愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

クワガタのダニ対策 思考錯誤中・・・

2011-01-18 14:40:07 | 飼育用品
我が家のクワガタの多くには購入した時、付いていなかった無数の小さなダニが取り付いています!気色悪いったら・・・とほほほ・・・

ダイオウやパラワン、アルキデス、スマトラ、オオクワなどの成虫の餌も残り少なくなっていたのもあります。外国産の成虫の食欲はすごいです!3日ほどで16gの餌を食べてしまいます。クワガタ貧乏とはこのことか?フムフム・・・

おまけに前の餌のカップを回収せずに継ぎ足しで入れていたら3カップを「ご馳走さま!次はまだ~」といわんばかりにきちんと積み重ねてくれたりして!

本当に愛しい奴らです!

という訳で、今日は休みなので箕面のアミーゴさんへ行ってきました。

インコやハムスターやウサギの様子をしげしげと眺めながら、昆虫コーナーへと向かいます。

そこで見つけたのが「ダニも落とせる消臭マット」。

もしかして効くかしらんと?
買うことにきめました。

なになに、ヒバが入っていて忌避材になるのか・・・

「それなら、ヒバの葉をミニチョッパーで粉砕して入れたらいいかも?チョッパーは、こないだコーナンで買ったけど朽木は粉砕できないし役立たずやし~」

とも考えましたが、面倒なので試してみることにしました。880円なり~



それと、最近使用しているのは、ウサギやハムスターの敷き材の針葉樹チップ「ふんわりベッド」。

これは価格が安くて圧縮されているので、ほぐすとかなりの量がありお得!
初めの頃は幼虫用のマットを敷いていましたが、小バエを養殖しているようなものだと気がつきましたので・・・



先の「ダニも落とせる消臭マット」とハーフでミックスして増量することにしました。

一袋しかないし、「ダニが離れるということはマットから逃げ出し部屋に出てくるかも知れない。近日中にもう一度交換しないと気持ち悪い!」なので半分だけ残しておくことにしました。

本当は「ダニも落とせる消臭マット」単独での使用の方が効果ありそうだけど、まずは経費節約の方針ですすめることに・・・さて効果は如何?

餌もそのうち自分で作ってみようと思います。
今、考え中なのはバナナジュースとリンゴジュースに少量の寒天とゼラチンとビタミンC(酸化防止剤)、トレハロース、ローヤルゼリー、黒酢ベースのものですが、小割にして密封保存するのをどうしようかと考えているところです。

クワガタ専用チョッパーを活用するためにもね!



阿古谷 菌糸瓶連結

2011-01-17 22:01:30 | オオクワガタ 阿古谷産
極太 阿古谷の菌糸瓶を交換ではなく連結しました。

血統は、極太 阿古谷♂76×♀48で9月1日に割り出しの幼虫。
ラベルには♂78と書いてあるが、♂76の間違いだった。

あらかじめ2次発菌させておいた2000ccの菌糸瓶(バンブーヒラタケ)へ移すことにした。
これは菌糸ブロックをエルボー&ニードロップ&踏みつけで適当に砕いて適当に詰めたものです。面倒なので、中央に穴は開けません。その分2ヶ月くらい熟成していたので中までよく菌糸が回っていました。

1.左から菌糸瓶の白い膜の部分に古い方の瓶の口径で切り込みを入れる。
2.次に白い膜の部分を除去。(真中の写真)
3.そして、固まっている菌糸オガを細かくほぐす。(右の写真)
  この細かくした菌糸オガを移動前の瓶に口先端まで軽く詰める。



4.新しい菌糸瓶を前の菌糸瓶にかぶせる(連結する)。(写真 下左)
5.このとき3で口先端まで菌糸を詰めた瓶の重量を測っておく。(写真 下中)
  なぜなら、移動確認後に幼虫の居なくなった古い方の瓶の重量を測定すれば幼虫の
  大体の体重が分かるから。
6.ゆっくりとひっくり返す。(写真 下右)



7.連結部のすき間にティッシュを詰める。
  その後、ファスナー付きのビニール袋で覆う。



慣れて来ると10分ほどでできるようになりました。
この古い方の菌糸瓶は10月11日に幼虫投入をしたものなので、もう3ヶ月経過しています。ずっと大人しく居食いしていたのですが、大きな頭部が見えたので連結することにしました。1本目ですが、20g近くある気がします。

激安菌糸瓶ですが、1次発菌(オガを瓶詰めした後に植菌しているとのこと)の為か良く菌糸が回っていてまだ劣化はしていません。
ただ少し詰め方が甘いのか瓶を持つと軽く感じます。

