愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

飼育メモ ~オオクワガタ菌糸瓶の食痕の違い~

2011-11-19 19:11:19 | オオクワガタ 産地不明

我が家の飼育練習台になっている産地不明オオクワガタなのですが、菌糸瓶の食痕を見ていて気がついたのでメモとして残しておきます。

産地不明で約50頭の幼虫がいるのですが、それぞれ色々なサイズの菌糸瓶に入っています。

左側は菌糸を詰めて1ヶ月位の菌糸瓶に初令~2令投入した菌糸瓶。

そろそろ交換の時期ですが、食べかすの色が濃い色をしています。(大部分の瓶で同様)

右側の菌糸瓶はパラワンの初令を入れたものの★になったので中心部分だけを取り除き、新しい菌糸を足して作成したリサイクル菌糸瓶ですが、食べかすは明るい色をしています。

こちらは最初に詰めてから約2ヶ月が経過した菌糸を与えたことになります。

少し拡大してみると、

【左の瓶】

 

【右の瓶】

左の菌糸瓶では、ややオガの粒子が残っているのに比べて、右の2ヶ月熟成?菌糸瓶だとオガを微塵になるまで食べています。

実を言えば、右の瓶には2頭の幼虫が入っています^^;

しかしながら、生育はいいように思います。

アンタエウスの食べ方みたいです。

このことから、私がメインで使用しているバンブー菌糸では、1ヶ月熟成では菌糸によるオガの分解が進んでおらず、オガの硬い部分が消化(噛めないのかも・・・)できずに残されているのではないかと推察できます。

そして、2ヶ月熟成になるとオガの硬い粒子も分解が進んでいるので、微塵になるまで無駄なく食べることができるのではないでしょうか?

これが食べかすの色の違いに現れたと考えられます。

オオクワガタ初令の小さな幼虫には2ヶ月くらいの熟成期間を長めにした菌糸瓶がいいのではないでしょうか?(他のメーカーの菌糸にはあてはまらないかも?)

これはアンテやヒラタにも言えると思います。(パラワンやスマトラの幼虫を菌糸瓶投入で死なせた失敗から考えても・・・)

オガを見ただけで餌としての適・不適の見分けができるようになってやる~~~!

ん~っ! それにしても、「オオクワ飼育は奥が深い!」

 

 


パラワンオオヒラタ CBF4 菌糸瓶交換

2011-11-19 18:23:53 | パラワンオオヒラタ

昨日に引き続きパラワンのCBF4幼虫の菌糸瓶交換をしました。

この子は新規に購入した種親ブルックスポイント産♂100.5mmと♀51.5mmから採れた幼虫になります。

 

2本目のG-POT 900ccが薄皮だけになっていたので、皮膜を取り除くと、なかなかのサイズの幼虫が現れました。

 

48gですが、まだこれからという感じでフニャっと柔らかいです。

1本目 バンブー菌糸から2本目 G-POTへの交換でも餌に順応しているようです。

 

3本目は10月23日に到着したバンブー菌糸ブロックを詰めた1900ccガラス瓶です。

もう1ヶ月熟成したかったのですが、手持ちの1400ccでは少し小さいようなので1900ccに入れることにしました。

昨日交換した兄弟幼虫は底に食痕が出ており、なんとか使えそうな感じ。

不織布とティッシュを被せて、しばらく酸欠対策をすることにしています。

 

【飼育データ】

・1本目 バンブー 500cc

・2本目 G-POT 900cc     28g

・3本目 バンブー 1900cc   48g

 


ブータンアンテ シェムガン CBF1羽化

2011-11-19 17:54:29 | アンタエウス

ブータンアンテ シェムガン CBF1の羽化が続いています。

掘り出してみると、かなり横幅の有る個体が出てきました。

という訳で、早速サイズを計測することに・・・

現時点では81mmを越えています。胴幅は32.8mm。

へへっ、初の80mmオーヴァーです^^V  重厚でカッコイイです^^

惜しいことに上翅の一部に小さな水泡ができていました^^;

もしかすると蛹室の天井に出来た水滴が上翅に触れたからでしょうか?

