●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】

~苔玉【Moss ball】という、緑の地球。野想系~

●まちがえた。

2007年09月24日 | 番外編<植物>

よう似てます。
秋の七草のフジバカマに。

山に自生するフジバカマのお仲間。
【鵯花】(ヒヨドリバナ) キク科フジバカマ属

去年のヒヨドリバナ。
コチラ


山道の日当たりのよい場所に咲いていました。
大きさもフジバカマ似。お花の形も。
ただ、色が白です。








▼これがフジバカマ。
(去年うちで咲いたお花。今年は暑さで蕾もついていません‥)






▼薄暗い道でも咲いてたので、写真撮り
帰ってから整理してると、
違うやん。

ヒヨドリバナだと思い込んでいたので、
葉の写真は撮りませんでした。
名前不明です。

【追記】はもようさんに教えていただきました。
ありがとうございました。

「男郎花」(オトコエシ) オミナエシ科

秋の七草のひとつ、「女郎花」(オミナエシ)のお連れ合いです。
なんかこちらの方が、清楚で麗しく見えるけど。








▼もうひとつ、ヒヨドリバナにまつわる間違いを。

この葉、いいなぁとずっと思ってました。
ほしいなぁと。
ヒヨドリバナそっくりのお花がついてるのもあり、
(背の低いのが多いけど)
ずっと????でした。



ヒヨドリバナを調べてたら、判明。

ウイルスに感染したヒヨドリバナだそうです。
美しいので、金紋ヒヨドリと呼ばれることもあるとか。

万葉集にもこの葉が登場していると記されていました。


■ジェミニウイルスに感染した黄色い斑入りのヒヨドリバナは
万葉集(752年)の中に登場し、
この記載が世界最古の植物ウイルスの記録として知られています。

このことは、ジェミニウイルスは、
少なくとも8世紀からヒヨドリバナと共存してきたことを意味します。
ジェミニウイルスが、局所的にはヒヨドリバナ個体群を
絶滅させてしまうのにもかかわらず、
種レベルでは長い間、共存してきたというのは、非常に興味深い現象です。

■原文はコチラ
「ウイルスに感染した植物の生理生態学」







「知らんこと、ようさんあるネ」

ほんまに、山は感動と疑問の山。
そういうアナタは、誰?



【追記】みーまりぽんさんが教えてくださいました。

この虫の名は、「ヤマトシリアゲ」です。
ベッコウ色のは、「ベッコウシリアゲ」とも呼ばれます。

♂は、お尻を大きく持ち上げているから、だそうです。
これは持ち上げ方が小さいので♀みたい。

覚えやすい名前で~す。
サソリのようにお尻を持ち上げるけど、毒はありません。


こうやって知らないこと、間違っていることを
教えていただけること、感謝です。

ブログを書いてなかったら、
わからへんままで終わっていたんだろうなと
思うのです。





「人気ブログランキング」ガーデニング部門に
参加しています。クリックで応援お願いしま~す。


●人気blogランキングへ●










コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2008年4月8日設置

カレンダー

2007年9月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

プロフィール

プロフィール画像
自己紹介
ブログを始めたのは糖尿病で目が不自由な愛犬「ルナ」がキッカケ。ハンドルネームは同じく「るな」です。趣味は苔玉づくり。つくりすぎて家の外も中も苔玉ごろごろ。植物名を覚えるのがもっかの目標です。
  • RSS2.0

アクセス状況

アクセスアクセス
閲覧 207 PV DOWN!
訪問者 151 IP DOWN!
トータルトータル
閲覧 6,958,659 PV 
訪問者 1,867,457 IP 
ランキングランキング
日別 6,682 DOWN!
週別 4,433 UP!

フィードメーター - ●苔玉ごろごろ、だから苔想●●【道草めも】