平成枯れすすきです。
【薄】(ススキ)イネ科の多年草
ふるさとは、日本。
このすすきは、縞糸薄(シマイトススキ)。
ホームセンター出身です。
黒ポットのを2つに引っぱがして(根が切れたけど…)
苔玉と小さな鉢植えに。
鉢のうしろの方に植えた。前に何か植えたい。
すすきと仲良しになれるのは、なんだろう。
苔は山苔。
▼買ったのは、
苔玉にしたシマイトススキと
縞薄(シマススキ)、屋久島薄(ヤクシマススキ)。
すすきは、売っていると割とお高い。
これは、100円に値下がりしていたので。
3個。
緑の新芽がまちどおしい。
朝日新聞2012年1月30日天声人語より
▼先週の朝日俳壇に、清冷かつ揺るぎない句があった。
〈大根(だいこ)引く大地偽りなかりけり〉。
作者の枝澤聖文(えだざわ・きよふみ)さんが詠んだのは土の力だという。
丹精した畑は裏切らない。手にする恵みの、何という白さ。
▼根菜の季節である。通年で出回るダイコンやニンジンも滋味を増す。
サトイモ、カブ、レンコンあたりを乱切りにして炊けば、和洋中どんな味つけでもうまい。
地中で肥える野菜たちのほっこりした土の匂いこそ、偽りなき大地の刻印だ。
▼作家水上勉さんが随筆の中で、料理番組の板前さんに注文をつけている。
小芋の皮のむき方が厚すぎると。
「これでは芋が泣く。というよりは……冬じゅう芋をあたためて、香りを育てていた土が泣くだろう」
▼ゴボウの芳香にしても、皮に近いほど深いという。
大地と「交感」してきた証しである。
そうした履歴もろとも食すのが、けんちん汁でも筑前煮でも、旬に対する礼儀のように思う。
▼何にせよ、寒さに耐えたものには凜(りん)とした強さが宿る。
ふきのとうの苦みや、雪割草(ゆきわりそう)の若紫が五感に染みるのは、
越冬の喜びと響き合うからだろう。
酷寒の先の安息を願い、心は凍(い)てつく被災地に飛ぶ。
仮の宿でも、鍋いっぱいの根菜が湯気を立てていようか。
▼寒あれば暖があるように、天地がもたらすのは災いだけではない。
一周忌が営まれる頃には、南から柔らかな陽光が戻り、地の恵みを重ね着したタケノコが出る。
悲しみにひと区切りはないけれど、手を携えて前に進みたい。
まっさらの春が待つ。
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山苔も美しい。
るなさんの手にかかると魔法の手のようで
最大限に魅力が引き出されるのですね。
天声人語・・・最後の悲しみにひと区切りは
ないけれど、手を携えて前に進みたい。まっさらの春が待つ。
…そのようにありたい、祈念します!
へぇ~~ すすきもこんなに苔玉に巻くと?
見応えが有りますね 枯れるまでとどちらが
綺麗なのでしょうね
お家の中に置く所が無い位色々と・・ネ
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芽が出て来たら枯れススキは切るのかな?
冬の寒さで旨味を増した根菜、わが家は今夜も大根料理かな?
いろいろな品種があるとは知りませんでした。
そういえば以前行った五箇山の相倉に植えられていたのは素敵でゴージャスでした。
こういうのなら植えたいですね
100円だったら私も買いたいけれど夫に抜かれるかもしれません
両方ともとっても素敵です。
根菜料理、大好きです。筑前煮は九州、福岡では、がめ煮といいます。家の者が余り食べてくれないので自分が三日くらいかけて食べてます。最後まで残ってるのは人参とごぼうです。
やはりスプリングさんは、ちゃんとがめ煮を
つくってはるんですね。
このお正月、帰省したときに食べてきました。
オットの実家のは生姜がたっぷり入っています。
根菜の煮物は手間がかかりますね。
スプリングさんのは、どんなお味でしょうか。
それぞれの家でお味も違うのでしょうね。
苔を使うと ぐんと 素敵に
私もしたくなった あははは
それから 根菜のお話 いいな・・・
綺麗なものに負け、古いものに負け良いところはなさそうですが今のところインフルエンザにはかかっていません。
今、すすきはセイタカアワダチソウを駆逐して復活を始めています。
ススキもよいですがハーブのレモングラスを苔玉にしてはいかがでしょうか。香りが良いです。
鉢もいい感じです。
ススキといえばナンバンギセル?
でも手に入りにくいですよね。
水上勉さんの「土を喰う」っていう作品、大好きです。
枯れたススキを安い時に買うのも一つの手ですね。
シマススキやヤクシマススキ、分からないけどどんなのか楽しみですね。
余分な事ですが、枯葉は伐りつめておかなくても良いのですか?
とにかく楽しみな仲間達ですね。