ラベルを見れば、どうやら2本で羽化したようです。2本目に交換時で38gでしたのでノーマークでしたが・・・

舌を出して水分補給をしているみたいなので、蛹室をリフォームしてティッシュを載せ霧吹きをしておきました。ゼリーはまだ少し先のようですね。

まだ幼虫の兄弟と蛹の兄弟がねばっているので、こちらに期待しています。

90mmには遥かな道のりですね^^A

 

【飼育データ】

ブータンアンテ シェムガン CBF1♂ (親♂86×♀49)

・11月割り出し

・2010/12/11 バンブー菌糸 1100cc     (22℃以下管理)

・2011/05/31 バンブー菌糸 1400cc 38g (26℃以下管理)

・2011/09/18 蛹化

・2011/11/04 羽化確認

・2011/11/18 掘り出し 


アルキデスヒラタWF1 菌糸瓶交換

2011-11-08 21:18:04 | アルキデスオオヒラタ

アルキデスヒラタWF1の菌糸瓶交換をしました。

800cc、1400ccを綺麗に底から食い上げての交換です。

見た目のサイズもなかなかのものです。

新しい菌糸瓶に穴あけをして、秤に載せて0g設定後に幼虫を置くと、

52gを表示しています。50gアップです^^

何とか大台に乗せることができました!

しかし、このまま大型が羽化するなんて保障は何もありませんが・・・

メモシールに記載していませんが、実際には、

【飼育データ】

2011年3月2日  割り出し→プリンカップ200ccにてアルキデス食べかす(約1ヶ月)

                   →オオクワガタ使用済み菌糸800cc(リサイクル約1ヶ月)

2011年5月16日 バンブー800cc

2011年8月13日 バンブー1400cc   36g          管理温度26℃以下

2011年11月8日 バンブー1400cc   52g   です。   管理温度23℃~21℃位

割り出しして、保存していた兄弟幼虫のフンで約1ヶ月管理後、オオクワリサイクル菌糸で約1ヶ月管理という目茶目茶な飼育ですが、こんなに立派になりました。

10月初旬から屋内押入れに移動し無加温で23℃前後で安定していましたが、これから温度変化の大きな時期ですので、我が家の場合、温度管理が難しくなります。

我が家の飼育環境だと菌糸瓶内の温度は室温より少し高め(+0.7℃くらい)になるようなので、昨年の25℃以下管理を2℃下げて、23℃以下管理にすることにしています。・・・・オオクワ・ヒラタなど

ところで、外国産ヒラタは何でも食べてくれますね!

オオクワは菌糸を良く食べる割に体重が乗らないので、廃菌糸にまだ栄養があると考えていましたが、案外と的を得ているかも知れません。

本当を言えば、3本目(4本目?)一回り大きな熟成中の1900ccガラス瓶に交換したかったのですが、少し菌糸の回りが良くありません。

バンブー菌糸はオガが細かいので、あまり硬く詰めると菌糸が回りにくいように感じます。

オオクワはそれでも何とか食べてくれますが、外国産ヒラタの弱令幼虫に熟成期間の短い硬詰を使うと★になってしまうことが多かった・・・・。

 


インドアンテ タイガーヒル産CBF1羽化

2011-11-05 19:01:23 | アンタエウス

インドアンテ タイガーヒル産CBF1の3番目の♂を掘り出しました。

9月20日に羽化しているのを確認しましたが、動きが出るまで待っていました。

不全も無く完品での羽化です。体の幅があり、なかなかのマッチョです!

2本目の菌糸瓶交換のタイミングが遅すぎて、45gと大きくなりすぎた交換が失敗だったように感じています。

インド産以外のブータン産は、まだ蛹なので、サイズの方は、そちらに期待することにしましょう。

 

【サイズ】 77.4mm

【飼育データ】

1本目:2010/11/23 バンブー800cc

2本目:2011/04/13 バンブー1400cc 45g

3本目:2011/05/31 バンブー1900cc 35g

     2011/09/20 羽化 

 


ダイオウヒラタ羽化(不全)

2011-11-04 03:30:32 | ダイオウヒラタ

前に菌糸瓶を逆さにしていて泥化した菌糸がずり落ちたので、人工蛹室(というのも恥ずかしいですが・・・)に入れていたダイオウヒラタが羽化しました。

順に、10月15日(羽化して裏向けになっています。)

10月17日(仰向けになりました。)

上翅がへこんでいます^^;  早く仰向けにしてやれば・・・

 

11月4日(体が固まったみたいです。)

70mm少しなのですが、胴幅があり大きく見えます!(単に親馬鹿かな・・・)

すでにファイティングポーズを取れるようになりました。

【反省】

泥化した菌糸を粘土みたいに捏ねて人工蛹室を作ったアイディアは良かったが、体に合わせた幅と深さに作らないと自由に体の向きを返られない。(蛹室の幅が広すぎた)

布団代わりのキッチンペーパーは余分な水分を取ることは出来たが、水分でもたず、クズになるので摑まり所がない。

結果として起き上がるのに苦労したと思われる。パルプのペーパーを使えば良かった。