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気ままに

大船での気ままな生活日誌

大船商店街は元気

2006-10-05 10:41:58 | Weblog
華やかな巨大商業施設、川崎ラゾーナのオープンの陰で、ひっそりとしている、近くの商店街を歩いていて、ふと、我が町、大船の商店街を思いました。

大船の商店街はとても元気です。いつ行っても、平日の午前でも午後でも、まして、土日は、人人人で、いっぱいです。上野のアメ横のようです。お店のお兄さんに聞いてみました。なんで、いつもこんなに混むんですか、・・・安くて、品がいいからだよ。お客さん、わざわざ遠くから、電車乗って来るんだよ。・・・とくに、このコーナーは、いつも、ごったがえしています。魚、野菜、果物を買う人が、長い列をつくっています。私も、ときどき、ここで、お刺身を買ったりします。

お店の数がすごいです。何百とあります。業種もほとんどそろっているのではないでしょうか。食料品は鮮魚、肉、野菜、果物、お総菜、お弁当、お菓子、お酒、パンと、なんでもござれです。洋品店や靴屋さん、本屋さんもあれば、床屋さん、マッサージ屋さん、麻雀屋さんもあります。さらに、飲み助にはこたえれないほど、居酒屋さんがたくさん、あります。喫茶店もスナックも。それぞれの業種ごとに何十軒とお店があり、おまけに、空き地には露天商の方が陣をはっています。これだけ競争があれば、安くならざるを得ません。お客さんが来るはずです。

ごった返している商店街、私はこれが大好きです。私は、今、仕事をしていませんが、毎日のように、大船駅を使い、鎌倉方面か湘南方面(たまには横浜方面)に「通勤」しています。その帰りには、遠回りになるのですが、買い物がなくても、わざわざ、この商店街をぶらりぶらり散策して帰ります。とても気分がいいのです。お店の人の、今日は安いですよ、1000円のさしみ800円でいいよ、とかの若い衆の(おじさん、おばさんもいますが)生きのいい声が飛び交い、肩と肩がふれあうような、人混みの中を歩いていると、安心するというか、懐かしい感じというか、よく説明できないのですが、いいのです。「3丁目の夕日」でしょうか、私らの世代の心の奥に隠れてしまっている、子供時代の心を活性化するのでしょうか。

商店街を歩いている人を観察していますと、とくに平日はお年寄りの方を多く見受けます。お店の人と楽しそうに話しをしていたり、いくつかの椅子を用意してある、親切なお店のところでは、「井戸端会議」をしているのをよく目撃します。買い物だけではなく、人と人とのふれあいを楽しんでいるのだ思います。

シャッター街化してしまった商店街を活性化するため、屋台のようなお店をたくさんつくってお客さんを呼び戻そうという運動を、紹介しているテレビ放送をみたことがあります。これも、人と人とのつながりを重視した作戦です。奇しくも、最先端をいく、川崎ラゾーナのコンセプトと同じです。ラゾーナはスペイン語の組み合わせで、土地と社会、人と自然、人と人のつながりを表しています。

大船商店街は、期せずして、こういうコンセプトをもつようになり、人が人を呼ぶようになったのではないでしょうか。このまま、変わらないでいてほしいと、私は思っています。









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