魂のジュリエッタ
1964年 イタリア
監督: フェデリコ・フェリーニ
主演: ジュリエッタ・マシーナ
裕福な家庭の倦怠期の主婦の話で、主演のジュリエッタ・マシーナはフェリーニの奥さんだそうだ。カラーの絵がとてもきれいで、40年以上前に撮った映画とは思えなかった。映画の中でコックリさんみたいなことをやっていたり、イタコみたいな占い師が出てきりしたけれど、このあたりはイタリア的なのだろうか…
マシーナとフェリーニの私小説といった感じで、小柄なマシーナの幻覚が、いかにもフェリーニといった感のゴージャスかつ大道芸、退廃的な絵で映像化されて、通常の演技の合間に唐突に挿入される。デカタンと浪費、肉欲が溢れる彼女の周囲。夫は若いモデルと浮気。彼女は薄化粧で質素な服装(周りがハデすぎるとも思えるが…)で、ノーマルな感じ。
トラウマとなっていた炎に囲まれたベットに縛られた幼い頃の自分を助け出し、家を出て大きな丸い形の木の森へと向かって彼女は開放されたのか?「君のそばにずっといるよ」と語りかけたのは少女時代の内なる声か、森の精なのだろうか。
途中眠ってしまった…
1964年 イタリア
監督: フェデリコ・フェリーニ
主演: ジュリエッタ・マシーナ
裕福な家庭の倦怠期の主婦の話で、主演のジュリエッタ・マシーナはフェリーニの奥さんだそうだ。カラーの絵がとてもきれいで、40年以上前に撮った映画とは思えなかった。映画の中でコックリさんみたいなことをやっていたり、イタコみたいな占い師が出てきりしたけれど、このあたりはイタリア的なのだろうか…
マシーナとフェリーニの私小説といった感じで、小柄なマシーナの幻覚が、いかにもフェリーニといった感のゴージャスかつ大道芸、退廃的な絵で映像化されて、通常の演技の合間に唐突に挿入される。デカタンと浪費、肉欲が溢れる彼女の周囲。夫は若いモデルと浮気。彼女は薄化粧で質素な服装(周りがハデすぎるとも思えるが…)で、ノーマルな感じ。
トラウマとなっていた炎に囲まれたベットに縛られた幼い頃の自分を助け出し、家を出て大きな丸い形の木の森へと向かって彼女は開放されたのか?「君のそばにずっといるよ」と語りかけたのは少女時代の内なる声か、森の精なのだろうか。
途中眠ってしまった…