マックンのメモ日記

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アジアにおける初の大学ランキング!

2013-08-20 15:33:44 | その他
アジア地域にある大学の活躍に注目が集まっています。英教育専門誌は今春、アジア地域にある大学ランキングを初めて公表しました。上位50校を国・地域別でみると、日本が11校と首位に立っています。次に中国の8校、韓国・香港ともに6校と続いています。

理工系教育や起業家育成などを強化し、知の拠店として優位を保っていた欧米の大学と肩を並べる成果も出しつつあります。世界経済の成長センターとしてアジアの文化や教育を見直す動きもあり、長年続いてきたアジアからの人材流失も潮目が変わりつつあります。そこでアジア地域初の大学ランキングを載せました。これを見ると意外と知っていてもレベルの高い大学だったというのがよくわかります。

1、 東京大学         総合得点78.3 国際性に劣り上位5校の中では最低
2、 シンガポール国立大学   総合得点77.5 英語圏の大学として国際性に強み
3、 香港大学         総合得点75.6 留学生が多く医療バイオ分野が有名
4、 北京大学         総合得点70.7 産業からの収入が多く、官民に人材多い
5、 浦項工科大学(韓国)  総合得点69.4 ポスコの製鉄学院として発足、産学で実績
6、 清華大学(中国)
7、 京都大学
8、 ソウル大学
9、 香港科学技術大学
10、 韓国科学技術院
11、 南洋理工大学(シンガポール)
12、 香港中文大学
13、 東京工業大学
14、 台湾大学
15、 エルサレム・ヘブライ大学(イスラエル)
16、 東北大学
17、 大阪大学
18、 テルアビブ大学(イスラエル)
19、 香港市立大学
20、 延世大学(韓国)
21、 テクニオン・イスラエル工科大学
22、 中東技術大学(トルコ)
23、 成均館大学(韓国)
24、 復旦大学(中国)
25、 中国科学技術大学          国別ランクイン数
26、 名古屋大学         日本 北海道・東北 15,44
27、 清華大学(台湾)       関東・中部 1、13、26、36、39、42
28、 ビルケント大学(トルコ)       近畿・九州 7、17、48
29、 高麗大学(韓国)      韓国 5、8、10、20、23、28
30、 インド工科大学カラグブル校  
31、 コチ大学(トルコ)     中国 4,6,24,25,35,40、41、45
32、 交通大学(台湾)      香港 3、9、12、19、33、50
33、 インド工科大学ムンバイ校
33、 香港ポリテク大学     台湾 14、27、32、46、47
35、 南京大学(中国)     シンガポール 2、11
36、 首都大学東京
37、 ボアズイチ大学(トルコ)
38、 イスタンブール工科大学(トルコ)
39、 東京医科歯科大学
40、 上海交通大学
41、 中国人民大学
42、 シャリフ工科大学(イラン)
43、 筑波大学
44、 北海道大学
45、 浙江大学(中国)
46、 中山大学(台湾)
47、 成功大学(台湾)
48、 九州大学
49、 キング・アブドラアジズ大学(サウジアラビア)
50. 香港浸会大学

アジアトップ5の世界順位
27、①東京大学
29、②シンガポール国立大学
35、③香港大学
46、④北京大学
50、⑤浦項工科大学(韓国)

50位以下の主な日本の大学
53、 慶應義塾大学
57、 早稲田大学
60、 順天堂大学
67、 広島大学
69、 大阪市立大学
73、 神戸大学
75、 千葉大学

繰り返す氷河期の謎を解明!原因は氷の重さで地盤が上下するためだった!

2013-08-19 21:37:48 | 宇宙・サイエンス・科学技術
過去百万年の間、陸地を覆う氷(氷床)が拡大した寒冷な氷河期が約十万年の周期で繰り返してしているのは、氷床の重さで下の地盤がゆっくりと上下するためだ、と言うことを安倍東大准教授らが突き止めました。

十万年周期の原因は、地球の公転軌道の変化などに伴う日射量の変化と関係があるとされてきましたが、それだけでは説明ができず、長年の謎だったのです。そして今回の成果は地球温暖化の予測にも役立つものと言えます。氷床が大きくなると、下の地盤は重みによって数千年遅れて沈み始める一方、融解した後には隆起する性質があり、上下動は約1000メートルにも達するそうです。地盤が沈めば、氷床表面積の高度が気温の温かい位置に下がって解けやすくなるなど、上下運動は氷床の形成に影響を及ばすのです。

研究チームは、こうした効果や日照量の変化、二酸化炭素による温室効果を盛り込んだ計算モデルを作り、北半球の氷床の分布を過去40万年にわたって再現したのです。これにより、氷床の重さに応じた地盤の上下が、10万年周期の大きな原因となっていることを突き止めのです。二酸化炭素濃度は周期を生む原因でないことも分かりました。

