新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

9月9日 その3 我が体調を語る

2015-09-09 11:15:14 | コラム
どうやら回復が見えてきました:

昨日は体調の整備の為に、雨中をものともせずに朝9時過ぎに家内を伴って出発し、代々木上原駅前の吉田クリニックに診察とプラセンタ・エキスの注射を受けに行って来ました。往路は工夫を凝らし、我がアパート前から階段しかない新大久保駅を避ける為にシルバーパス利用でバスでわざわざ高田馬場駅前まで行き、駅構内のエレベーター利用でホームに上がります。

新宿駅では手すりに縋って階段を降りれば、パスモの利用でJRからそのまま小田急の各停に乗り換えられるという足腰の負担軽減に経費節約と省エネ振りでした。代々木上原駅でもホームから改札口経由で北口までが全てエレベーターと完璧です。

という具合で、日常生活での安全を期しているし、足腰の負担軽減をも図っています。8月22日で検査入院を終えてから、最も遠い外出先がこの所要時間片道30分ほどの吉田クリニックです。途中寄り道して帰宅後も体調に変化なく、胃腸の具合も安定しています。もうあと少しで悩まないで済むように出来るかも。

勝つのが当然の試合観戦記

2015-09-09 08:25:24 | コラム
W杯二次予選8日夜の対アフガニスタン戦観戦記:

私はサッカーでは前後半の開始後5~10分間と、終了前の5分間が極めて重要な時間帯であると言ってきた。それは開始直後は自分たちの当日の調子も掴み切れておらず連携も不十分、相手方の出方の見極めも出来ておらず、それなりの緊張感で心も体も動きが固い傾向があるからだ。

昨夜の対アフガニスタン戦はマスコミが「アウエーだ」と強調しすぎる嫌いがあったし、如何に相手が180位とかで格下であっても、あのカンボジア戦の不出来を見ては多少の不安感があった。そこに、その前半5分にもならないところで香川真司が前が空いたと見たのだろう、ペナルティーエリアの外からシュートを放ち、それが綺麗に入ったのを見て「これでこの試合は決まった」と安心した次第だった。

だが、所詮は大学生が高校生を相手にしていたような感があったあの試合では勝って当たり前だったし、マスコミが持て囃す「6点」止まりではなく10点くらい取ってもおかしくはないほどの差があった。結論から先に言ってしまえば「この大勝に甘んじることなく、今後とも欠点の修正に努め、予選を勝ち抜いていって貰いたいもの」である。

冷静な評論家としては好ましくないと思う事から論じていく。先ずは昨夜の福田正博に限ったことではないが、「解説」という名目で登場する者たちが皆選手を褒め、良いプレーを褒めることに一意専心し、野球における嘗ての広岡達朗のように「悪い点」と「修正すべき点」をずばりと言わないのは大いに不満である。あの程度の説明しか出来ないのならば、知ったかぶりのアナウンサーだけで十分だと言ってやりたい。

次は監督采配。福田正博でさえ何点が取った後で「選手交代をして欲しい。控えている者を使っては」と言ったほどだった。だが、私の意見では変えて欲しかった原口や酒井宏樹を残して、2点も取って福田が「良くなった」という香川と主将・長谷部を引っ込めた辺りは、理解不能だった。また、私の好みではない森重を使い続けるのも不可解だ。代表に入れただけで使い切れていない者を残しすぎる、特に川島を外した後のGK。

私の目には本田が試合をしていく度に存在感が薄れていくように見えて仕方がない。それは彼がミランで苦しめられている為かも知れないが、遠藤保仁のような試合を組み立てる役をしたいのか、華々しくシュートを決める役をしたいのかが判然としないので言うのだ。昨夜も何とか1点取って見せたが、前監督時代に香川を使い切れなかった為に、自分を見失っているように見えるのが残念だ。これは監督の方針にも関係する問題だろう。

最後に選手たちの意識を問いたい。昨夜は遙か格下の国を相手にしたのだが、選手たちに「格下に目に物見せてやろう」というような自信が見えてこなかったのは遺憾だった。見方を変えれば「優越感を持つことなく飽くまでも真剣に自分たちのサッカーをやって6点も取った」と言えるかも知れないが、格下を相手にして直ぐに見事なバックパスやバックス間のパス交換が多かったのは、私には疑問だったし不満でもあった。

良かった点は勿論6点も取ったことだが、それの全部が流れの中で取れていたのは良かった。アナウンサーは何かといえばセットプレーを云々するが、遠藤保仁という優れたキッカーを監督が外した以上、それは望み薄だし、監督の意向も「流れの中で」にあったのではないかな。兎に角、アナウンサーは言わずもがなのことを言い過ぎる。

お終いにアナウンサーが何度か触れた「中東の笛」について。昨夜は福田が遠慮がちに疑問を呈したほどで誤った判定が相当数あった。それでも選手たちはものともせずに6点を取ったし、本田は「何が起きるか解らないのがアウエー」と言っているとまで言ったから問題にはなるまい。私にはカタール人の審判は技術が拙劣だったのだと思っている。

後半に6点差になってから「意図的」とも言える誤診があり、倒された武藤が反則を取られて唖然としたが、あの時点で「中東の笛」を吹いても大勢に影響はないのだから、私は単なる技術というか低水準にある審判員が起用されたのだと思う事にした。

中近東のサッカーではフットボール界で言う「三味線」が多すぎるのが特徴だ。これは「当たられても、当たってもいないのに倒れ込むか苦しんで相手側の反則に見せようとすること」を意味する。昨夜も前半でこぼれ球に突っ込んできた岡崎と僅かに当たったGKがボールを確保してから前方を見て様子を確認した後に、やおら倒れ込んでもがき苦しんで見せた。これで試合は中断され、GKは手当を受けた。当たられていないのはビデオで確認出来た。

何故これを採り上げるかと言えば、これから先にアウエーでシリア等の中近東勢との試合が続くので、審判員の笛次第ではイエローカードを出される危険性が高くなっていくし、それが重なればレッドカードにもなりかねないということがあるからだ。海外組には解っていることだ。先日のUー18の野球におけるキューバ人主審のメイジャーリーグ並みの広いストライクゾーンのように、海外での試合では何をされるか解ったものではないということ。

我が国での就職希望留学生について

2015-09-09 07:04:57 | コラム
我が国の会社に定着しない傾向が:

過日掲載した海外からの留学生が我が国での就職希望者が増加している件について、高校の同期生から興味深い経験談が聞けましたので紹介します。それは

<私はボランティアで海外からの母校の国立大への留学生の面倒をみていましたので中国、韓国の順で圧倒的に、日本での就職希望者が多いとは言っても、就職後長持ちするかは又別問題でした。東京でも、日本の会社は、英語で仕事をする会社は極めて少ないので、中国、韓国以外の学生は、政府が言って居る日本語教育をして日本語で仕事をする人材に仕上げるのは不可能に近いと思っています。

英語で仕事をする本社が東京に増えないとシンガポール、や香港に負けてしまうでしょう。この辺は色々な意見が有り、日本の大学での英語の授業も増えていると思いますので、大いに期待しています。>

というものでした。私は大いに尤もだと思うと同時に、我が国には今後十分に考えていかねばならぬ問題を含む案件だと考えました。