」と文句を言いながら湯飲みを取り上げる仕草をします。
山伏の動作は、足を踏みならし大きな音を立てます。
動作も荒々しく、山伏の横柄さが伝わってきます。
狂言ハンドブックからです。(p202)
「大黒の像を持ち出して、自分の方に向かせた者が勝ち、
もし負ければ相手の荷物を持つ。
まず禰宜が祈ると、大黒が機嫌よく向いてくれる。
つづいて山伏が祈れば、大黒はそっぽを向く。
腹を立てた山伏が禰宜と一緒に祈ると、
大黒は禰宜の祈りに浮かれだして立ち上がる。
山伏はなんとか大黒を引き向けようと努力するのだが、
大黒が槌で打とうとするので、驚いて逃げ去っていく。」
僕も山伏の端くれですが、最近禰宜のような山伏にと
思っています。
保江先生の「愛魂」の稽古をすれば特に感じます。
先日の箱根勤行で三島駅に近いところで
年配のご夫婦に呼び止められ話をしました。
奥様が、最後に何だか幸せの気分になりましたと。
でもそれが修行なのでしょうね。
そのことを思い出しながらの狂言なので涙が出てきました。
狂言を見終わって、幸せ感を体で感じながら
そうだ五感のひとつが残っていた。
MARK Isの「むかしみらいごはん」に足が向きました。
つきたてのきなこお餅に中森さんの番茶です。
スタッフの皆さんとお話。
「加藤も行っていますよ」と。
僕の体中に、幸せ感が溢れました。
僕にとってあと何年生きられるか知れませんが、
月に一度ぐらいこの雰囲気に満たされることは
大切なことなのでしょうね。
心の豊かさを感じさせてくれました。
秦野さんありがとう。
中森さんの番茶をいただき、今日の狂言の楽しかった余韻を楽しみました。
五感で感じたことは、脳のどこかに記憶されるのでしょうね。
僕は、理屈っぽいので、天外さんの言われる古い脳の
どの部分なのかなあ・・・と思ってしまいます。
実は、これか先にまたまた小さな事件が起きました。
帰りに、横浜そごうによって有機の「味噌」を買いに。
地下鉄に乗ろうとしたら定期券がない。
てくてくとそごうに戻り、案内所で落とし物を聞きました。
「2階のお忘れ物のコ-ナ-」に届いていますよと。
いつもの無農薬の商品を売っているところで落としました。
でも20分ほどでお忘れ物のコ-ナ-に届けられる早さにびっくり。
対応のシシテムといい、早さといい「おもてなし」の気持ちが満ちているのですね。
またまた神様は、僕に試練をお与えになりました。
今日は、大変楽しい一日でした。
ありがとうございました。
串田さんの地震予報の続報が3月11日にありました。
発生時期は、6月27日 規模はM7.9前後 場所は近畿地方
もしかするとこのころ大峯山で祈っているかも。
松原照さんの地震予知はありません。
週刊MEGA地震予知 3/12
2週間連続して異常変動があった多数の甲信地方の地点はほとんど消えて、今回は栃木県の那須(4.5cm)と福島県の檜枝岐(8.1cm)のみです。北海道では函館(5.3cm)と留辺薬(4.4cm)の2点、岩手県の矢市(4.5cm)、大分県の本耶麻(4.0cm)、鹿児島県の鹿屋(5.5cm)が異常変動を示しました。四国は静謐でした。
5月の末に、剣山で平和を祈る機会に恵まれました。
本山博さんの「自分でできる超能力ヨガ」を読みました。
祈りの大切さを言われています。