カッコよさで選んだ政治家が災害対策で見せた無能ぶり

　「週刊新潮」の最新号（１０月２４日号）で高山正之さんが鋭くこのテーマを取り上げています。氏はなぜ千葉県の復興が他県にくらべてかくも遅れたのかを指摘し、その原因の一つは「大衆の人気取り的なことはするが、具体的な災害対策は何もしてこなかった森田健作知事の無能さにあった」と言い切っています。人々がうすうす感じていたことを、ここまで言えるのはジャーナリストとしての実績ゆえでしょう。「人気投票」の恐ろしさを改めて知らせる文章です。ご一読をおすすめします。