3月のダイヤ改正で引退するJR東日本中央本線辰野支線のクモハ123-1を2月16日、京都れいる倶楽部の原型大窓ヒサシ付さん、eexpressさん、海鮮丼さんと撮りに行ってきました。
このクモハ123-1は「ミニエコー」の愛称で呼ばれ、塩尻と辰野の間を行ったり来たりしています。皆さんご承知の通り、クモニ143-1から改造された車両です。改造後27年が経過します。昨年秋、京都れいる倶楽部のmonさんとJR西日本の小野田線本山支線で同形式を撮ったことがありますが、ミニエコーと西日本の123は外観が異なります。西日本の123もクモニ143からの改造で、ミニエコーと車番も続き番号になっているのですが、貫通扉の有無や乗客ドアの位置が違い、東日本の車は1形式1両と言ってもよいでしょう。
これまで塩尻駅などで停車中を見かけてカメラに収めたことはありますが、走行シーンを写すのは初めてです。中央西線のEF64重連貨物の撮影とのかけもちだったので、時間がタイトだったことと撮影ポイントを見つけるのに手間取りました。しかし、塩尻-小野の大カーブを望むポイントを見つけ、記録できました。
1枚目は彼方からカーブをやって来る姿を、そして2枚目は手前に引きつけて。残念ながらサイドが影の側になりましたが、背後の樹木の雪化粧が美しく、満足できました。
このミニエコーもれっきとした国鉄形。長年、地域交通の大切な役割を果たした小さな電車に拍手を贈りたいと思います。
2013-02-16 JR東日本中央本線辰野支線 塩尻-小野 158M クモハ123-1
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