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(写真 ミャンマー・マンダレー地方域 バガンにて)
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●水と大地を司る蛇龍神ナーガ、豊穣の祈りが描かれる
(写真 カンボジア・タケオ州にて)
5月下旬、ミャンマー・バガン滞在中に出会った”綱引き”の光景。子供たちの”夏(暑季)休み”のイベント及び”雨乞い”の儀式としてミャンマー各地で行なわれる季節の風物詩です。
アジア圏では、同様に”雨乞い”由来と考えられる(既にその由来の記憶は薄れてしまった土地も多い)”綱引き”が行なわれる場所があり、我が国の沖縄(琉球)もその一つとなります。
この綱引きの”綱”は、水と大地を司る蛇龍神”ナーガ”と同一視されるものである、という学説があり、”乳海攪拌(ヒンドゥ神話)”のことなどが頭に思い浮かび、興味が大きく広がっていきます。
ちなみにバガンでは、この綱引きの翌日に一日を通してのまとまった量の雨が降りました。綱引きに参加した人たち・子供たちは、この日のことを楽しい想い出として記憶し、またお祈りの力を信じることでしょう。そのことが素晴らしいと感じます。