●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】

~苔玉【Moss ball】という、緑の地球。野想系~

●魔法にかかった? '聖母マリアの黄金の花'

2011年10月26日 | 番外編<植物>
うわぁ~、こんなに綺麗な子やったっけ、
あのあか抜けしない子が…。
秋になるとそう思う。
夏は暑苦しく見えたよ。

マリーゴールド。
近くの公園のヘリで咲いていました。
秋のヒカリがあうのでしょうか。

うちは日陰ぽいので、
なんど植えても植えても、ナメクジが食べ尽くします。
強いニオイがするのにね。
太陽いっぱい、ちょっと乾燥気味、そんな環境が好きなんですねぇ。

【マリーゴールド】キク科コウオウソウ属の1年草
ふるさとは、メキシコ。
花の名は、「聖母マリアの黄金の花」という意味からきているそうです。なるほど。



どっさり茂るこの茎を
そうっと持ち上げて、観察したら、
1本の太い茎でした。









ハーブティ用のマリーゴールドは、このお花ではなく、カレンデュラ(キンセンカ)の1種なんだそうです。


▼これもまた平凡なブルーサルビアも。
秋のヒカリは魔法が含まれているに違いない。



▼少し足を伸ばして、あの実を見に行こう。

【真弓あるいは檀】(マユミ)ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木
名の由来は、弓の材料として使われたから。
ふるさとは、中国、朝鮮半島、日本。



見るものうつくし秋。
こんな魔法にかかり続けたい。
北風が吹くと、
魔法がとけてしまうんだけど。


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●おまけの寄り道。

2011年10月25日 | 番外編<その他>
古いブログを探してみたら、
あ、もう3年もたってる。

なのに、そのままの景色。
そういうことなんだ。日本庭園の手入れとは。

大阪のミナミ、天王寺公園の一角、「慶沢園(けいたくえん)」です。
 大阪市天王寺区の住友家茶臼山本邸庭園として、
 明治41年に木津聿斎の設計、
 小川治兵衛の作庭により造園が開始された林泉回遊式の近代日本庭園である。
 
 大小3つの島が浮かぶ池の周囲の林間を回遊し鑑賞する様式の、
 全国から名石・名木を集めた広大な庭園は
 完成までに10年を費やし、
 完成後間もない1921年(大正10年)に住友家から隣接する茶臼山とともに大阪市に寄贈された。
 
 現在は1936年(昭和11年)に園の隣地に建設された歴史主義建築の大阪市立美術館とともに
 天王寺公園に組み込まれ、一般に公開されている。 (ウィキペディアより転載)


●心静かに和の庭。天王寺公園「慶沢園」2008年08月24日  
●静謐の窓。天王寺公園 慶沢園編その2 2008年08月25日

▼四阿の窓は
まるで屏風のようです。ここから見る景色がいいな。








▼生け垣は、お茶の木でした。




竹のベンチ




「岸田劉生展」●お待たせしました。麗子です。2011年10月23日
「茶臼山」●日本一のビルと古戦場。2011年10月24日とたっぷり観たので
慶沢園は、少しだけにして、
さぁ帰路へ。

▼雲に見とれながら、出口へと。



▼大きな園芸店があるので、ちらっとのぞこう。



▼気になったのは、斑入りのサンジソウ(ハゼラン)。


(斑入りじゃないのは)よく道ばたで咲いています。

350円です。欲しかったけど、確か1年草ではなかったかな~と諦めて
家に帰って調べたら、ああ、多年草だった。買えばよかった。



▼目の前の大きなクスノキの下では、縁台将棋。
ここではいつも見かけます。
指す人も見物人も真剣な顔。
(近くではよう撮らへんので、離れた場所で)

近くで見ると女高生らしき子がおっちゃん相手に指していました。




▼地下鉄に乗ろう。アベ地下です。
ここではお昼間からビール飲んでいる人を見かけます。
のれんの向こうで顔は見えないけど、美味しいんだろうなぁ。
もちろん串カツも食べることができます。
そう、串カツで有名な新世界はすぐそばです。






