イラン革命のさなか、首都テヘランには5000人のKGB要員が集まり、親ソ政権の設立を目指しているーーと伝えられました。私は中東の歴史や民族性・文化に詳しく、アラビア語の名人と言われた、ジェイムズ・エイキンズ元サウジアラビア駐在アメリカ大使をロスアンジェルスの事務所に訪れ「イランが親ソ政権の国になると心配している人がけっこういるが、どう思われますか?」と尋ねました。氏は即座に「それは絶対にない」と断言しました。
こんな重要な問題を、そう簡単に「それは絶対にない」と断じてよいものかと思い、「その根拠はなんですか?」と聞きました。エイキンズ氏はあっさりと「なぜならロシア人はケチだからですよ」(Because Russians are stingy)だからですよ。まさに単純明快・目からウロコの一言でした。「今のお言葉をそのまま放送していいですか? ミスター・エイキンズはこういった、とお名前を出していいですか? と聞きました。
「ああ、いいですよ。どうぞどうぞ」ということになりました。今までに行ったインタビューの中で、最も単純明快で、最も分かりやすい言葉でした。
これだけでは説明不足でしょう。氏の断定の根拠にある、過去の経験等について、次回にもう一度語らせていただきます。
こんな重要な問題を、そう簡単に「それは絶対にない」と断じてよいものかと思い、「その根拠はなんですか?」と聞きました。エイキンズ氏はあっさりと「なぜならロシア人はケチだからですよ」(Because Russians are stingy)だからですよ。まさに単純明快・目からウロコの一言でした。「今のお言葉をそのまま放送していいですか? ミスター・エイキンズはこういった、とお名前を出していいですか? と聞きました。
「ああ、いいですよ。どうぞどうぞ」ということになりました。今までに行ったインタビューの中で、最も単純明快で、最も分かりやすい言葉でした。
これだけでは説明不足でしょう。氏の断定の根拠にある、過去の経験等について、次回にもう一度語らせていただきます。