ただ、投入前に底の4箇所にドリルであらかじめ通気孔を開けていたので水分が逃げたのもあるかもしれませんが・・・

なので、この瓶には連結前にドリル孔を開けることはしません。

およそ3~7日くらいで移動するみたいです。でも、どうして新しい菌糸瓶があることが分かるのでしょうか。不思議な気がします。


里山にて ~子供の頃 昆虫採集の思い出~

2011-01-17 15:23:14 | 昔の話
子供の頃、岸和田の臨海地域から高槻市の山手に引っ越してきたのは5年生の春だった。

海沿いの町では灯火採集のコガネムシくらいしかおらず、山手の新興住宅地はまだ入居者も少なく私の家が3番目であった。

周りは空き地だらけであったが、夏休みのラジオ体操の頃にはそこそこ住宅も増え、ラジオ体操の前には街灯の下に落ちているカブトムシやクワガタムシを採集して回るのが日課となっていた。
取れすぎるときなどポケットに虫を詰め込んでラジオ体操をしていたこともあった。

ある日、ものすごい超大型ミヤマクワガタが腹部をスズメかカラスに食われて死にかけていた。
思わず手に取り見入ってしまう。こんな怪物みたいなのを採ってみたいなあ~

冬になり、すっかり落葉した山のクヌギ林を歩いて回ると、木々の高いところに樹液がでていたと思われる跡を見つけることができ、その位置を憶えておいた。

次の年の夏には冬の間に見つけておいたクヌギに絡み付いている藤蔓をゆすると、超大型のミヤマクワガタが何匹も落ちてきた。

あわてて、紙の箱に次々と投げ込み家に持って帰った。信じてはもらえないかもしれないが、80mmはかるく超えていた。

標本を捨ててしまったので証明はできないが、この山は大学の研究施設が昔からあり、敷地内は原生林状態なので、今も超大型ミヤマの遺伝子は細々とでも残されていると信じている。

ただ子供の頃のポイントは今でもあるのだが、肝心の木がすでに朽ち果てて新しい木に入れ替わっている。40年近くも経っているので当然か・・・・。


ヒラタクワガタも80mmクラスを一度だけ同じミヤマのポイントで採集したことがある。70mmくらいの太いやつは何度も採集したことがあったが、その日クヌギの洞で見たのは別格の大きさだった。あごの先端と頭部しか見えない!ピンセットがないと捕獲は無理だと判断して、すぐ静かにその場を離れ、大急ぎで家にあった大きなピンセットを取りに戻った。

再度、ポイントに向かう途中、近所の中学生が3人で先のポイントに向かっているではないか・・。「先回りしないとあのヒラタは採られてしまう。」

私は正規の道をたどらずに直線コースで山を登ることにした。小枝やススキで傷だらけになりながら、ウルシを触りまくりながら、何とか先着することができた。

慎重にピンセットであごを挟み無理やり洞から取り出したヒラタは今までのサイズとは比べ物にならない超大型であった。

すぐに中学生達がやってきて、「ウワー すごいでかい!」といっているのを聞いて私は鼻高々であった。

このヒラタクワガタは特別に自分の部屋で放し飼いにしていたところ、2日でいなくなってしまった。「逃がした魚は大きい・・・」という言葉が子供ながら頭をよぎる。

以来、そのサイズは見たことがない。

その後、中学生になり、夏虫の哀れさ(諸行無常)を感じるようになると昆虫から興味は失せた。それがこの年になってからクワガタ飼育に嵌ることになるとは・・・

40年近く前には外国産ヒラタも外国産ミヤマもいるはずもなく純国産種と言える。
「もう一度、あの怪物ミヤマや怪物ヒラタを見てみたい。」
そんな気持ちで飼育を始めたのです。

最初にネットで購入したのは本土ヒラタクワガタですが、60mmクラスだとコクワにしか見えない!

そうこうする内に「外国産ヒラタが日本でも買えるのか~」
今頃こんな遅れたことを言っては笑われますが・・・・

そして、子供の頃どうしても採集できなかったオオクワガタが数千円で買える??
外国産のオオクワガタはさらにでっかいぞ!

