つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

パソコン修理の記

2006年02月13日 | Weblog
息子が廃品にすると言うノートパソコンを引き取りました。
旧型になった上に、SPACEキーが勝手に断続的に入力される現象が頻繁に起きるので買い換えたとのこと。
当初は、勉強のために分解し、HDDだけでも取り外そうかと思っていたのですが、調べているうちに惜しくなりました。確かに型は古いものの、キーボードさえ問題なければ、パソコンとしてまだ使えそうなのです。
そこで、手探りでキーボードを取外し、SPACEキーの接点付近を清掃できないか試してみることにしました。

①は分解前のパソコン SHARP Mebius PCMJ720Rです。
キーボードの外し方は比較的簡単に分りました。②の位置に爪があったので、これを押し下げて、Intelのマークのある細長い板を横にスライドさせたら簡単に外れました。これを外したら、③のようにキーボードを外すことが出来ました。
④のようにキーボードを裏返すとフィルム状のフラットケーブルでパソコン本体と接続されていました。
初めはこの状態で目視で異常を探したのですが、埃以外は見つかりませんでした。
故障の状況から、何か導電性のごみでも挟まっていないかと良く見ましたが、それらしきものはありませんでした。


そこでキーボードを完全に外すことにしました。
⑤は接続部分の拡大写真です。このコネクタを外すことにしました。
ケーブルの先端に一方のコネクタが付いており、本体側にも受側のコネクタがあると思ったのですが、⑥の円内のパーツで、剥き出しのフラットケーブルを挟んで固定する構造でした。
⑦は取り外したキーボードを裏から見たものです。円内がフラットケーブルです。
先端は折り曲げられているだけで、コネクタは付いていません。
⑧はSPACEキーのキートップと基板の隙間です。ここから導電性フィルムらしきものとその下の接点と思われる部分にカメラ用のブロワで空気を吹き付けながら、傷をつけないように、しかしできるだけきれいになるように清掃しました。
⑨はSPACEキーのキートップを外したところです。ここに弾力性のある凸状のゴムがあって、キーが押されると下に下がって導電性フィルムが接点を導通させる構造だと思われます。凸状のゴムを軽く持ち上げると隙間が出来ますので、前と同様にブロワで空気を吹きつけ、何かあれば吹き飛ばされて、勝手に導通する状態が解消することを期待しました。
これで駄目なら、壊す覚悟で、キーボードを完全にばらすつもりでしたが、取りあえずここまでで一度組み立ててテストすることにしました。

回復を祈りつつスイッチを入れ暫く様子を見ましたが、どうやら直ったようです。
現在まで、まだ丸2日ほどですが、今の所は現象は起きていません。

本当の原因は何で、何が変わって今は現象が出ないのか、まだ判断するのは早いと思います。
ただ、キーボードを取り替えれば直りそうな感触がつかめただけでも成果があったと思っています。(キーボードが入手できることはシャープに確認済みです)

インターネットを見ると、キーボードを完全に分解して導電性フィルムを取外し、水洗いして組み直したという猛者もいるようです。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (菊池)
2006-02-13 18:37:05
サカイさん、直って良かったですね、流石です。
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橋本勉強会に持ってきて~ ()
2006-02-13 18:59:33
シャープは治すのが中々難しいのです。2日ではまだ油断できません(笑)6ヶ月位前のシャープの機械が未だに不安定です。
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Unknown (サカイ)
2006-02-13 22:52:33
菊池さん、中さん 

直ったかどうか、まだ半信半疑です。

実は、橋本勉強会に教材として寄付するつもりもあったんです。それが、いじっている間に気が変わって・・・。(笑)

もう少し様子を見てみます。
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Unknown (ゆめ)
2006-02-14 08:55:36
おっ!懐かしや!メビウスさん。



我がメビウスはトラブル続きで遂に

放り投げ、中さんに拾って頂いたのでした。



復活できると良いなぁ。

祈る回復!!!!!!!!。
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