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View of the World

世界と日本をつなぎあなたと世界を近づける

服部半蔵(忍者の頭領)も英会話の題材になりうる

2020-06-19 11:34:24 | 余裕のある頭
 このタイトルをご覧になって、「そんなばかな!」と思われる方が多いでしょう。しかし筆者は大まじめなのです。けっして頭が狂ったわけではありませんので、ご安心ください。昔から日本にある職業で、世界の一般大衆がいちばんよく知っているのはなんだろう? と考えてみました。筆頭に来そうなのは「サムライ」でした。しかしサムライは、はたしてヴィジュアル(目に見えるような)な存在として捉えられているだろうか? という疑問も湧いてきました。ヴィジュアルということになって、しかも世界で最も大衆的な人気のある日本人となると、ここはなんといってもニンジャではなかろうかと考えた次第です。少々連想が飛躍しすぎですが、これも余裕のある頭の産物と思ってください。

 コスギショウという在米の日本人俳優が、ニンジャ物のハリウッド映画に数多く出演し、世界的な人気者になっているということをお聞きになったかと思います。7,8年前のことでしょうか。私は彼の映画は見ていませんが、テレビでその一部が紹介されました。九字を切ってなにやら呪文らしきものを唱えると、彼の演じるニンジャの姿が錐もみ状になって地面にめり込んでいく土遁(どとん)の術というのが印象的でした。ほかにも水遁の術や、火遁の術を使うシーンもあるそうです。
 これを見た心素直な大衆はすっかり感服し、熱烈なニンジャ・ファンになり、次回作を楽しみにするようになったそうです。ニンジャに会えると思って日本にやって来たのに、もうニンジャはいないと知らされてがっくりきた観光客もテレビに映ったくらいです。

 さてこれほど人気のあるニンジャですが、その実態についてはほとんど知られていません。知られているのは荒唐無稽(こうとうむけい)な娯楽作品の超人的なヒーローの姿だけです。そこで地味だけれど実像に近い忍者の姿を英語で語るというのはどうでしょうか? 忍者ということになると、なんといっても一番有名なのは服部半蔵でしょう。彼を題材にして、忍術には伊賀流と甲賀流の二大流派があること、伊賀者の大ボスである半蔵は、徳川家康に重く用いられて、一万石を与えられ、江戸城の一角に屋敷を賜り、その近くの門には半蔵門という名が付いていることなどを語ってゆくだけで、結構英会話力はついてくるものです。ストーリーを準備し、使う英語を事前に調べ、ノートに書いておくことをおすすめします。

落語・コメディ・歌謡曲

2019-12-22 11:32:11 | 余裕のある頭
 どうも最近の世論というのは「硬直している」ように見えませんか? 余裕のある頭で発想を自由自在に広げて考えれば、思い浮かぶはずがない意見、口にするのも恥ずかしいような意見が堂々と(?)大メディアに載っています。とくに安全保障に関する意見に硬直ぶりが目立ちます。具体例を挙げなくとも、どういうことを指しているのかお分かりでしょう。
 ではこの硬直ぶりは、どこから来たのか? なぜ発生したのでしょうか?

 独断と偏見を百も承知で考えてみました。

 思うにこうした人々は、まだ十代の頭が十分に柔らかい時期に、ひたすら受験勉強に明け暮れていたのではないでしょうか? 落語などは勉強の妨げになるとして聴かず、森繁久弥や三木のり平が大活躍する「社長シリーズ」、植木等の無責任男シリーズなどは「下らぬ」として一本も観たことがなく、石原裕次郎、鶴田浩二、島倉千代子、ディック・ミネ等の歌も聴かず、ひたすらキャリア官僚を目指して法律の条文を暗記するような青春を送ってきた人のなかに、どうにも話が「全く面白くない人」がけっこういるものです。
 彼らは日本のエスタブリッシュメントを目指し、国民に奉仕しようという心を持っているのですが、いかにも視野が狭く、ユーモアのセンスを欠いています。

 硬直派のもう一つは、若くして特定のイデオロギーに染まってしまい、労働組合的発想から抜け出せず、すべてを自分のドグマに合わせて見る人々です。マスコミにもこういう人はかなりいます。江戸時代の庶民大衆から見れば、なんとも「野暮な」人々ですが、世界を見渡せば野暮な国家というのはかなりあります。そしてそういう国家がまた「大好き」という日本人も多いことはたしかです。

 彼らが遠ざけてきた落語を大いに聴き、下らないと見下す前に社長シリーズでも観て、人生の哀歓が分かる人、もっと「粋な人」が増えてくれば、日本はずっと安全で楽しい国になるのではないでしょうか?