今回の記事(7月28日と29日掲載分)についての読者のご意見へのお答え
標記の拙文について、「悠々様」からコメントがとどきました。趣旨は「この移住実験は大変な費用がかかったはず。とても一大学教授の給料で賄えるものではあるまい」というものです。ブログの読み方に習熟しておられる方は、当該記事をスクロールしてゆくと、読者からのコメントに行き当たることをご存知で、すでにこのコメントをお読みになった方もいらっしゃると思いますが、悠々様のコメントは非常に貴重なもので、私が「書き足りないな」と思っていたこととぴたりと一致しますので、ここに改めてご紹介し、私の意見を加えさせていただくことにします。
1.単数または複数の大富豪(あるいは大会社)がこの計画を「実行する価値がある」と認め、費用の全額を負担してくれる場合。これは一見あまりにも虫のよい提案に見えますが、ピラミッドの発掘調査などに、何年にもわたり、億単位の援助をしている会社があることを思えば、実現の可能性はあると思います。
2.学術的価値のある調査である旨を強調した「計画提案書」を、大学当局および教育省に提出し、相当額の「援助」を受ける。これも金額によりますが、可能性は高いと思います。
3.マスコミ・航空会社などを「協賛社」「後援社」として巻き込む。航空会社などは、空席の座席がある場合は、無償で航空券を出してくれる。
4.調査責任者である教授は、「サバティカル」(何年かに一度ある完全有給休暇)を利用して調査に当る。
その他、一見すると初めはとうてい不可能と思われたことが、どんどん可能になって行くことが多いものです。この教授はいま挙げたようなすべてをミックスして、この計画を実行したのだと思います。スケールは違いますが、私も「到底無理」と思われた計画を、企業内で実現させた経験があります。ここにご紹介したプロジェクトも、「可能」と信じることから始まった計画だと思います。
標記の拙文について、「悠々様」からコメントがとどきました。趣旨は「この移住実験は大変な費用がかかったはず。とても一大学教授の給料で賄えるものではあるまい」というものです。ブログの読み方に習熟しておられる方は、当該記事をスクロールしてゆくと、読者からのコメントに行き当たることをご存知で、すでにこのコメントをお読みになった方もいらっしゃると思いますが、悠々様のコメントは非常に貴重なもので、私が「書き足りないな」と思っていたこととぴたりと一致しますので、ここに改めてご紹介し、私の意見を加えさせていただくことにします。
1.単数または複数の大富豪(あるいは大会社)がこの計画を「実行する価値がある」と認め、費用の全額を負担してくれる場合。これは一見あまりにも虫のよい提案に見えますが、ピラミッドの発掘調査などに、何年にもわたり、億単位の援助をしている会社があることを思えば、実現の可能性はあると思います。
2.学術的価値のある調査である旨を強調した「計画提案書」を、大学当局および教育省に提出し、相当額の「援助」を受ける。これも金額によりますが、可能性は高いと思います。
3.マスコミ・航空会社などを「協賛社」「後援社」として巻き込む。航空会社などは、空席の座席がある場合は、無償で航空券を出してくれる。
4.調査責任者である教授は、「サバティカル」(何年かに一度ある完全有給休暇)を利用して調査に当る。
その他、一見すると初めはとうてい不可能と思われたことが、どんどん可能になって行くことが多いものです。この教授はいま挙げたようなすべてをミックスして、この計画を実行したのだと思います。スケールは違いますが、私も「到底無理」と思われた計画を、企業内で実現させた経験があります。ここにご紹介したプロジェクトも、「可能」と信じることから始まった計画だと思います。