そんなこんなで現在色々の虫を飼っている次第です。






アンタエウス ブータン シェムガンの様子

2011-01-16 21:35:13 | アンタエウス
ブータン アンタエウス シェムガン産の保温シート(発泡スチロールのアルミ箔付きシート)をはずしてみると、観察に良いところで「こんにちは!」ってしてましたので写真に収めました。

この幼虫は ♂87×♀53(CBF1) の子供です。

この子は大きなお尻が見えています。



もう一頭は顔を出して「こんにちは!」ってしてます。



ストレスを与えすぎないように、すぐ元のように保温材で巻き巻きします。

ラベルによると、使用菌糸はネットでテスト的に購入した激安中古菌糸瓶(ナラ材100% オオヒラタケ)を観察しやすいように透明容器に硬詰めで詰めなおしたものです。割と良いように感じます。

9月下旬くらいの孵化幼虫なのでこれからの伸びに期待しています。




ついでに報告。

パラワン Mt.ガントン産 ♂93×♀48(CBF1)の割り出し材のカスを念のため保管していたパンケースから大きめの幼虫を2頭発見しました。

♂93はドルクス暖家さんから購入したものですが、すでにメス殺しの前科2犯です。
3匹目の嫁さんとはとても相性がいいみたいで殺しは起きていません。

加熱処理しなくてよかった!

1月3日に割り出しをして、何度も確認したはずでしたが、よほど小さな材の中に入っていたものと思われます。(見えにくいですが赤丸の部分)

こいつらは材カス君1号、2号と名づけます。

今、マット熟成中なのでもう少し我慢をし!!!



ダイオウヒラタ割り出し

2011-01-13 03:05:01 | ダイオウヒラタ
今朝、ダイオウヒラタの産卵セットを見ると、100円ショップのパンケースの側面に大きめの幼虫が確認できました。





メス親が大きく穿孔していた産卵木からあふれ出たのでしょう。
捕食されないように割り出さないといけません。



簡単に指で粉々になります。10月24日にセットしていたので、材の中は食痕だらけです。

すぐ、幼虫が出てきました。



結局、8頭の幼虫を採取しました。少し遅すぎました。



それぞれ、100円ポリ容器のマット(1000cc)に投入して飼育してみます。



あらかじめマットは、凍結==>解凍==>温度調整してあります。

ドリルで蓋の通気孔(φ6mm)を3つ追加して、7つにしました。
酸欠よりは乾燥したほうがまだ管理しやすいと思います。



100円ショップで入手したサージカルテープ(不織布のテープ)で通気孔はふさぎ、容器と蓋の隙間にティッシュとペーパータオルをかませました。

ところで、クワガタ幼虫はティッシュが好きなようで、蓋のすぐ下まで出てきてはティッシュを食べてしまいます。

水分が欲しいからか、ティッシュのつなぎの澱粉が美味しいのでしょうか?
とりあえず害はなさそうです。

澱粉が美味しいならバナナも食べるかと思い、前に割り出ししたダイオウ君に一切れ置いておいたらなくなっていました。

バナナも食べるんだ~!それに完食やし!
そんなにマットまずいですか?

ビートパルプは、さすがに食べずに残されており、カビていたのとアルコール臭がしたので除去しました。








南ベトナム クルビデンスSSPの様子

2011-01-10 21:09:11 | 南ベトナム クルビデンスSSP
押入れ下段の3段収納ケースを買うまで南ベトナムクルビデンスはダンボールに放り込まれていました。



一応アルミ箔付きの断熱材で菌糸瓶を包んで、底・天にも断熱材を適当に敷き並べて保温していますが・・・



幼虫が見えていたので記念撮影。

赤い丸の部分にでっかいお尻が見えています。



この菌糸瓶は1本目ですが、オガ粉も微細になるまでお行儀よく食しています。良い子です!

25g位はありそうですが、計ったことないし!

適当飼育に慣れているようなので、このままダンボール箱で大きくなりなさい!

断熱材を巻き戻して、また蓋の断熱材をして終わり!

クルビは押入れ下段の温度帯で管理しています。(18~20℃位)

恥ずかしい飼育部屋

2011-01-10 20:40:12 | 飼育部屋
クワガタ幼虫を飼育するに当たってまず考えたことはといえば、当然温度管理です。

秋から飼育を始めたので、隙間だらけの木造家屋の寒さ対策が必要だが、さてどうしよう?

