サッカー日本代表監督・ハリルホジッチ氏の通訳のことを、3月28日の日記で書きましたが、今日は、W杯ブラジル大会の代表監督・ザック氏の通訳の方に関した日記です~~。
ザック氏の通訳だった「矢野 大輔」さんが、4年間書き綴ったノート(日記)が、多くの人の協力と理解で、昨年12月「一冊の本」となって出版されたのです。
サッカーフリークの愚息②に、同じくサッカーフリークの私が、お願いして買ってもらいました~~(笑)
(結構厚くて重いので、携帯するのは無理・・・家で時間を見つけては読みましたので、なかなか終わらない。ようやく今日読み終わりました=苦笑)
「通訳日記」ザックジャパン1397日の記録~~~♪
矢野氏は、こう書いています。
《 勝負の世界の出来事なので、W杯で負けた代表チームが批判に晒されることは覚悟できていた。それでも、腑に落ちない部分がいくつもあった。ザッケローニ監督がやろうとしていたことは、正しく理解されていないんじゃないか、と・・・。
この4年間、ザッケローニ監督は全霊を傾けて日本代表チームを作りあげてきた。
その事実をより多くの人に伝えていきたい。
今は、その思いが何よりも強い 》
確かにザック前監督は、「日本の文化を、食べ物を、日本人の気持ちを、人々を、とてもリスペクトして好きになってくれている」と感じました~~♪
「世界との距離を詰める」「世界を驚かそう!」という大きな目標で、代表を鍛えてくれたザック氏。
代表に呼ばれた選手たち、スタメンに出る選手やベンチでの控え選手~~~、一人ひとりへの細かい心配りの様子や、気持ちの引き立て方・・・、ザック氏の優しさ厳しさがよく表現されています。
彼は「代表チームの試合の度に、スタジアムを満席にするサポーターたち、彼らから送られる熱い声援。こんな国は他にはない。」と、とても感動し、充実した4年間であったことを感謝していました。
この本の発刊に当たり、
「大輔は、私の日本での冒険において、ただの”声”であったわけではない。
友人であり、最高の案内人として 新しく、そして美しすぎる世界へと、
私を導いてくれた」
と、賛辞を贈っています~~♪
そして、矢野さんは、
「ザック監督には、サッカーのことだけでなく、人生のいろいろを教えていただきました。感謝という言葉では言い表せない気持ち」と、おっしゃっています。
「大輔、晴れている日は上を向いて歩くんだ」
ザック監督に言われたこの言葉を忘れずに、次の夢に向かって歩き出した矢野さん~~~、頑張ってくださいね。