現代は、氷床がグリーンランドと南極だけに分布する少ない時期ですが、氷床の厚さが3000メートルに及ぶ場所もあります。最大期には米ニューヨークやドイツ付近にも広がっていて、海水面の高さは今よりも100メートル以上低かったとされています。その時にはベーリング海峡も陸続きになっていて人類が南北アメリカまで渡って行けたのです。またそれとは別に海路から北アメリカを先に南下して行ったという説もあります。いずれにしてもモンゴロイドの人たちがアメリカ先住民族となっていたのでしょう。

氷床は、陸地を覆う大規模な氷を指し、過去に降り積もった雪が固まってできていま過去100万年間は、氷床が9万年ほどかけて拡大したのち、1万年で一気に融解するという計10万年のサイクルが繰り返されてきたのです。氷床が拡大し、発達した寒冷な時期は氷河期と呼ばれ、氷床が解けて縮小した温暖な時期は間氷期と呼ばれています。直近の氷河期は1万年前に終わったとされ、現代は間氷期と考えられているそうです。

温暖化でリンゴに異変が起きていることが世界で初めて確認!サンゴも死滅の恐れが!

2013-08-17 12:05:46 | 自然・環境問題・古生物
地球温暖化が原因で、リンゴの果実の堅さはある程度失われたが、甘みは増したという調査結果をまとめた論文が15日、英科学誌ネイチャー系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表されました。

調査を行った農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所などの研究チームによると、日本国内2か所の果樹園で1970~2010年に収集されたデータを解析した結果、気候変動がリンゴの味と質感に影響を及ぼしている明らかな証拠が示されたと言います。研究チームは「そのような変化はすべて(リンゴの生育期における)開花の早期化と気温上昇に起因する可能性がある」としています。

世界のリンゴ生産量は年間約6000万トンで、全果物のうち3番目に多い果物です。地球温暖化によるリンゴの木の開花の早期化や、降雨量と気温の変化が収穫量に与える影響については、これまでの研究で明らかになっていました、しかし今回の調査の対象となった果樹園は、世界で最も人気が高い品種の2種、「ふじ」と「つがる」を生産していて、果樹園がある長野県と青森県は、それぞれ平均気温が10年ごとに0.31度と0.34度上昇しているそうです。

そして長年にわたり収集されたデータには、酸度、糖度、果実の堅さ、蜜病(リンゴの果肉内に水分の多い部分ができる病気)などの測定値が含まれていて、分析の結果、時と共に酸度、果実の堅さ、蜜病は減少した一方、糖度は増加したことが分かったのです。

今回の調査結果について、「市場でのリンゴの味と質感という特性が、長期的な視点から見ると変化しているが、消費者はその微妙な変化には気付いていないかもしれないということを示唆している」と述べています。また研究チームによると、今回の研究は、気候変動が食べ物の味と食感に与える変化を測定した世界初の研究だと言っています。

これ以外にも太平洋高気圧の影響で沖縄周辺の海面水温が上昇していることが気象庁の観測で分かりました。高い水温が続くとサンゴが白骨化して死に、生態系への影響が出る恐れがあります。沖縄周辺の広い海域で9日以降、海面水温が、外洋ではこれ以上暖かくならないとされる31度以上になったのです。その原因は太平洋高気圧に覆われて晴れ、平年より日射量が多く風も弱かったことが原因としています。

高い海面水温が続いた場合、サンゴに共生する植物プランクトン「褐虫藻」の活性も弱まって白化現象が起き、この状態が続くとサンゴの死に繋がるのです。98年には大規模なサンゴの白化現象が起きましたが、今年8月上旬の平均海面水温は平年を1度上回る30.3度となっています。今のところ石垣島周辺では大規模な白化現象は確認されていませんが、生態系に影響して魚が取れなくなれば、漁業や観光への影響も考えられ心配されています。

不正アプリ70万種!わずか数秒で情報を奪う!

