夜は少し寒くなり、三つボタンの上2つをかける。
相模大野の駅前は再開発のため、閉店の店が多い。松屋も間もなく閉店であり、入ってみたくなる。
牛めしの香りと味は、20年ほど前に中央線のMS駅前で食べていたころのことを思い出させる。牛めしのこのような力はたいしたものだ。
肉や汁は少な目だ。紅生姜は鮮やかな赤色で余り多く取ろうという気にはならない。 玉子は小鉢に皿が乗せられ上に置かれている。安心して小鉢に割ることができる。 豚汁は大きめの丼に、里芋、大根、人参などがたっぷり入っている。牛丼チェーン店のなかでは最も量が多いように思う。他店の豚汁と違うところは豆腐が入っていることだ。豆腐は良い感じだ。他の具は少し煮込み過ぎのようだ。 遠い昔を思い出させてくれる香りと味の牛めしの松屋が駅前からなくなるのは残念。
たまに突風が体に衝撃を与える。日がさしたり、雲に太陽が隠れたりしている。16℃
強風のためであろう、たつみ屋の階段の下のいつもの立て看板のようなメニューはなく、代わりに見本の陳列棚に紙が貼り付けられている。
豚汁は、大根、人参、ゴボウ、あげ、里芋、蓮根などで具だくさんだ。今日の豚汁は具の大きさがいつもの半分から三分の一だ。量が変わった訳ではないので、火は通り易くなったであろうが、切る手間が増えたことであろう。個人的には大きく切られて荒々しく武骨なところが気に入っていたので、少し物足りない。 唐揚げはかたく上げられ文字通りとんがったものがあり、たつみ屋の空気にひたるような感じを楽しめる。 今日の刺身ははずれである。色でなんとなく分かったが、食べてみるとぬめっとした食感だ。醤油もくせがある。