とりあえず押し入れしかスペースがないので、押入れの中の物(ほとんど本)を全部廃棄し、空になった押入れの壁・底・天井に全て断熱材を貼り付け、扉の裏の部分には断熱のカーテンを付けてみました。

押入れ上段は底に1畳のサイズ(90cm×180cm)のホットカーペットを敷き、カラーコンテナを組み合わせて棚を作りました。

これで大体22℃~24℃になりました。




押入れ下段には、安物のホットカーペット(45cm×90cm)の上に3段式の収納ボックスを設置。



これで室温17.6℃、押入れ下段18.9℃です。室温が12℃くらいになっても大体19℃くらいをキープできています。




虫の方が暖かく過ごしているのに私は着膨れしている。何か矛盾・・・



下段の収納ケースの一番下の引き出しだけ、底に断熱材を敷いています。
なぜかというと、遠赤外で幼虫が低温やけどをしないようにです。

一番最初に飼育した本土ヒラタの幼虫を★にした経験からです。
ホットカーペットとの隙間を設けるだけでは十分ではないと思います。





オオクワガタ 阿古谷産 菌糸瓶交換

2011-01-10 18:59:19 | オオクワガタ 阿古谷産
オオクワガタ(阿古谷産 F5)の菌糸瓶を交換しました。

掘り出すのは楽しいのですが、幼虫にストレスを与えないために一回り口径の大きい瓶を連結して、食痕が出たら分離することにしています。

本当は面倒くさいからかも・・・。出来れば自分で移動しなさい!(笑)



上と下の容器を連結します。



連結した時に酸欠にならないように瓶の方の部分にドリルで穴をあけています。注意しないと、一度幼虫に穴をあけてしまいそうになりました!
前の瓶の口径でくり抜きます。すると、



くり抜いた時にでる菌糸オガは先の瓶の口にふわっと詰めて、新しい瓶を逆さまに連結した後、ひっくり返せば出来上がり。(写真は角のPP容器)

その後、湿度を保つのと雑虫が入らないようにビニールで覆います。



この写真では、下部の容器(筒型2000cc)に幼虫が確認できますので、移動完了。

上部の古い瓶はもう御用済みです。

この方法だと楽なんですが、体重は不明です!

この幼虫は800cc3本目(10/28)で19gでした。

なので、4本目は期待を込めて2000ccです。

まだ、色も白くシワも少ないのですが、もう7ヶ月目なので最後の交換になると思います。

見かけだと25g以上ある気がするのですが、まだ素人なのでどーなんでしょうか?

2010年度のクワガタ飼育種

2011-01-09 01:05:52 | 今期の飼育種
■【国産オオクワガタ】
 1.阿古谷産  5頭 ♂76×♀48   不明
 2. 〃    2頭 ♂79×♀50   F2
 3.シールド輝 4頭 ♂68×♀41   CBF1
 4.能勢    3頭 ♂84×♀50   F3
 5.佐賀県神崎 8頭 ♂77.4×♀48.6 CBF1
 6.山梨県韮崎 4頭 ♂77.1×♀48.7 CBF1
 7.佐賀県中原 1頭 ♂81×♀49   不明
 8.産地不明  4頭 (何も知らない素人の初買い物です。(笑))
   だが、この産地???は以外に成長している。ドルクス暖家からの購入分。

   今になって知ったのだがオオクワ幼虫だけで31頭もいたのね。。。

■【クルビデンス】
 1.南ベトナムクルビデンスssp 8頭♂80.5×♀44.5 F3 

■【アンタエウス】
 1.インド  タイガーヒル 10頭 ♂83.5×♀50~52 CBF2
 2.ブータン シェムガン   4頭 ♂87×♀53    CBF1
 3. 〃     〃     6頭 ♂86×♀47    CBF1
 4.ブータン トンサ     6頭 ♂86×♀51    CBF1

■【スマトラオオヒラタ】
 1.アチェ          5頭 ♂94×♀48    CBF1
 2.CYBER ペンチ君   5頭 ♂89×♀49
 3.アチェ          8頭          WDF2
 4.アチェ          5頭 ♂94.7×♀48.5  CBF1

■【スラウェシオオヒラタ】
 1.スラウェシ        5頭 ♂96×♀38    WDF1

■【本土ヒラタ】
 1.加古川産        10頭 ♂70×♀40    WF2

■【離島ヒラタ】
 1.サキシマ 西表島産    6頭          WDF1

■【パラワンオオヒラタ】
 1.Mt.ガントン産     ?頭 ♂93×♀48    CBF1(自家製)
 
■【アルキデスオオヒラタ】
 1.アチェ          ?頭          WDF1(自家製)

■【ダイオウヒラタ】      ?頭          WDF1(自家製)

    
   