2013-08-16 18:48:07 | ネット、ビジネス、IT
「安心ウイルススキャン」「電池改善」。スマホの機能向上をうたう無料アプルのインストールを試してみると「利用できません」とエラーの表示。そのわずか数秒の間にスマホ内の電話番号やメールアドレスがごっそり抜き取られ、米国のサーバーに送られてしまうのです。

千葉県警が7月に摘発したIT関連会社のパソコンには、不正アプリで抜き取ったとみられる約3700万件の電話番号とメールアドレスが残っていたそうです。そしてこのデータをもとに、高額な利用料を請求する出会い系サイトへ誘うメールを大量に送信し悪用していたのです。セキュリティ大手のトレンドマイクロによると、米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」のスマホ向けで、個人情報を盗み取る不正なアプリは、昨年6月時点で約2万8000種確認されていたそうですが、今年6月までに71万8000種に急増したそうです。

「実は不正アプリ作成者はあらかじめ情報抜き取りを宣言する文言を表示し、被害者が同意した形になっている」と警視庁の捜査幹部は顔をしかめていまです。インストール時の確認画面で「連絡先データの読み取り」を行うと明記していることが多いのです。このため、同庁が昨秋、電話帳データを抜き取るアプリを配信したとして、別のIT関連会社の元会長らを不正指令電磁的記録供用容疑で逮捕した事件では、被害者の「同意」がネックとなり、東京地検は起訴を見送っているのです。

しかも情報抜き取りにとどまらない、さらに悪質なアプリも出てきているのです。セキュリティ大手のシマンテックによると、今春発見された「服が透けて見える赤外線機能搭載カメラ」をうたうアプリは、インストールすると「このスケベ野郎」などと表示し数万円の振り込みを要求してきたそうです。さらにタチが悪いことに、スマホの電話帳にある連絡先あてにこのアプリを進めるショートメールを自動送信し、被害を連鎖的に拡散させる仕組みになっていたのです。

米アップル社の「iPhone」向けアプリの配信は同社の公式サイトに限られているのに対し、アンドロイドでは公式サイト以外でも配信可能となっています。オープンな環境で自由にアプリを開発し、自己責任で利用するという発想が根底にあります。しかし、この自己責任と言うのが問題で、現実には一般のユーザーが限られた知識を基に不正アプリを見抜くことは難しいのです。

独立行政法人情報処理推進機構は被害を防ぐ自衛策として、1、アプリを適切に審査しているサイトからインストールする。2、インストールする前にアプリがアクセスする情報を確認する。3、セキュリティソフトを導入する。などを挙げています。無料ソフトのなかには便利なものもたくさんありますが、こうした悪質なソフトもたくさんあることを頭に入れじょうずにアプリを使わないと思わぬ落とし穴にはまらないとも限らないのです。

アンドロメダ銀河がすっぽり入る視野が世界最大のすばる望遠鏡!8億7000万画素!

2013-08-14 15:15:30 | 宇宙・サイエンス・科学技術
国立天文台などはこのほど、すばる望遠鏡に昨年搭載した超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam」(HSC)のファーストライトとして撮影したアンドロメダ銀河の全体像を公開しました。CCD116枚による「世界最強の巨大デジタルカメラ」で、従来の大望遠鏡ではとらえきれなかった広大な画角を丸ごと1視野に収めるという驚異的な広角(従来の7倍)で、しかも8億7000万画素の解像度を持ち、重さは3トンにもなる巨大なデジタルカメラなのです。拡大すると1つ1つの星もシャープに確認でき、観測効率を高め、ダークマター探索に挑みます。

HSCは国立天文台が中心となり、国内外の研究機関とともに10年以上かけて開発。その核となるCCDセンサーは浜松ホトニクスが国立天文台と共同で開発したもので、メイン104枚にオートガイド用4枚と合焦用8枚を加えた116枚で構成し、画素数は計8億7000万に上ります。補正光学系はキヤノンが、主焦点ユニットは三菱電機が担当しています。

すばる望遠鏡に当初から搭載されている「Suprime-Cam」は、アンドロメダ銀河の一部(満月よりやや広い視野)のシャープな撮影に成功していましたが、HSCにより、満月9個分の広さの天域を一度に撮影可能になりました。試験観測の一環としてこのほど、アンドロメダ銀河を観測したのです。

今後はすばる望遠鏡とHSCを活用し、重力レンズ効果を用いたダークマター分布の直接探査などの観測を進めていく予定です。Suprime-Camでは50年以上かかるという観測計画を5年で実施することが可能になり、「ダークエネルギーの謎に迫りたい」と宮崎聡国立天文台准教授は話しています。

ハッブル望遠鏡が打ち上げられてから天文学の世界は様変わりしたと言ってもいいでしょう。宇宙の年齢もほぼ確定されたし、宇宙の膨張はやがて止まるのでもなければ、収縮するというものでもなく、70央年前あたりから逆に加速膨張していると言います。いったいどうなるでしょう。風船でも膨らませればいつかは許容限度を超え爆発してしまいますが、宇宙はこのまま永遠に膨張し続けるには、それだけのエネルギーがこの宇宙になければならないわけであり、それがダークマターであり、HSCがその正体の一端でもを暴くことができればすばらしいことです。