まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

サンタクロースがいても、いなくても

2008年12月23日 | にこにこ
 「サンタクロースはいるの?いないの?
毎年、この時期になると、ちょっと大きくなった子どものいる家庭では、こんな話題が持ち上がりますね

 じつは我が家では、サンタクロースの「後ろ姿を見た」と、真剣に言い張るメルヘンチックな息子がおりました。
 当時は、すっかり兄に右に倣え!の妹も、うんうんうん!と横で神妙にうなづく・・・
 ですから、我が家の場合、こんなふうに説明をしていました。

 「サンタさんはね、10歳まではプレゼントを届けてくれるのだけれど、世界中の国々では毎日、どんどん赤ちゃんが生まれてくるでしょう。だから、増え続ける子ども達全員にサンタさんがプレゼントを配って回るのは不可能なの それで、11歳になったら、サンタさんからのプレゼントはもらえなくなるのよ
と説明をしていました。
 そう、サンタさんは「いる」のです ただ、プレゼントをもらえる権利は、より小さな子達に譲っていくものなのよ、というお約束、ですね

 彼らが、いつまで「サンタさんはいる!」と信じていたのか?ということを確かめたことはありません 実際、そんなことを確かめる必要などないでしょう。私は、心からそう思っています
 
 要するに。
サンタがいると信じていようが、サンタなんていないと豪語しようが、その子に、ほのぼのとした夢のある発想や思考があれば、その子にとっての「クリスマス」は、とても豊かで、あたたかいものに違いない!そう思います
 家族との楽しい時間、クリスマスらしい食事、クリスマスツリー、プレゼント・・・そんな愛情に溢れた両親のお膳立ての前に、子ども達のクリスマスは、ほのぼのとした思い出となる・・・

 私は、幼い子どもに、「サンタクロースというのは、4世紀頃のキリスト教の司教「聖ニコラス」が起源で・・・」などと、わざわざ教える価値を見出してはいません
 なぜなら、サンタクロースは、子どもとって、いえ、世界中の人々にとっての「一つの夢」だと思うのですよ

 キリスト教国家でない日本では、一部のキリスト教信者や、キリスト教をベースにしている学校以外では、クリスマスそのものがあまり意味深いものではなく、あくまで一つの「楽しい冬の行事」です。
 パパサンタさん、園長先生サンタさん、ボーイフレンドサンタさん、トナカイのそりでやってくるサンタさん、サーフィンしながらやってくるサンタさん・・・すべてのサンタさんが、待っている人々にとって、心温まる、幸せな気分にさせてくれる存在であることは確かです。

 サンタさんを信じる子ども達・・・少し成長してくれば、「???」と思うようになるのは当然のこと。
 でもね、私は、常々、「子どもらしい」と「幼稚、稚拙」とは異質のもの、だと考えています。
 年齢相応の能力があり、精神的発達は十分にしていながら、思考がユニークだったり、発想が豊かだったり、愛らしさに置き換えられるような子供っぽさがある子は「子どもらしい子」。
 それに対し、理解力が比較的低く、よって思考力も貧弱で、論理的に物事を考えられない子は「幼稚な子」。私は、そういうふうに定義しています。

 すべての子ども達、ご家庭に、それぞれの楽しいクリスマスがやってきますように

 メリー、メリー、クリスマス!


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