Music from Gen-dai

お気楽色の僕らのBlue

本腰

2015-07-06 11:14:24 | 80s
先週あたりから曲作り(シーケンサー)の勘も徐々に戻って来て

ようやく軌道に乗りはじめたのだが

肝心要のレコーダーへの録音の勘が一向に戻ってこない。


取説をパラパラと読んでもチンプンカンプンで

後はその場の勘に頼るのみ。

どうせ今までもこうやってやって来た訳だし

なんとかなってくれるはずと強がりをいいながらも

プレッシャーは積もっていくばかり。


Dr.Feelgoodの「A Case of the Shakes」(1980)

01. Jumping From Love To Love
02. Going Some Place Else
03. Best In The World
04. Punch Drunk
05. King For A Day
06. Violent Love
07. No Mo Do Yakamo
08. Love Hound
09. Who's Winning
10. Coming To You
11. Drives Me Wild
12. Case Of The Shakes

ニック・ロウのプロデュースによる9thアルバム。

正直言えばWilko脱退以降のアルバムは食わず嫌いだったのだが

「本腰」入れて彼らの作品を聞き込むきっかけとなった一枚。


やっぱり変化球の『Violent Love』に心を奪われるが

全編を通じてエッジの効いた「本腰」のサウンドは変わる事が無い。








今週末は再びレコーディング。

ここは、いつもは読まない取説を

「本腰」入れて熟読することから始めないといけないかな。
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迷走

2015-05-10 00:58:55 | 80s
GWの穏やかな日々は何だったのかと言いたくなるほど

バタバタの数日間。


「迷走」しながらも、なんとか歩は進めている訳で

最終的にそれが良い結果に結びついてくれれば万々歳なんだけれど。


Van Morrisonの「A Sense Of Wonder」(1984)

01. Tore Down A La Rimbaud
02. Ancient Of Days
03. Evening Meditation
04. The Master's Eyes
05. What Would I Do Without You
06. A Sense Of Wonder
07. Boffyflow And Spike
08. If You Only Knew
09. Let The Slave (Incorporating The Price Of The Experience)
10. A New Kind Of Man

スピリチャルな作品が立て続けに三作リリースされた

「迷走」期とも言えるVanの80年代初頭。

そんな数年を経て、本来の再び穏やかなVanの歌に立ち戻ったと言える1974年作品。

それでも、ところどころではやはり「迷走」している気がしなくもないが

個人的には嫌いじゃない一枚である。





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日だまり

2014-09-23 10:11:58 | 80s
年甲斐も無く最近はまっているお菓子と言えばこれ。



ザクザク食感の生地に、鳴門の焼塩と天日湖塩の

大きさの違うつぶ塩を付けてあるそうで、まさにオヤジ好みの味。



J.J.Caleの「Shades(邦題:陰)」(1981)

01. Carry On
02. Deep Dark Dungeon
03. Wish I Had Not Said That
04. Pack My Jack
05. If You Leave Her
06. Mama Don't
07. Runaround
08. What Do You Expect
09. Love Has Been Gone
10. Cloudy Day


80年代に入ってリリースされた最初のアルバムであるが

年代が変わってもサウンドの根本はまったく変わらない。

アルバムの邦題が『陰』というのも実に彼らしい。


そんな『陰』の存在の彼が時に織り込んでくるやや明るめの曲が

予期せぬ「日だまり」のようで心地よかったりする。






定番のしょうゆ味の『陰』にあらわれた

オヤジにとっての「日だまり」のような存在の銀シャリ。

近所のスーパーに常時ある訳ではなさそうなので

見つけた時にはいくつか買いだめしとかなければ。
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一つ

2014-08-06 02:47:45 | 80s

先日から驚くほどの豪雨に見舞われた四国地方。

僕の住んでいる県は幸いにも被害が少なかったのだが

様々な場所での災害の報告には正直心が痛む。


普段あまり目立つ場がない四国なのに

こういう形で注目されるのはとても残念である。


あんまり他県のことは良く知らなかったりするのだが

こういうピンチの時には四国を「一つ」のまとまりとして考える人間が多いのではないだろうか。

(甲子園の高校野球の応援の時なんて、確実に四国びいきになるしね。)



Roberta Flackの「I'm The One」(1982)

1. I'm The One
2. 'Til The Morning Comes
3. Love And Let Love
4. Never Loved Before
5. In The Name Of Love
6. Ordinary Man
7. Making Love
8. Happiness
9. My Love For You


Ralph Macdonaldとその仲間らのプロデュースによる10thアルバム。

その人脈から想像できるとおりの非常にアーバンでメロウな仕上がり。

ミュージシャンのクレジットを見れば

(Steve Gadd,Eric Gale,Marcus Miller,Richard Tee,Grover Washington,jr. etc...)

より一層の納得が得られることだろう。


彼女の代表作として本作が語られることはあまりないのだが

きっと本作を大事にしている方が、音楽好きの中には少なくないのではないかと思う。


そんな自分の中のとっておきの一枚を

ここ数日「一つ」のまとまりと感じている四国の同輩に送りたい。











さらに控えし台風11号が着々と近づいてきているが

「一つ」の気持ちで念じれば、なんとかなるような気がするのである。

がんばろう四国!
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Last Soul Man

2014-06-30 23:42:39 | 80s
今日で6月も最終日。

と言うことは早くも2014年の半分が終わったこととなる。

毎年言っているような気がするが、月日の経つのが早過ぎる。


そんな折、耳に飛び込んできた「Last Soul Man = Bobby Womack」の訃報。

2014年の前半を締めくくるにはあまりにも残念なニュース。


Bobby Womackの「Poet」(1981)

1. So Many Sides Of You
2. Lay Your Lovin' On Me
3. Secrets
4. Just My Imagination
5. Stand Up
6. Games
7. If You Think You're Lonely Now
8. Where Do We Go From Here


AristaからBeverly Glenに移籍後リリースされた

所謂『Poet三部作』のスタートを切る1981年作品。


洗練されたサウンドだけに小綺麗に纏まった感があり

正直言えば、初めて聴いた時は今ひとつ魅力を掴みかねた作品である。

が、あれから十分に歳を取りそれなりに耳も肥えた今となっては

本作を最高傑作に挙げる人々が多い事にも十分納得がいく。


特にDavid T Walkerのギタープレイも堪能出来る

後半三曲の流れはミラクルとしか言いようがない。









洗練されたサウンドと対峙しても

そこに程よい濃さのソウルを絡ませる。


彼の70年代の作品は当ブログでもいろいろ紹介済みなので

今日からは80年代の作品を振り返り「Last Soul Man」の勇姿を

永遠に心の中に刻み込みたいと思う。

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