新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

本日のウンザリ

2021-07-23 08:17:40 | コラム
ウンザリさせられてばかり:

日本側の説明不足だと:

ユネスコ(UNESCO=United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)の世界遺産委員会では「軍艦島における韓国が言い募る虚偽の徴用工虐待問題についての日本側の説明不足だと決めつけた」そうである。「落胆した」とか「何故韓国の捏造の言い分が通るのか」などと嘆く前に、「外務省だかどの官庁の所管だか知らないが、何故もっとより明解に韓国が事実をねじ曲げて、虚偽の申告をしていると訴えられなかったのか。またもや彼らのロビーイングにしてやられたのか」とウンザリしている。

私は今日までに繰り返して「我が国からの海外向けの情報発信量が少なすぎるし、その内容も説明不足で理解されにくい。可及的速やかに改善すべきだ」と唱えてきた。更に言わずもがなのことを敢えて言えば「外務省の英語は堅苦しすぎるし、誰に配慮したのか遠慮がちであり、時代遅れの言わば文語体であって、誰もが喜んで読んでくれそうもない」と判定していた。

対照的に韓国だけを取り上げてみれば、国を挙げて英語教育の充実を図っているので、発音から何から立派な英語力が深く広く浸透しているのだ。何時だったか、韓国のゴルフの女子選手がアメリカで優勝インタービューをされた際に、実に綺麗で正確な英語で答えていたことを取り上げた事があった。ゴルファーがあそこまでの次元に達していれば、我が国を悪し様に言う担当官庁の者どもの英語力が高くても、何ら不自然ではあるまい。我が国で俄に英語力を上昇させる訳には行くまいから、せめてUN等の場では言うべき事を思いきり言うような最低の努力をして貰いたいものだ。

上記のようにユネスコとは我が国に未だに崇め奉っている我が国に敵国条項を当て嵌めているUNの機関である。彼らを尊重して何か得るところがあったか。そんなUN信仰という迷信に何時までもとらわれていないで、言うべき事をチャンというように努力して貰いたい。韓国にしてやられてばかりいて何とする。ウンザリだ。

そんな昔の事まで調べられないとご理解を:
これは今回の小林賢太郎解任問題の説明の席で、武藤敏郎事務総長がシレッとして述べた責任回避の弁である。未だと言うか、またそんな責任逃れを言うのかと、心からウンザリだった。尤も、報道では「組織委員会が直接選んだのではなく、依頼された者たちが仲間を集めたのだから・・・」との解説もあった。マスメディアも逃げを打っているのだ。芸能等の分野を担当している記者たちが知らなかったのでは職務怠慢であるし、仕事をしていないと言われても言い逃れは出来まい。

では訊くが「サイモン・ウイーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Centerで、これはサイモン・ウイーゼンタールというユダヤ人の名前だそうだ)がアメリカにいながら、何で小林賢太郎のお笑い時代の企画を承知していたのか」という問題だ。事務総長は調べきれなかったと責任逃れの言い訳をするが、SWCはどうやって知ったのだろう。考えなくとも解ることは「何処かに告げ口をした者がいたから」ではないのか。尤も、我が国にはかなりの数のユダヤ人とその系統の方が、芸能界にもおられると聞くが。

余談の部類に入るかも知れないが、カタカナ表記を論じてみよう。何故、マスメディアはSimonを「シモン」と表記しなかったのだろう。今日まであれほど奇っ怪なローマ字読みに徹底して来たにも拘わらず、何が故に突如として本当のサイモンを採用したのだろう。彼らはModernaを「モダーナ」ではなく「モデルナ」と馬鹿な表記をして、私をウンザリさせてくれていたのだった。

ある専門家が「組織委員会は官庁を含めて方々からの出向者で構成されていて、オリンピックが終われば解散して、それぞれが所属していた官庁や会社等に戻っていくのだ」と解説していた。これは、言外に事務総長を筆頭とする責任回避体質が何処から来ているのかを説明していたと解釈した。矢張り「ウンザリ」だった。



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