きょう5月2日は、気持ちのよい青空でした。そこで、家人と2人で神戸の灘にある兵庫県立美術館に行ってきました。この美術館はJR神戸線の灘駅から徒歩約10分の海の近くにあります。対岸は摩耶埠頭です。
テラスに出てみると、真っ青な空に海風が吹いて、とても気持ちがよかったです。上の写真はテラスにあるオブジェ「くるくるきいろ」と摩耶埠頭です。そうそう、行く時は高槻から快速になる加古川行きに乗車し、芦屋で西明石行き普通に乗り換えたのですが、甲南山手で貨物撮影にがんばっておられるC62重連さんと285さんを“目撃”しました。ゴールデンウイークで貨物列車の本数が少なくなっており、お2人とものんびり撮影されているようでした。
さて、兵庫県美に行った目的は、特別展「写真家中山岩太 私は美しいものが好きだ。 レトロ・モダン神戸」を見るためです。
中山岩太(1895-1949)は日本の芸術写真を確立した一人で、東京美術学校卒業後、ニューヨークやパリに渡り、帰国後、芦屋で「芦屋カメラクラブ」を創設。また、神戸大丸の写真室をまかされ、ポートレートの名手としても知られました。
コマーシャルフォトも撮影するなど、その活動は幅広く、写真を趣味にする私にとって見たい展覧会でした。家人も神戸で私と一緒に10年近く暮らした経験から、神戸ゆかりの写真展を見たいと一緒に出かけました。中山は持てる技法を駆使してさまざまな写真を撮っていますが、やはり私はオーソドックスなポートレートや神戸の街を写したものが好きです。すべてモノクロで、当時の技法を忠実に今、再現したプリントもあって見ごたえ十分でした。
真剣に見て2人とも軽い、そして心地よい疲労を感じました。
お写真の好きな方はぜひ、どうぞ。
5月30日までです。休館は毎週月曜ですが、5月3日は開館し6日は休みになります。
当方は大阪生まれ、大阪育ちですが
母方の実家が神戸市灘区のため幼少の頃は
神戸の街が休日の遊び場でした・・・
生まれは灘区の酒蔵の横にある産院ですし
両親が商売をしていたため、小学生時代の
夏休みは神戸の母方の実家に預けられておりました・・
朝から麻耶山麓の神戸高校の山に入り、昆虫を追いかける毎日を過ごしておりました。
西灘の浜、王子動物園と思い出が一杯あり
神戸の街は今でも好きな場所ですね・・・
だから、休日は「甲南山手」に足が向くのかも知れませんね・・(^^)
本文と話が逸れまして失礼しました!m(_o_)m
いやあ、神戸への熱い思い、ありがとうございます。うちの子供たちもみんな神戸生まれです。娘は中央市民病院でしたが、息子たちは阪神御影近くの産院でした。
私も10年暮らし、御影や六甲道には思い入れがあります。
道理で「甲南山手」に行かれるわけですね。
285さんとお2人で撮影されているのを見て、私も降りようかと思いましたが、嫁さん運用でしたのでメールで失礼いたしました。しかし、兵庫県立美術館のある灘駅南側も明るくきれいな町になりましたねえ。だいたい、灘駅はぼろっちい駅(そこがよかった)でしたのに、今や立派な橋上駅ですものね。
私も写真展や美術展にときどき出かけて勉強します。
絵などに詳しいわけではないのですが、よいものを見ていると、構図の参考などになりますね。それにジャンルが異なってもよい写真や絵をゆっくり見るのは楽しく贅沢な時間です。