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石破さん、準備期間は十分にあったはずです

2018-09-07 12:26:17 | 3年後があると思わないで!
 北海道の大地震の影響で、8日に予定されていた自民党次期総裁選挙用の討論会(日本記者クラブ主催)が中止になりました。ただでさえ安倍圧勝と予想されていた選挙ですから、これで一般の方々の関心はずいぶん薄らぐことでしょう。日本の民主主義にとっては大きな痛手です。

 それにつけても、ここまで一般の関心を薄れさせた最大の原因は、石破茂候補の「メッセージ性の希薄さ」でした。「もし総理総裁に選ばれたら、自分はこういうことをやる。安倍さんは6年間、この困難な時代をみごとに乗り切ってこられた。多くの国民の気持ちも私と同じだろうと思う。しかし「四時の序、功をなす者は去る」という名言もある。人心が一新される効果もあるだろう。私が何年も心に描いて来た抱負というのは、こういうものだ(具体的に)。それが皆さんの共感とご支持を得ることを心から願っている。共に日本をより強固で安定した国にするために、頑張ろうではないか。世界にはまだまだ飢餓線上をさまよっている国がたくさんある。その国々の人々が少しでも安定した生活が送れるように、先進国の一つとして日本も力をつくすつもりだ。ともによりよい明日にために頑張りたい」というようなメッセージをもし10日前に発表していれば、状況は相当に違っていたでしょう。
 石破さんは、「準備期間が不足していた」と感じているようですが、冗談ではない。準備期間は6年間もあったのです。その間に、国民を感動させt、共感を呼ぶ言葉のひとつとして発することができなかった。ご自分の限界を悟り、「3年後に希望を繋ぐ」などと考えないことです。