昨夜のことだ。
幕張本郷の駅のバス乗り場から、海浜幕張方向に進むと跨線橋からの坂が終わった所にある交差点突き当たる。斜め向かえのマンションの1、2階は店舗街だ。業務スーパーとかかれた看板が目立っている。交差点を渡り、右に進むとマンションの1階の不動産屋さんハウスメイトの手前に飲み屋がある。それが実日櫓[ミヒロ]だ。
表にハンバーグなどおかずになりそうなものが書かれているので、引き戸を少し開け、食事だけでも良いか確認をしてからmさんと共に入る。
お客さんは、八人ほどでの宴会、男二人の飲食。タバコを吸う方が多い。 しばらくしてから出される。その間、いくらか飲んでいるのが本当は良いのであろう。 ハンバーグはきれいな照りのある、そしてとろみのあるタレが塗られるというような感じでかけられている。ほんのわずかしょっぱいが、食堂とは違う家庭的な雰囲気がある。
小雨が降り続く。寒くはない。18℃
これまで野菜が多めなものを選んで来た。八宝菜、あんかけ焼きそば、そして、今日はあんかけ炒飯だ。あんかけ炒飯は、それに、半ラーメンと唐揚げが付きセットとなる。
ラーメンは、もやしのシャキシャキしているのに驚く。麺も生きの良いといった感じがする。汁は塩辛くあまり飲むことはできない。この塩辛さが野菜や麺を引き立てているのかもしれない。
あんかけ炒飯とは奇異なもの、もったいないものと思いながら、食べてみる。意外なことに、ごく当然のように、あるいは、既視感のようにすら感じるぐらい、何の違和感もない。強+強の調和に輝きを感じる。
唐揚げは丸い。 かじって、中をみると、変わりとんかつのように、鶏肉と香辛料かなにかが層になったような感じで上手く丸められているのが分かる。鶏肉のクセは無く、皮の脂分のねっとり感を最大限楽しませてくれる。
満腹となる。