辰巳駅から東雲に続く橋は、寒くはないが、かなりの強風で雨も混じっている。 強風用の傘の骨はかなり反り、緩んだ傘の布はバタバタと小刻みに大きな音をたてて激しくはたかれるように動く。 先日は折れなかったと思っていた折りたたみ式の傘の骨は後で折れていることに気づいた。 今日はなんとかもっているようだ。 ここをよく通る方は恐らく何本も傘をだめにしたいるのであろう。傘はたたまれたままで、さす人は他にはいない。
桜並木はそれ程風はなく、つくしや桜のつぼみを見る余裕ができる。
晴海通りでは東京マラソンのランナーが風雨のなか黙々と走っている。
ネプチューンでは4/5まで丼フェアが開催されている。新作の焼き肉丼を頼む。 ご飯の上にモヤシが敷かれその上に3種類の肉が十分な量乗せられている。 牛はこれまでネプチューンで頼んだ牛の中で最も気に入った。のんびりと噛み続けているとこれだこれだという牛の旨みが現れる。牛の下のご飯は牛の脂や香りにまぶされたようになり、これがたまらない。豚も豚らしい良い味だ。鶏は七味を少しふり、これもなかなかよい。タレはありふれたものではなく、辛くなく塩辛くなく、控えめで肉の邪魔をしない。 この瞬間、何百人何千人の人が、どこかで焼き肉丼を食べているであろうが、この焼き肉丼にはかなわないであろう。究極の焼き肉丼と言っても良いと思う。