●クモの子を散らす、を見る。＜旅メモ10.＞

初めて見ました。
これが、まさに「蜘蛛の子を散らす」シーン。

▼コガネグモだと思われます。



▼これは、ジョロウグモの夫婦か。



▼これが問題のブツ。
菱形ぽいのが、「卵のう」と呼ばれる、卵が入っている器です。
これもクモの糸を巻いてつくられたものだそうです。
（クモの種類により形が違う）

孵化すると、この卵のうの中で1回脱皮し、そして外へ出てくる。
出てきても、しばらくは家（卵のう）の周りに固まってすごす。
この状態を「まどい」と呼ぶ。

　　初めて知った言葉です。
　　漢字表記は「惑い」だろうか、なんて調べたら「団居」と書くそうです。
　　人々がまるく居並ぶこと。車座(くるまざ)になること。

　　「遠き山に日は落ちて」の歌詞にあったのはこの意味だったんですね。　
　　　なんとなく「惑い船」だと思いこんでいました。

　　　　　　遠き山に日は落ちて
　　　　　　星は空を 散りばめぬ
　　　　　　今日のわざを なし終えて
　　　　　　心軽(かろ)く 安らえば
　　　　　　風は涼し この夕べ
　　　　　　いざや楽しき　まどいせん


このときに、刺激すると、
この大量のクモの子たちが
四方八方に散る。
このような状態を「蜘蛛の子を散らす」と表現する。





【蜘蛛の糸】糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍。
鉛筆程度の太さの糸で作られた巣を用いれば、理論上は飛行機を受け止めることができる。
クモの糸の驚異と、100万匹が作った「黄金の織物」


▼超、デッカい蛾。
指をそうっと出してみた。大きさがわかるように。

モスラ？



どちらも旅の途中のサービスエリアで見ました。
わぁ、と感じるものは、
なんでもカメラにおさめます。

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