新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月6日 その2 UNの正体を暴いてくれた潘基文

2015-09-06 14:07:53 | コラム
潘基文は事務総長ではなく単なる反日・抗日の韓国人だった:

潘基文が「国連は中立ではなく公平性だ」と開き直ったと報じられているが、私はこれで彼が中立・公平であるべきUNの事務総長ではなく、自国の権益と利益を代表し、次期大統領出馬に備えて韓国内に向けて反日姿勢を見せた極めつけの式典出席というスタンドプレーをして見せただったことを立証したと受け止めた。

彼のこの”unfair”で”neutrality”のかけらもない振る舞いを、UNがどのように処理する気かも気になっている。恐らく不問に付されるだろう。まさか、事務総長は所謂”almighty”ではないだろうが。私はこれを機会に他のUN加盟国がそのUNの存在の公平性を疑ってくれるようになればと願いたい思いだ。

遺憾ながら、我が国には根深い「UN信仰」という宗教の如き観念が遍く普及している。中には「これほど間が抜けたことはない」という立派な有識者もおられて屡々「敵国条項」の存在を指摘されている。国会議員にも何かといえば「国連の議決があれば」との条件をつけたがる純情な者がいる。”Security Council”なる存在がこれまでに不公平な存在だとの事実を何度も見せたにも拘わらず。

私が思うには、上述のような明解にUNの姿勢というか設立の理念を表している憲章も事実もあるのに、我が国民が尚且つ信仰するのは我が国には世界のどの国にもない美しく綺麗な”fair play”を重んじる精神と、性善説を信奉する生真面目さがあるからだと思っている。遺憾ながら、世界には綺麗事など通用しないのが常識だと思うべきだし、知るべきだ。

私はこの潘基文の愚行をまたとない切っ掛けとして、我が国の中で対UN信仰が少しでも希釈されていくことを心から切望している。潘基文が代表した結果となった韓国については今更ここで云々する必要なないだろう。

余談だが、私は英語に携わってきた者として「国連」という和訳を誤りだと断じるので一切使わない。それは何度か述べてきた”United Nations”の何処にも「国際」という意味を表す言葉ないからで、かかるお為ごかしで何処かの誰かに阿る和訳を軽蔑しているからだ。「安保理」だって同じだ。”Security Council”をどう訳せばそうなるのかが私の理解を超越している。


女子のヴァレーボールとプロ野球のテレビ観戦記

2015-09-06 09:26:49 | コラム
女子のヴァレーボールとDeNA対巨人の野球;

5日夜はこれらの2試合を一人静かに交互にテレビ観戦していた。その感想というか冷静な批評を。

先ずは微かながらオリンピック出場の可能性があるかも知れない女子の対アメリカのヴァレーボールから見始めた。だが、試合開始前の国歌斉唱で何故か選手全員の顔を映しだしていく過程で我が代表の顔を見て「これは芳しくないな」と読み取ってしまった。それは、これまで何試合か見てきた試合中には凜々しいというか引き締まった表情の美女集団かと思っていた選手たちが、緊張の塊にようで余裕を感じさせない女性の集団のように見えたからだ。あの闘志溢れるかのような凜々しさが消えていたのだった。

アナウンサーは昨夜も繰り返し厳しい守備の練習を重ねてきたことを強調し、それが勝利をもたらすかの如きことを叫び続けた。だが、これはサッカーに例えれば「強敵を相手に引いて守って、ひたすら数少ない逆襲の機会を待ち、チャンス来たればその少ない機会を活かして得点し、後はまた引いて守り切って勝つ」というのと極めて近く、私は自分が相手より下で勝てる確率が高くないと思い込んだ作戦のように思えて仕方がなかった。

試合の展開は解説の誰かが言っていたようにアメリカは第1セットは纏まりがなく、必死で守り懸命に打ち込む若きアタッカーたちの勢いで日本が取ってしまった。だが、私はこの辺りまでで「日本代表の皆様、懸命な真摯敢闘ご苦労様でした」と言って観戦を止めたい衝動に駆られた。だが、DeNAの野球と兼用で観戦を続けた。だが、第2セットを取られたところまでで「あれだけ懸命にやっているのに可哀想だ」という思いが働いて、それ以上見ないことにした。即ち、残念な結果が見えていたからだった。

さて、野球である。巨人はプロからの指名がないままに社会人経由で入った来た前半は好成績を挙げた、確かに良い点がある投手の高木勇人を出しているのを見て「良かった、巨人の勝ちはないだろう」と一安心だった。それは高木は既に入団前には持っていた「星」の光が消えかかっているし、相手もプロである以上、高年齢の新人に勝たせて置く訳にはいかないと研究し尽くされていると思っているから。

果たせるかな極めて雑なバッターである梶谷に二夜連続で見事なホームランを打たれ、その後に巨人が今年の構想を誤って放出したロペスにも打たれ試合を台無しにしてしまった。現在の巨人の不安定さの数ある原因の中で最も重大な点は、私は原監督が重用している投手コーチの斉藤等の子飼いの連中がほとんど機能していない指導力不足があると思っている。

次がサッカーの代表ティームとほぼ同様で、処々方々から寄せ集めてきた成長の可能性が低いFAで入って来た者が多く、しかもその連中がまるで機能していない点を挙げたい。言わば過去の栄光に縋って引退後の余生を読売のご威光で過ごせればと願って集まってきた連中ばかりでは、明日に望みがないのだ。また子飼いでも坂本はあの不安定さだし、阿部は盛りを過ぎているし、内海は二軍落ちでは・・・という具合だ。

それでも、ふと見てしまった9回に、巨人が5点目を取って1点差に迫ったところで、もしかして勝ってしまうかと怖れて見るのを止めてしまった。それは何分にもあの雑な野球しか出来ないDeNAが新人のクロウザー・山崎を使わないと中畑監督が明言したとアナウンサーが言っていたので、負ける危険性が高いと感じたし、巨人嫌いとしては巨人が逆転で勝つのを見たくないという偏向した理由があったのだ。

これらの2試合の結果は今朝の新聞で初めて知ったが(昨夜のうちにネットで見ることもしなかった)女子のヴァレーボールはセットカウント3対1で敗れ、DeNAは1点差を守り切って勝っていたのだった。あの雑な野球しか出来ないDeNAに競り合って負けるようでは、巨人には今シーズンの優勝は難しいのではないかと思わせた負け方だった。

一方、あの女子のヴァレーボールのような大きな目標を持つ集団が懸命になって試合をするのを見ているのは実は非常に辛い。それは目標が叶わなかった時の辛さが経験的にもある程度以上解るからだ。彼女らには是非とも来年の最終予選で出場権を取らせて上げたいと願う気持ちになる。それには守備強化に特化した練習以外にもこれまで以上に励んで貰いたいと思うのは誤りか。兎に角、身長は直ぐには伸びないのだから。