今年のクワガタ飼育の基本方針? まずは先達の経験を調べてみた。

2011-01-08 21:43:42 | 飼育方針
温故知新

まず、私がクワガタ虫の飼育を始めるに当たり行ったことといえば、ブリーディングに研究を重ねた先人たちの知恵と経験と失敗を調べることだった。

自分で何年も思考錯誤するより、すぐれた先人に学んだほうが近道なはず。
本当を言えば、単に面倒くさいだけだが・・・

これらをホームページやブログからメモして飼育種別に基本的な方針をまとめてみた。
もちろん、古い見識や新しい知恵など玉石混交とは考えられるが自分なりの結論を出し
てみるつもりだ。

■【国産オオクワガタ】

・菌糸瓶で引っ張りすぎると縮んでしまう。
(新鮮な菌糸を常時与えるということか?)
・幼虫の管理温度20℃~25℃で管理するのが良さそうだ。
  ただ、自然では一日中同じ温度というのはありえないのではないだろうか、
  林の中の朽木のなかでも昼と夜とで温度は異なるはず・・・

  「寝る子は育つ」とは、古き格言ではあるが、人間の場合、寝ている間に成長ホル
  モンが出るという。

  昆虫でもそうだとすれば、一日の温度差(日格差)をある程度設けた方が面白い
  結果にならないだろうか?(アバウトな管理しかできない理由付けな意味が多分に・・)

  低温域で眠らせて高温域で食べさせる方向で飼育したらどうだろう?
  私の場合、昨年の10月からの飼育になるので、仕事に行っている昼間の室温が
  低く帰宅してからエアコンを入れた夜間の室温が高くなる。

  これを利用して、夜間の暖かい時間帯をニョロ(幼虫)達には昼間と思わせ、
  昼間の寒い時間帯を夜間と錯覚させることにしてみる。

・菌糸瓶はバンブーインセクトの添加剤の少ないもので、統一する。
 まずは素質を見極めることにし、安全に羽化させる。

・ニョロの気持ちになって考えよう!
  ・瓶をむやみに齧る---->酸素が足りない。ならドリルで瓶底に穴を開けてみる。
  ・体重をやたら量るのは嫌だよね---->瓶を連結して自然に移動させる。

・添加剤も色々調べてみたが、今期は使わない予定

  候補としては、

  糖類として、トレハロース・オリゴ糖・乾燥バナナ・乾燥パイン・乾燥りんご
        ・ニンジンジュース・純米酒・麦芽・ビートパルプ
  タンパク質として、乾燥ゆば・粉ミルク・乾燥粉シイタケ・さなぎ粉
  ミネラル塩類として、ヒマラヤ岩塩・粗塩・海洋深層水
  外殻用として、乾燥ミジンコ粉・エビ粉・キトサン・乾燥粉シイタケ
  アミノ酸として、昆布だし+シイタケだし汁(単に美味しさから!)
・大きくならないニョロには大きくなったニョロの食べかすを加える。

■【アンタエウス・アルキデスオオヒラタ・クルビデンス】

・マットと菌糸瓶の両方で飼育してみることにする。
・アンテ、クルビは自分の周りの環境を整えるのに時間がかかるらしい。
 なので、出来るだけ飼育瓶を引っ張ってみることにする。

 目標はマットなら1500cc(最初の瓶)で3~4ヶ月
 菌糸瓶なら、800cc~1100cc(最初の瓶)で5~6ヶ月としてみよう。

 私はバンブーマットをそのまま使用するので、水分は少なめで、海洋深層水を加える
 ことにした。(味が付いている方が美味しいはず---->よく食べるはず(笑))

 バンブーマットはガチ詰めだと★になりやすいようなので、瓶の縁までマットを入れ
 てから、何回かとんとんと落とした程度にしている。

 水分を控えめにした理由は25℃管理(27℃位もあったかも)で再発酵させて
 しまい、サキシマヒラタと本土ヒラタを大部分★にした初めての苦い経験から。

・管理温度は15℃~20℃(私の押入れ下段温室ではこのあたりが限界)
・マット飼育では前に使ったマットを全部底に入れて次第に大きな容器に移行する。
・7ヶ月までしか体重が増えないとのことなので、6ヶ月目に最終瓶に交換する。
 

■【スマトラオオヒラタ・パラワンオオヒラタ・スラウェシオオヒラタ・ダイオウヒラ タ】

・オオクワガタと同じ押入れ温室の上段に置いて管理しているので、幼虫の管理温度
 は必然20℃~25℃での管理になる。

 これらのニョロ達はほとんどマットで適当飼育だ。
 糞が瓶の上部に目立つようになったら大きい容器に移すか、新しいマットを加えるか
 臨機応変にやってみることにする。