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●日本一のビルと古戦場。

2011年10月24日 | 番外編<その他>

天王寺の美術館には、おまけがあります。
美術館の入館料で、茶臼山古墳や慶沢園(けいたくえん)入場もOK。

スターアニスさんが書いてくださったように
慶沢園はすばらしい日本庭園ですので、ぜひ時間を多めにとってご覧くださいね。


▲トップの写真は、JR天王寺駅前です。
向こうに工事中の建物は、完成すると日本一の高さとなるビル。
300mだって。通天閣の3倍だ~。

「あべのハルカス」です。


天王寺公園
前に来たときは慶沢園をゆっくり眺めたので、今回は茶臼山古墳をちゃんと歩こう。
美術館の前を通り過ぎて奥へ。





▼見えてきました。
川底池の向こうに見えるのが茶臼山古墳(標高26m)です。
ね、低いでしょ。これならアタック!という気になります。
 低いといえば、「大阪五低山」というのがリストアップされています。
 ●生野区の岡山(御勝山) 標高14m
 ●天王寺区の茶臼山 標高26m
 ●住吉区の帝塚山 標高20m
 ●阿倍野区の聖天山 標高14m
 ●港区の天保山 標高4.53m





ぐるりと歩くことにしました。




▼「和気橋」
河底池は、延暦7年(788年)に和気清麻呂が大和川の水を大阪湾に流すため
四天王寺の南を開削しようとしたが失敗した跡とされている。






▼池で咲いているのは、アサザでしょうか。
【浅沙あるいは阿佐佐】(アサザ)ミツガシワ科アサザ属の多年草 







▼【ミズカンナ】クズウコン科ミズカンナ属の多年草




▼葦



▼歩いていると、上に古い建物が。
なんやろう?と帰って調べたら、
料亭「阪口楼」でした。
大阪で唯一、普茶料理(三百有余年の歴史ある肉や魚をまったく使用しない懐石料理のこと)の料亭だそうです。
へぇ~、知らなかった。
茶臼山と池を借景に素晴らしい眺めでしょうね。
が、このお店に行きつくには、あのラブホテル街を通ることが必須。困ったね。




▼誰の古墳か、まだわからないそうです。
自然陵という説もあります。



茶臼山古墳
5世紀にこの地の豪族のために作られた墓といわれ、大阪市内でも最大級の前方後円墳だが被葬者は不明。
慶長19年(1614年)の大坂冬の陣では茶臼山一帯が徳川家康の本陣となり、
翌慶長20年(1615年)の大坂夏の陣では真田信繁(幸村)の本陣となって
「茶臼山の戦い(天王寺口の戦い)」の舞台となった。

明治以降は住友家邸宅の敷地の一部となっていたが、
1925年(大正14年)に住友家から邸宅敷地(現・大阪市立美術館)、
慶沢園とともに大阪市に寄付され天王寺公園の一部となった。
河底池は1928年(昭和3年)に公園に編入されている。(ウィキペディアより)

茶臼山という名称、通称を含めると全国に200以上もあるそうです。
かつて戦で縁起を担ぐ武将に好まれ陣が張られた場所が多い。






 慶長二十年五月七日(1615年5月7日)、
 紅の旗・吹貫であたかもつつじの花盛りのように群れなびかせた
 真田の赤揃が陣を構える茶臼山の真田幸村隊三千五百は、
 この日の正午過ぎ、徳川方最強の松平忠直率いる越前勢一万五千と激突し、
 真田の赤揃えと松平家の家紋のツマ黒が交互に入り乱れる大坂夏の陣最大の激戦が
 茶臼山周辺で繰り広げられた。(大坂夏の陣 天王寺口の戦い)

 数では劣る真田隊であったが、高い戦意と捨身の攻撃で越前勢を突き破り、
 徳川家康の本陣目掛けて一文字に三度の攻撃を仕掛け、
 あとわずかで家康の首に手が届くところまで攻めるも、
 数に優る越前勢が混乱から立ち直り反撃を開始、
 しばらく茶臼山に拠って抵抗を続けた真田隊も
 越前勢の猛攻によって奮戦むなしく壊滅し、

 真田幸村も激戦を戦い抜いて疲弊し
 茶臼山の北にある安居天神で休息しているところを越前兵により討ち取られる。
         ―真田日本一の兵、古よりの物語にもこれなき由―「薩摩旧記」

