まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

お母さんのユーモア

2006年01月27日 | にこにこ
「ええなあ、なあ、ママ!」
「そやねえ、かっこええねえ!」
「すごいなあ、ママ!」
「ほんまほんま、すごいわ!」
「おはなも、おほしさんも、みんなきれいやなあ!」
「電車さん、よろこんでるやろなあ、きれいにしてもろて!」
「うん、きっとよろこんでるわー!」
「ほーら、出発するよー!」
「でんしゃさん、バイバイ!こんど、パパもいっしょにのるわな!」
「パパ、乗ってくれへんかもよー。そんなもん、中に乗ってしもたら、絵描いてようと、描いてまいと、みんな一緒やー、言うて。はっはっは!さあ、ほんなら○○ちゃん、いこか・・・ママ、さむーなってしもたわー。冷え冷えやあ、ママ、アイスになってしまうわあ
「うん、いこいこ!でんしゃ、いってしもたなあ・・・」
「そらそやわあ、○○ちゃん、ずーっと電車さん、ここに停まってたら、お客さん、怒りはるやんかあ。」
「ほんまやあ、ぼくとママもしゅっぱつやあ」

 大阪の、ある私鉄の駅でのことでした。寒いホームに立って、お母さんと二人で停車中の電車を眺める男の子 3歳くらい、だったでしょうか。どうですか?ほのぼのとしませんか?すてきな話ですよねえ。お母さんの雰囲気が見えるようでしょう?
 どうもその私鉄では、何両かの車両にはお花畑や、星空などの絵が描かれていて、スポンサーの名前が描かれています。どの時間の、どの電車にその車両が当たるのかはわからないようで、偶然、ラッキーにもその車両を目にすることになった親子が、じっくりと眺めた、ということだったようです
 
 私の大阪話も、これで4回目でしょうか?
毎回、大阪話は好評ですが、私は今回のこの親子の会話も含めて、大阪特有のユーモアのセンスには敬服します

 今、世の中は何度目かの漫才ブーム。東西たくさんの芸人さんが活躍していますが、きっと彼らの家庭、特にお母さんは、ユーモアのセンスに溢れ、笑いの絶えないご家庭だったのでは?と思ってしまうのです
 そう言えば・・・今朝の出来事(私は水曜日の夜から、今日の夕方まで、大阪の実家に行っていました)。
 母がキッチンで、朝ご飯の支度をしていました 冷蔵庫を開けては何かを出し、また「あっ、忘れた!」と言ってまた開ける・・・その繰り返しです。実家の冷蔵庫は、2,3年前に買い換えたものですが、ドアが開けっ放しになっていると合成音的な女性の声で「ド・ア・が・開・い・て・い・ま・す」とアナウンスが流れるのです。
 そして、何度目かに、「あっ・・・」と言ってドアを開け、出したものを持って流しに向かったとたん、あの電子音の女性の声が!
 すると母は・・・「ハイハイ、ありがと!せやけど、あんた何遍も何遍もうるさい人やねえ。たまには、違うこと言うてみなさい!私、ああたが同じことばっかり言うの、もう飽きてしもたわ!」と言っているのです。もちろん、私がドアを開け放した洗面所から、その声を聞いているのも知らず・・・
 私は思わず吹き出してしまいました。なぜなら、私の母は少々「天然」ではありますが、とっても真面目な人で、まさかそんな独り言を言うなんて想像もしていなかったです

 ちなみに、主人の母は生粋の大阪の商家の娘です 言葉も、たんなる大阪弁ではなく、未だに島之内ことばと呼ばれる、商家のことば遣い・・・まさにこの母は、口を一度ひらいただけで、あっちこっちに笑いの花を咲かせます
 「なあ、まどかさん、○○さん、知ってはるでしょ?・・・・ほら、あの1歩進んで2歩下がる人なあ」えっ?私もすかさず「お母さん、1歩進んで2歩下がったら、ちっーとも前に進みませんやん!転進ですよー。」と応戦。

 お母さんが明るいこと、お母さんが楽しいこと・・・ 本当に、子どもにとって大切ですね たとえ幼くとも、いえいえ、幼いからこそ、子どもは家庭の雰囲気、空気を五感で感じて生活をしています 家庭のありかたは、子どもの人間形成に大きな影響を及ぼします。笑いの絶えない家庭、ユーモアのセンスに長けているパパママ・・・きっとそんな家庭には、豊かな感性を持った、あたたかくて明るい子どもが育つでしょうね

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