湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

一郎ちゃんがいく。

2014-01-26 | お芝居のこと
「一郎ちゃんがいく。」1/25(土)18:00@青山円形劇場

脚本・演出:わかぎゑふ
出演:升毅/三浦理恵子/近江谷太朗/粟根まこと(東京公演のみ)
土屋裕一/平野良/岩崎大/谷山知宏/升ノゾミ/加治将樹/広瀬諒人/月岡弘一/牧野舞



久々円形劇場。
お目当ては太朗ちゃんと三浦理恵子ちゃんと加治さん、だったんですが
加治さん。びっくりするくらい丸くなられて…
(他人のこといえないけど)
枡さんと三浦理恵子ちゃんの割れ鍋綴じ蓋カップルが素敵。
衣装もとっかえひっかえで楽しげだったなぁ。
逆に太朗ちゃんの娘役の方がお嬢様なはずなのになんか地味で。
髪型も稽古中? みたいな大人しいイメージ。
身分違いの恋してるからかしら。などと思ったり。

のんちゃんがよいポジションだったなぁ。
かわいくてにくめない。

Hブロック見易いし通路近くだったので
役者さんもすぐ脇通るし。
粟根さんがうしろを行ったり来たりしてた時の照明がまぶしくて
役者さんてこんな強い光の中立ってるのかとか思ったり。

太朗ちゃんの土下座が割と好きで。
偉い人なんだけど、もっと偉い人が上にいて
その人の為なら何だって出来る、何だってやる。
と言う覚悟が出来てる人という雰囲気が好き。
途中、虫に阻まれて台詞を言えなかったようだ。

頭のいい人の対決はレベル高すぎてぜんぜんわかんない
おいてけぼり状態でしたが。
審判の人の華麗な旗捌きで楽しませていただきました。
きれいなのに、愉快な人だったな。

カーテンコールの挨拶は太朗ちゃんと粟根さん。
粟根さんのあいうえお作文的なコーナーで1分上演時間延びたらしい。
反省はなしで楽しかったからよしのような。
お客さんから一文字もらってってやつ。楽しかったです。

太朗ちゃんはここで虫のせいで言えなかった台詞を披露してた。

途中試合で休憩挟むところ、一瞬この芝居休憩ありだったっけ?と思ったり。
枡さんの食べる目玉焼きがトイレの流しで洗われているのを見てしまったり。
(白身のところは作り物で、黄身だけ本物だったっぽい)

枡さんの演じていらえる一郎ちゃんが
気持ちのいい人で楽しかった。
お金儲けの話やら家と外のギャップやら
言葉攻めに弱かったり。
またいつか再演したら観に行きたいなぁ。

「イエスタデイ ワンス モア」みてきた

2014-01-26 | お芝居のこと
NO-STyLe-GArden~ノスタルジア~ 第4回公演
『イエスタデイ ワンス モア』
1/25(土)14:00 @明石スタジオ(高円寺)
【脚本・演出】エダカヨ
【出演】江田 かよ/森 まどか/西 泰平/優志/小野寺 志織/羽井佐 友/森岡 里世/柘植 ノゾム/山田 航介/永岡 裕輝朗/三平 恵子/井川 花林/加順 遥/坂田 三太郎/下井 顕太郎

【あらすじ】

福岡県にある、とある地方の小さな新聞屋でのお話。

早くに亡くなった両親の遺志を引き継ぎ、経営難ではあるものの、何とか一人で切り盛りしている笑子。
そしてそこでは、色々な事情を抱え集まってきた若者が、住み込みで働いていた。
はちゃめちゃな住人達ではあるけれど、なんだかんだ皆で楽しく暮らしていたある日、事件は起こる。
それまで支えてくれていた皆が、口々に辞めて出て行くと言い出したのだ。
何とか阻止しようとするも、皆の意志は固く・・・。
小さな新聞屋で起こる、ドタバタ物語。
果たして皆が辞めると言い出した本当の理由とは・・・。

『ねぇ、あの頃んごと、いつかまた皆に会えるやか。』




こんなに泣くつもりなかったのに。という観劇でした。

エダカヨさんのお芝居は人がいーっぱいいて、
いつもわちゃわちゃしてて
いろんな会話が飛び交って。
そうこうするうちにみんなの気持ちに気づかされて。
それがとーってもやさしくてあったかくて、泣けてしまうのだなぁ。
あと、方言がね。最初のうちは何言ってんだかわかんなかったりするんだけど
聞いてるうちに慣れてきて、劇場出る頃にはちょっとうつってる。
そういうのも「なつかしい」気持ちに拍車かけてるんだろうな。

隣にいるひとの体温を感じる。
温かい、人のぬくもりを見るような。
そういう当たり前のことに気付かされる台詞があったりして
帰り道は道行く知らない人にも血が流れてるんだよなあとか
電車でぶつかってきた嫌な人も物体でなく人なんだよなとか
会社の意地悪なあの人にも感情や考えがあるんだよなとか。
やさしいようなやわらかい気持ちになったりしました。

ヤクルトの人の、女子の意味のない会話の真似事がインパクトありすぎて笑えた。
的確すぎる。
そっか、女は共感して欲しい生き物なのか。
そして普段の返答と今日の違いがよくわかってここ、面白かった。

彼女をここから連れ去る男がさ。
いとしい彼女とようやく一緒に暮らせるようになるのに
幸せそうで寂しそうなのがよかったな。

暗闇の中でかかる曲が、桜の季節のような雰囲気で好きだった。
あと、最初の方で窓の外の日が落ちるような時間の経過があって
その夕暮れがとてもきれいだったな。
懐かしいと思えるのは
見終える頃には自分もこの家族とか人の輪の中にいたような気持ちになってるからかもしれない。
人の出入りも多かったけど、ずいぶんとお茶も出てたな。
あと、エダカヨさんのグレーのジャケットもかわいかった。

次も見に行けるといいな。

パン屋さん。

2014-01-26 | パンのこと
渋谷で芝居見た帰りに寄り道。
18時始まりだと寄り道も出来る時間に終わるのでありがたい。

ゴントラン シェリエ 東京。

クロワッサンダマンドとクイニーアマン。


スコーン2種。チョコと抹茶


おいしかった。
好き。