田中眞紀子(シンガー・ソング・ライター)

ピアノの弾き語りで活躍する田中眞紀子のブログサイト。ホームページはブックマークから。

8月11日アピア(その1)

2006-08-14 04:17:08 | Weblog
まぁ、いつまでも引きずってても仕方がないので…



大竹正典


実は2月22日の私のCD発売記念ライブに来てくれたんだけど、その時のお客さん達(主に出演者の面々)にビビって、打ち上げ前に帰っちゃったんだそうだ。カルカンエコーちゃんに聞いた。で、謝りがてら彼のライブを観たいと思っていたのにタイミングが合わず、この日やっと彼を観る事ができた。
ところが、びっくりする程容貌が変わっているではないか!? もさもさロン毛だと思っていたのに、あまりにもさっぱりした髪になっていたので、ほんとに大竹君かしらと戸惑う私は、結局謝るのを忘れてしまった。
この場を借りてお詫びします。「ビビらしてごめんね。」

さっぱりした髪型のその容貌からも声からも、私にはスガシカオを彷彿とさせた。
好きか嫌いかと聞かれれば、かなり好き。
ごめん、ちゃんと歌詞を覚えてないんだけど、真っ当な所に生まれて真っ当に育たなかったというようなフレーズが出てきて、彼を見ていてそれが物凄く納得がいき、そして共感。
私もそうなんだよって。
彼のHPを覗いたら引きこもっていたような記述があったので、あら、あなたも明るい引きこもりの類なのねっと益々納得。(前にカルカンちゃんの感想で書いた)
私の一人合点ならごめんなさい。

平常の声の良さと、抑制の利いたシャウトとのメリハリが私には響く。自らを壊しにかかるシャウトだ。歌謡曲と言っていた曲をはじめ、メロディも美しい。
立って`居る’のが精一杯なステージだが、その無骨さが意外と小池真司的発展の可能性を匂わせる。

大竹君、もしこのブログ読んでくれたら、コメントにさっきの歌詞の正しいのを書いてくれないかなぁ。この数日、思い出せなくて気持ち悪いんだよぉ。



あやはことり


詳しくは私の7月14日の日記をご参照頂きたい。

詩編を一つ語ったてから挨拶を入れた所で、私は「読んだな」と腹の中でニヤリとしたんである。
で、この日のあやはことりの部屋は、メトロノームを持ち込んで4拍子を刻み続けながら流れ続けた。
後半、鳥かごに入れた白い紙の束をばらまきながら詩編を語った後、MCが入りました。
「田中眞紀子さんのブログに紙を片づけるのもパフォーマンスにしたらどうかと書いてあったので…」
場内大爆笑。
あまつさえ、上の方から「どうですか~」とかパパゴンの生声まで降って来るではないか!
田中眞紀子さんは友川かずきさんにCDを買われてしまった時以来の冷や汗をかく羽目になりました。

私の真後ろで松浦キノコが、それはそれは面白そうにゲラゲラ爆笑していた。
フン…
冷や汗をかいたお返しに(誰にだ?)自慢してやるが、友川さんは「Tシャツ」を気に入って下さったとの情報をGET。来月お礼がてら友川さんのライブに伺おうかと予定。そうすると松浦キノコのライブを観る事になる。
君が友川氏を`ブッとばす’のを目撃しようではないか♪

自分がステージでどんな事ができるか、どんどん試して自分を開拓していったらいいと思うよ。
ただ気になったのは、パフォーマンスに気を取られ過ぎてか、詩編を`語る’事が軽くなってしまっていたようだった事。あくまでも`詩’が主役と現段階は思えるので、語りに重みがある方がいいかなと今回は思った。
それから`動’と`静’の使い分け、`静’の比重がもっと高い方がいいんじゃないかな。山田かまちの詩の語りは非常に効いていた。`静’としても語りとしても。
(その1、アドバイスをなるべく抽象的にする作戦)

あとはもう、好きにおやんなさい!(笑)白い紙の後始末、某パンクシンガーのアイデアを採用するかどうか、来月楽しみにしてるよ~ん!
(その2、責任を他者に転嫁する作戦)

そうそう、せっかく鳥かご持って出た訳だし、照明のあのミラーボールを廻さないであてると、ステージが鳥かごみたいになってよいんではなーい?
(その3、攻撃の矛先を他者に変更する作戦。来月同じ趣向でライブが行われる確率低し。よって採用されない予想。但しこの矛先変更は挑戦的無謀。)

確かにもっと色々な詩を聞きたいけど、詩は無理して作らない方がいいんでない?無理に作った詩は寿命が短いもんだよ。
ステージは毎回挑戦していいと思うけど、詩は日々の暮らしや流れから自然に生まれるものでいいよ、きっと。



アタシゃ人のライブの感想で、なんでこんなにエネルギー使ってんのかしら。
疲れたから、続きは後日。










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3 コメント

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Unknown (チバ大三)
2006-08-14 14:17:50
「育ちが良い家庭で、良くは育たなかった」だっけ?

あそこ良かったね。



作戦練って来たか!?(ヤラレタ…)
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Unknown (大竹正典)
2006-08-15 03:05:16
しっかりチェックさせていただいておりますよ。



記念ライブのときはビビってすみませんでした。でも打ち上げのときより自分の歌を眞紀子さんに見られる方がよっぽどビビリましたよ。



ご意見、ご感想ありがとうございます。眞紀子さんのみならずチバさんまで!もっともっと褒めて貰えるよう頑張ります。ホント、頑張ります。

歌詞は「常識的な家庭に育ち常識はずれに育った」です。

眞紀子さんのことですね。きっと。そうに違いありません。
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Unknown (眞紀子)
2006-08-15 06:54:56
チバ君、大竹君、コメントありがとう!



歌詞、笑っちゃったぁ。私のと三人合わせて最悪な伝言ゲームだよね。

まぁ、`ある事柄’に対する各自各様の表わし方という事かもしれないけどね。



>チバ君

ここは痛み分けって事でひとつ宜しく。

ことりの次回は9月20日で、火取ゆきとブッキングです。テケタも出る。



>大竹君

「常識はずれに育った」が一番ダイナミックな表現だな。

お互い、こうなりゃ盛大にダイナミックにはずれてやろうではないか!
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