ケーキで幸せを
今年もお隣の奥さんから手作りケーキをいただきました。カミサンと二人で静かにクリスマスの夜を過ごそうと思っています。
ところが、必ずカミサンは、むかし給料がまだ少なかった頃、なけなしのお金をさらえて、爺が仲間たちと札幌ススキノへ飲みに行った話をします。
もう昔の話というのに、キャバレーやクラブの女にお金をつぎ込んで自分だけ楽しんできたと嫌味を言います。
ところが、必ずカミサンは、むかし給料がまだ少なかった頃、なけなしのお金をさらえて、爺が仲間たちと札幌ススキノへ飲みに行った話をします。
もう昔の話というのに、キャバレーやクラブの女にお金をつぎ込んで自分だけ楽しんできたと嫌味を言います。
お金がなくて子供たちとつらい思いをしてきたからと思ってますが、この話はどうやら死ぬまで言われそうです。
言われても仕方がないが、もっとかみさんや子供たちに気を使っておけば、ここまで言われなくても済んだのにと、今更ながら悔いが残ります。
カミサンがこの話をするたびに、お隣さんから頂いたケーキが、のどに詰まりそうになります。
言われても仕方がないが、もっとかみさんや子供たちに気を使っておけば、ここまで言われなくても済んだのにと、今更ながら悔いが残ります。
カミサンがこの話をするたびに、お隣さんから頂いたケーキが、のどに詰まりそうになります。