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View of the World

世界と日本をつなぎあなたと世界を近づける

胡瓜・胡桃・胡椒そして胡姫?

2018-07-01 15:54:46 | 読書
キュウリ・クルミ・コショウとカタカナで書かれたものの共通点を探すとなると、ちょっとむずかしいかも知れませんが、こういうふうに漢字で書いて見ると、共通点はたちどころに見つかります。三つとも頭に「胡」という字が入っています。昔の唐帝国の都長安(今の西安)などには、それこそ世界中から珍しい食べ物や飲み物、衣類、人々などが集まりました。一大国際都市でした。その中で「胡」と呼ばれた地域から来た食べ物として、胡瓜や胡桃、胡椒などは珍重されました。「胡」というのは、なにかエキゾティック(異国風)なものを連想させる響きがありました。地域としてはペルシャや小アジアといった感じでしょうか。では今回見出しに加えた「胡姫(こき)」はどうでしょうか? けっして西方から来た「お姫さま」ではありません。ペルシャ方面から来た、青い目をした酒場のホステスです。大詩人李白なども、こういう美女を相手に酒をあおっていたらしい。長安にはそういう店がたくさんあったそうです。

クイズへのお答え:胡麻と林檎の共通点は?

2018-07-01 10:37:39 | 読書
今まで片仮名で書いていた食べ物を急に漢字で書きました。戸惑われたかも知れません。胡麻という言葉の入った日常的日本語はいくつかありますが、なじみの深いものとしては「ごまかす」「胡麻をする」「ごますり」などが有名です。かつて植木等が「日本一のゴマすり男」という映画に出演し、その中で歌った主題歌がヒットしました。それまで、「ゴマスリ男」というのは権力者に媚びへつらう「いやな奴」「卑劣漢」とみられてきましたが、ここまであっけらかんとゴマスリを奨励されると、ゴマすり野郎も昇格し、「経営学でブームを巻き起こしても自分の会社をつぶしてしまう大学教授よりも、「ゴマすり学(?)を世に広めた青島幸男・植木等のほうがよほど「実学」に通じているのではないか」と思う人も出てきました。
 さて次は「リンゴ(英語ではアップル)です。アップルと対になって使われる最も頻度の高い表現はおそらく「アップル・ポリッシャー」「アップル・ポリッシング」です。自宅の庭で採れたリンゴを大事な先生に差し上げる学童の姿が目に浮かびます。しかしとれたてをそのままお渡しするのは失礼とあって、履いているジーンズのずぼんで丁寧にこすり磨いて(ポリッシュして先生に差し上げるというほほえましい光景です。しかしいまどきのアップル・ポリッシャーは)、そんな殊勝な存在ではありません。ときには一族あるいは一国の生存を賭けて、超実力国の独裁者のふところに飛び込み、命がけのアップル・ポリッシングを行っている独裁者もいるのです。名前は挙げるだけ野暮というものでしょう。

 廣淵升彦

クイズをも一つ キュウリとクルミとコショウの共通点は

2018-06-30 10:49:16 | 読書
前回「ゴマとリンゴの共通点」という記事を書きました。そのクイズの答えもまだ書いていない段階で、次のクイズへ行くというのは気が早すぎますが、週末を楽しく過ごしていただくためにもう一度お付き合いください。おなじみの食べ物キュウリとクルミ、それに香辛料のコショウにははっきりした共通点があります。あんまりきまじめに考えないで、気楽にいたずら心を発揮して考えてください。答えを聞けば「なんだ、そんなことか!」と思われるでしょうが、こういうクイズが国際感覚を養うには最適と思っています。
廣淵升彦


Cucumber, chestnut and pepper! Do they have something in common ? The answer is definitely "Yes". Just reach the answer with fresh oxygen in your brain.
Masuhiko Hirobuchi

ゴマとリンゴの共通点

2018-06-29 14:37:17 | 読書
このタイトルでクイズまがいの記事を書いたのが、5,6年前と記憶しています。正解を得るためには、ゴマについては日本語および日本文化についての、若干の知識が必要で、リンゴについては英語およびアメリカの学校や企業内で普段おこなわれていることについての、これも初歩的知識が必要だというヒントをつけくわえました。それでも天下の秀才たちの何人かが、「降参です。教えてください!」と書いてきました。私は意地悪をしているわけではありません。こういうことで頭を使うのが、個人にとってのそしてまた、日本という社会にとっての健康にいちばんいいと思うからです。 廣淵升彦
 
What is in common between sesame and apple ?
If you have some knowledge about Japanese and American cultures, you can easily get the answer. Written by Masuhiko Hirobuchi

前回のJFKコメントへの補充解説

2018-06-26 16:06:54 | 読書
前回、ケネディ大統領に対し、「同じアメリカの青年でありながら、片方は戦場で戦い、もう一方は大学で青春を謳歌している。これはアンフェアではないか?」という記者の質問に対し、「人生はアンフェアなものだ。Life is unfair.」と即座に言い放ったJFKの言葉を、評価し支持するトーンの記事を書きました。これではご不満な読者もおられるでしょう。若干補充させていただきます。彼が言いたかったのは、「何の差別も不公正さもない社会なんて人類の歴史始まって以来どこにもない。そういうありもしない社会を望むのは理想論であり、政治家にそんな社会の実現を期待するのは間違いだ。もっとリアリズムに徹した議論をしようではないか」ということだったと思います。この話は今後も折に触れ取り上げたいと思います。
  廣淵升彦

JFK's famous word: "Life is unfair." In America, both journalism and public showed positive reaction to this comment. In Japan, this word itself is not so well known. It is perhaps because journalists themselves do not understand the true meaning of this maxim. Written by Masuhiko Hirobuchi