あとだしなしよ

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地球は訴える映像詩プラネット

2007年06月17日 | 経済・政治・国際
BS世界のドキュメンタリー[再] 
地球は訴える映像詩プラネット第1回 NHK衛星第1

急速に進行する環境破壊は、マクロレベルではとらえられても、個々の人間の感覚ではなかなか理解できない。印象的な映像を積み重ねることで地球に何が起きているかを我々の脳裏へと焼き付ける。シリーズ1回目のテーマは近代化が何をもたらしているか。

地表の50%に人間の手が加えられているという。森林破壊によって生物の生存環境が変化し、過去100年間で脊椎動物の数は半減した。一方で、人間の数は4 倍にもふくれ上がっている。1950年代を境に、人口やGDP、水の使用量、自動車や石油生産などの指標が、急激な増加傾向に転じた。ナイジェリアのラゴスには、毎月2500トンの電子部品のごみが運び込まれている。港の近くには、テレビ、ラジオなどの廃棄物が山のように捨てられ、現地の人々の生活を脅かしている。電子機器から出る有毒物質を血液中に最も多く含む民族は、何と、グリーンランドのイヌイットだという。
現在、大気中の二酸化炭素の濃度は、過去75万年間で最も高い。1990年と比べると中国では67%、インドでは88%、CO2排出量が増加、温暖化が進み、旱魃や猛暑などの異常気象を引き起こしている。また、現在、地球上の96%の氷河は減少しつつあるという。
地球に起きている事象をどうとらえればよいのか、世界の研究者もインタビューに答えている。
原題: The Planet ~The Global Change~
制作: Charon Film(スウェーデン) 2006年

- ナイジェリアの電気製品のゴミはヨローッパのもの
- 処理施設がないのでそのまま放棄(金もナイ)
- 世界各地で水不足(汚染なき清浄なものが無い)
- 中国の経済成長でさらなる環境破壊と汚染
- 大量消費社会への警告
- 氷土が溶けるとアジアの農業用水の枯渇にもなる(氷で塩が溶け出すからだっけ?…)
- 50年代から消費量が増大した(TV CMの影響か??)
- 再生可能なエネルギーへのシフト(そんなのあるの?)

地球が燃え尽きる
シリーズ2回目のテーマは資源の枯渇。
環境破壊の最大の要因は人口爆発だ。ヨーロッパでは、一人あたり一年間に、50トンの地球上の資源を使っている。すでに、中国、インドも大量消費時代に突入した。消費時代に生まれた若者たちは、「いまさら今のライフスタイルを変えられない。他にどんな生き方があるのか?」という。しかし専門家は「今のまま資源を消費すると、地球が5つ必要だ」と主張する。
番組では、資源が枯渇して滅亡したイースター島の歴史を検証している研究者を紹介。人類の大量消費路線が何をもたらすかを検証する。

原題: The Planet ~Natural Resources~
制作: Charon Film(スウェーデン) 2006年

イースター島で文明が滅びたのは、モアイ像の制作などの森林伐採のため。
森林消滅からおこる、食料、水不足の為、部族間で戦争になり滅びた。
#インドでもアショカ王の時代に仏舍作成のための森林破壊があり
#その後の砂漠化、飢餓を生む原因になったそう
#他の古代文明も似たようなマツロ

- とりすぎで死滅したデンマーク?のタラ
- 一日1ドルで生活するひとたち
- 難民キャンプで定住する人たち(下水なしで汚物問題)
- インドでは西洋化が進み物質文明が流行っている
- 低賃金労働で進出する先進国企業…
- 夢物語に酔うのは、やめて現実をミヨとの提言

今週のNHK BSはグローバリズム問題を多く取り上げてくれます。
必見です。