まどか先生の「ママ達のおやつ」

ママの笑顔は、我が子が幸せであるためのママ・マジック。ママが笑顔であるために、この「おやつ」が役立つことを願っています!

長い爪の思い出

2006年03月14日 | にこにこ
 せっかく桜のつぼみも膨らんだのに、またまた寒波到来です。やっぱり、お彼岸までは、寒い日もやって来るのですねえ
 じつは今週末、娘が高校の卒業式を迎えます 大学受験を終えて、娘はまさに今、春爛漫 

 さて、そんな娘は先日、お友達のお家で、幼稚園の頃に親しかったお友達のお母様にお目にかかったのだそうです。受験の話や、いろんな思い出話をした後、そのお母さんが娘にこうおっしゃった、というのです。
「Mちゃん、あなたのママのお爪、今でもきれいなのかしら? 私ね、あなた達の送り迎えをしている時ね、いつもとても素敵だなあって見ていたのよ、あなたのママの爪。小さい子供がいるのに、いつも本当にきれいに爪の手入れをなさっていてねえ。とっても長い爪をしていらしたのよ。そしてね、ものすごくきれいな色のマニキュアを塗っていて・・・何だか、私までウキウキしたものよ!

 じつは、今、私の爪はとてもとても短く、ほとんど手入れらしい手入れもしていません 昨年いっとき、ちょっと爪の手入れをしたこともあったのですが、結局は年をとったせいか、少し伸ばすと爪がわれてしまうんです そうなると、台無し

 それにしても・・・私はこのママのお言葉を聞いて、久しぶりに当時のことを思い出しました 二人の子育てに四苦八苦していましたねえ 主人は頻繁に海外出張をしていて、どんなに主人に子供への気持ちはあっても、物理的にはそれは叶わず、ほとんど子育ては私一人がしていたように思います なかなか落ち着いて、いろんな相談をする時間もありませんでしたし・・・

 そんな時期、少しは子供達の手も離れたので、爪を伸ばし、きれいな色のマニキュアをぬることが、最高の癒しの時間、だったように思います
 どんなに育児に疲れたなあ、と思っても、それでも私は自分の時間が欲しいと熱望するタイプではありませんでしたし、やっぱり私の望み自体が「常に子供達の母でいたい」と思っていたのです 
 そんな私にとっては、「爪の手入れ」は、夜子供が寝たあとの一人の時間にできる「贅沢」でした

 何だか、とっても懐かしく、キュッと胸が痛くなりました
コメント
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