400年ほど前。この地で大きな戦があったこと、
ものを知らないわたしは、この説明文を読んで、
そんな場所なんだとしみじみ。





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●お待たせしました。麗子です。岸田劉生展。

2011年10月23日 | 番外編<その他>

月曜日は薔薇をながめ、
火曜日はモジリアニにため息ついて
木曜日は麗子像でぞくぞくっ、です。

天王寺の大阪市立美術館で開催されている
岸田劉生展へ。
生誕120周年記念 岸田劉生展

ずっと昔、デッサンを見て、
心に残った画家です。
なにやら不思議な麗子像の本物も見ることができるというので。
(この日も天王寺の近くにタイミングよく仕事で出かけたので)

ほんと、麗子がいっぱいでした。
さまざまな麗子。
そして自画像もたくさんでした。

肖像画も多く、
いかつい男性がすました顔をして、
そして、手に小花をもっている(持たされている)のが
可笑しかった。


天王寺の美術館は、建物が古く、
木の床は少し油の匂いがし、(昔の学校のような)
いくつもの部屋ごとに、分類された絵が並べられ、
見応えずっしり、でした。

美術館へは、公園のなかを通って、
動物園もあります。
季節のためか、植栽はちょっとうらぶれていました。

アキランサスのタワー
このアキランサス(ヒユ科)、秋に出回るのだけど、
寒さに弱いので、
すぐに傷む。一度で諦めました。







アイアンのスカラベ?





コリウスのハンギング。





▼大阪市立美術館です。
住友家の本邸跡に建設。昭和2年より完成まで10年近くを費やした。
先日訪れた国立国際美術館は、超近代建築。
そして、ここは懐かしい落ち着いた建物です。



銀杏たわわ。





目の前に通天閣。



さぁ、ゆっくりながめよう。



サルビアの花の前を通って、



麗子像、不気味だ、という記憶があったのですが、
実物を観て、
愛らしい印象でした。
モナリザの微笑に影響されたという顔は
神秘的でした。
たくさんの麗子が描かれています。

機会があれば、ぜひぜひご覧ください。11月23日までです。→ 岸田劉生展


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●中之島コレクションズ。

2011年10月22日 | 番外編<その他>




中之島で打ち合わせがあったので、
終了→ダッシュで。
国立国際美術館で開催されている
「中之島コレクションズ」へ。

平日の午後遅めだったので、
すきすき。
たっぷりゆっくり、観ることができました。
現代美術は、さっぱりわからないのですが、
少し頭の中も緊張させて、
心をひらいて、ながめます。

高校生の頃、
衝撃を受けた、モジリアニの絵(髪をほどいた横たわる裸婦)のほか、
大阪市出身の佐伯祐三の絵も。

このコレクション。
中之島に建設が予定されている「大阪市立近代美術館」と
国立国際美術館のコレクションから、
20世紀の西洋美術を中心にピカソ、モディリアーニ、
デュシャン、マグリットからアメリカの戦後美術、
それに佐伯祐三を加えた作品約70点が展示されています。
観覧料がなぜかとても安かった。

 観覧料:一般420円/大学生130円
 ※高校生以下18歳未満、65歳以上無料。



▼国際美術館は、展示室が地下。
外から見ると、恐竜の骨みたいな建物です。



中から外を見ると。



▼併設のアンリ・サラ展も観たのですが
よう分かりませんでした…。
 本展は、サウンドと建築をテーマにした近年の映像作品《ザ・クラッシュ》(2010年)と
 《アンサー・ミー》(2008年)の2点を中心に、オブジェと写真作品群により構成されます。(解説より)


予告です。



▼絵を観ると、ぐっと疲れる。
 外に出て深呼吸。
 美術館のすぐ前。まだ古い建物も残っています。







▼筑前橋
(江戸時代頃に最初の橋が架けられた。
 筑前殿橋と呼ばれ、筑前黒田藩の蔵屋敷への交通を確保するための橋であったと言われている
 この時代、中之島には蔵屋敷が並んでいたそうです)





▼フェスティバルタワーだいぶできてきました。



▼淀屋橋に向かって歩くこの道が好きです。





海はめったに見られないけど
水辺に居るとほっとします。






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