「虫に帰巣本能はあるのか?」という長らく抱いている私のテーマについて私なりの解釈を・・・
独り言と聞き流してくださいませ。
以前、庭の管理に行っていたお客さんの家で、いつも毛虫が大量発生する庭木がありました。種類はハナミズキだったか木蓮だったのか記憶が曖昧ですが、近くに同種の木があるのにもかかわらず、毎年その木だけに毛虫が発生するのです。
こんな経験が何度かあり、「もしかして、昆虫にも帰巣本能があるのだろうか?」と疑問をいだくようになりました。
先日、旅立って行ったシロテンハナムグリも生まれた場所へ戻ってきているようで、飼育箱に何匹も飛来してきています。「別の所からきた個体と区別できるように目印になるマークでも付けておけば良かったなあ。」などと興味を持って観察しているのですが、ここでまたまた疑問。
Q.昆虫のどこにそんな記憶装置があるのだろうか? 小さな脳にそんな機能があるのか?
そして、考えられるのは・・・
1.嗅覚が想像以上に優れているので、生まれた場所を匂いで特定している。
2.地磁気を感知し、記憶している。
Q.カバマダラなどの旅をする蝶は、何故、目的地があるのだろうか?
そして、そこでなければならない必要性とは何なのだろうか?
考えられるのは・・・
1.そこにしか無い特別な餌がある。(特別な餌があるとは考えにくいが・・・)
2.そこが繁殖のパーティー会場だと記憶している。
3.ユングの言う潜在的無意識が昆虫にも存在する。
4.その群れは、もともと1つのペアから始まったので、共通の記憶がある。
ここで、さらなる疑問。 「生物の記憶とは、そもそも何だろう?」
1.コンピューターなら、0と1からの組合せを磁気情報として記録した記憶素子(装置)が
ある訳だが、人間だとチッポケな脳細胞の神経繊維(ニューロン)ごときに情報を蓄積して
いるというのだろうか?
2.性夢などで経験が無いにも関わらず、シリアスに、触感さえ感じてしまうのは何故 か?
3.見たことも無いデザインが浮かんで来て、それを夢の中で、CADを操作しているかのよ うにズームイン&アウト出来てしまうのは何故か?
4.人間の細胞は3年で全てが入れ替わるというのに、
脳細胞の記憶情報もそのまま復元されるのだろうか?
3年前の自分と、今の自分では別人にコピーされているというのに・・・
5.本当に脳の一部に記憶装置があるのか?
6.キャッシュのような一時記憶装置があるため物忘れをするというのは理解できる。
しかし、幼年期からの記憶や強烈な経験は忘れがたいものがあったりする。
7.卵から生まれる種、例えば親から教育を受けない昆虫が同じ種の交尾相手を探す
のに本当にフェロモンだけで説明がつくというのか?
(まあ確かにゴキブリホイホイにゴキブリは集まるが・・・)
もしかすると、脳は記憶を虚空の彼方(別の次元にあり、すべての生物種の過去・未来すべての思考エネルギーのデータバンク)から取り込む無線装置のようなものではないのか?
つまり脳は通信装置の機能を持っているということだ。それなら、過去生の記憶をもっている人や予知能力、霊媒などの特殊能力も説明がつくのかも知れない・・・。
「はたして、昆虫に愛は存在するのか?」
1.ペアリングから♀だけを産卵セットに離した際、♂の元気がなくなり寂しそうな感じさえ する。
2.相性の良いペアだといつまでも仲良くしている。
3.♀が産卵木に産みつけた卵を守っているかのような威嚇をすることがある。
4.逸脱するが、カエルには自分の子供(オタマ)を背負って植物の葉と茎の間の水たまり に置いて餌を与えたり、移動をさせたりする種が存在する。
「カエルにも愛があるのか?」
5.カエルの求愛声は誰に教わったというのか?
疑問は尽きず、次第にオカルトの様相になって来たようなので、今日はこの辺で・・・・。
独り言ですよ、あくまで独り言。
こういう夢想に耽るのが楽しいだけです^^