あとだしなしよ

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MOONOVER the ROSEBUD

2006年11月27日 | music
MOONRIDERSツアー 『MOONOVER the ROSEBUD』
場所:CCレモンホール

 MOONRIDERSの演奏会に行く。CCレモンホオルとは、つい最近まで渋谷公会堂の名前で、皆々に親しまれていた場所である。私はついチイタアのあの歌を連想してしまい、これは困ったことである…席は二階でステエジが遠かつたこたもあり、音が下からきて音圧が足りない感じだけれども、これはしようがないことと諦めた…演奏は新譜からの選曲が多くほぼレコオドの音がそのまま再現されていると感心した。『琥珀色の骨』ではバイヲリニストの武川さんのマンドリンが大変良い演奏で感激した。最後の挨拶の時に氏のバイヲリンが落ちてしまつたけど破損などせずに大丈夫だつただろうか…サポオトメンバは『11月の晴れた午後には』のタイトなドラムが素晴らしかつたカアネエシヨンの矢部さんと、『砂丘』で伸びやかな美声を聴かせて下さつたRay Of LightのSachiさんでした。かしぶちさんはクラフトワアクぽいシンドラらしきものも叩いているようでしたが遠くてよく見えない…ステエジに卓(テエブル)を置き酒場のよふな雰囲気をだしていて、演劇舞台的デアル。歌詞の世界ともクロスして大正か昭和初期の港街のレンガ作りの酒場でバンドの生演奏を聴いているような…そんな連想をしていた。ライトが幻想的な光の世界を作り出し、とても美しかつた。工場(こうば)のガアン!ガアン!という音も使われていたが、最近はあんな音は聞かなくなつたなあなどと考えたりもした。
 踊る髑髏の映像が使われていたが、MOONRIDERSはまだまだ続くぞ、傑作はまだまだ作れるぞという感じが、夜の海に浮かぶ火山で硫黄の炎がメラメラと燃えるがごとく伝わつて来たのである。すばらしい夜であつた。