つれづれなるままに

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散歩で見た花(1)

2022年07月21日 | Weblog
自分は生来の「花音痴」と自覚している。

近年はスマホのカメラが著しく進化したので、公園や散歩の途中に見つけた花を写真に撮り、野山のハイキングなどで私よりは遥かに花に詳しい連れ合いに花の名前を尋ねたりすることが増えた。
最近は写真に撮った花の画像をネットで検索すると、直ちに花の名前は勿論、名前の由来や花の属性などを詳しく教えてくれるサイトやアプリがいくつか存在する。
そこで、「えっ!、こんな花のことも知らなかったの!?」と笑われることは厭わず、調べた結果などをブログのネタとして時々アップしてみようかと思う。

今朝の散歩で見つけた花は「メマツヨイグサ」と「ハツユキカズラ」である。

1)メマツヨイグサ(雌待宵草)


メマツヨイグサは北米原産の外来種で、道路端や荒れ地に生えるそうだが、今朝見た花も誰も世話をしなくなった歩道上の花壇の跡地(?)に咲いていた。
メマツヨイグサを含めてマツヨイグサの仲間はいくつもあるらしい。白い花のツキミソウ(月見草)もその一つだとか。

「待宵草」という名の花の存在は知っていたが、”この花がそれ” と自信を持って言うことはできなかった。
そして、「♬ 待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ ・・・」で有名な歌曲「宵待草」が「待宵草」と同じ花なのか違う花なのかについても勿論知識がなかった。
今日は、この唄が竹久夢二の作詞で、初めは「待宵草」という題名だったのが、途中から夢二自身の筆で「宵待草」に書き換えられたということを知った。従って、どの種類のマツヨイグサかは分からないが、この唄の花が待宵草であることは間違いないだろう。

2)ハツユキカズラ(初雪葛)


この花は近所の家の庭と道路の境界に咲いていた。連れ合いによれば、街中でも多く見かけるとのこと。
夏の盛りに初雪もないものだと思ったが、葉の白い部分を初雪に見立てた名前だという。
花言葉は「化粧」、「素敵になって」。
これは昔からある「テイカカズラ」の園芸品種で、「テイカ」とは「藤原定家」を指し、伝説によれば「藤原定家が愛する人のことを忘れられずにテイカカズラに姿を変え墓に絡みついた」と言われているそうである。





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