愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

アルキデスヒラタWF1の早期蛹化

2011-08-27 19:23:49 | アルキデスオオヒラタ

昨日のことですが、菌糸瓶をチェックしているとアルキデスオオヒラタWF1が蛹化していた。

まだ目の部分が黒くはなっていないので、つい最近に蛹化したようです。綺麗な飴色です。

この子は3月2日の割り出し幼虫ですので、5ヶ月足らずで蛹になったことになります。

ずっと♀だと思っていたのですが、蛹長は60mm位なので、70mm位のど短歯の♂が羽化しそうです^^;

 

アルキデスのような低温種にはガレージでの飼育は問題ありということでしょうか?

だとすれば、アンタエウスもヤバイかもしれません。このところアンタエウスの幼虫達はあまり菌糸を食べている様子がなく、動きが鈍く感じます。

あと1ヶ月の残暑を乗り切れれば、しめたもんですが、なんとか粘って欲しいものです。

私の場合、赤いシールは蛹化した瓶に貼り付けて、なるべく触らないようにしています。

羽化が確認できた瓶にはゴールドのシールが貼り付けられます。

 

番外ですが、ヤマトタマムシの産卵シーンを見かけたので載せておきます。

木の皮のひび割れた部分に産卵管を差し込んで移動しながら産卵しています。

この木の切り株の近くにエノキが生えていて、ヤマトタマムシの社交場になっています。

1本の木に10匹位のヤマトタマムシが飛び交う様は幻想的です。


産地不明オオクワガタの産卵セット割り出し

2011-08-24 21:16:45 | オオクワガタ 産地不明

月20日に昨年末ドルクス暖家から購入したオオクワガタ(産地不明)の産卵セットを割り出ししてみた。

今なら絶対に買わないのだが、当時は産地の概念がない全くの素人であった。産卵セットを組むかどうかは随分迷ったのだが、ずっと仲良く同居させていたので、つい情に流されてしまったという次第です。

結果はというと、こういう時に限り多産でした。。。^^;

産卵木は採集カワラ材の太めのもの。こんなもので産卵しても菌糸に巻かれて孵化幼虫が取れないだろうと第1の試練(悪魔の実験)をしたつもりでしたが、25頭以上も採れてしまったのでした。材は芸術的とも言える空洞ができていました。

20頭を越えた辺りから指の数を越えたため数えられなくなりました^^;

第2の試練として、オオクワガタの廃菌糸のケースに入れて、生き延びた適応力のある幼虫だけを菌糸瓶に入れることにしていましたが、・・・・全部育っている!!!

10本のバンブー800cc菌糸瓶を用意していましたが、今回目出度く菌糸瓶に入れた子は6頭だけです。出来るだけ底の部分で菌糸カスを黙々と食べて大きくなった?子だけが第2の試練をクリアーし、菌糸瓶へと移動を許されました。

他の幼虫は、成長具合を見て順次移動することにしましたが、残りのイスはあと4本という訳。

落ちこぼれ君達は私のオリジナル添加発酵マット行きというさらに過酷な試練に立ち向かわねばなりません。

左上の幼虫だけがなかなか潜行できません。みんな、この菌糸瓶にも適応しておくれ~~ファ~イトッ!

 

ところで、今日の15時頃、外仕事をしていると何やら空飛ぶ物体!

何だあれは?ウバタマムシか?それともノコギリカミキリか?もしかして?という訳で、キャッチしてみるとミヤマクワガタのメスでした。

「昼日中から飛行するなんてけしからん!」とも思いましたが、これも何かの縁だと思い、飼育することにしました。まるで捕まえてくださいといわんばかりに私の前に現れたもので・・・

ガレージの飼育室にやってきたメスと合わせて合計2頭のミヤマクワガタ♀です。

羽化までが長く、低温管理を余儀なくされるミヤマクワガタですので敬遠していましたが、成り行き上、飼育することになってしまいました。やれやれ・・・


南ベトナムクルビデンスsspの死!これは・・・犯人は誰だ???

2011-08-13 22:43:31 | 南ベトナム クルビデンスSSP

今日、菌糸瓶をチェックしていると、羽化を確認できている南ベトナムクルビデンスSSPの瓶の通気用キッチンペーパーが破れているではないか・・・

「脱走するには羽化した時期が最近過ぎるし・・・・イヤな予感・・・」とペーパーをはずして内部を覗き込んでみると、足の付け根の部分がある!

掘り出すにつれてバラバラ死体の全貌が・・・・

蛹室の余分な湿気を逃がすために蓋をはずしていたのが裏目に出ました^^;

犯人は、昨日捕獲した逃亡スマトラオオヒラタのメスだと思われます。

この近くの別の瓶のフィルターから内部を窺っていたのを捕獲しました。

胸部と腹部のジョイント部に齧りついた痕が確認できます。ここから羽化直後の動きの鈍い南ベトナムクルビデンスSSPのオスの体液を吸ったと思われます(T T)

繋ぎ合わせた各部のパーツを見る限りでは、70mm後半の最大オスだったのですが、無念!!!

そして、代わりに卵が3粒置いてありました。(8/25現在、孵化しています。)

 「こんな代品で堪忍できるか~」

この間からヒラタの逃亡メスは必ずと言っていいほどオオクワ系の菌糸瓶を物色していました。野生ではオオクワガタが最大のライバルであり、ご馳走なのではないでしょうか?

この2日間で菌糸瓶に潜り込もうとしている国産ワイルドヒラタのメスを3匹捕獲しました。

普段は見もしないのですが、家のすぐ隣の敷地の畑に入るとシイタケの廃ホダが山積みでした。そしてクワガタの食痕や脱出坑が確認できました。

どうりでヒラタの来訪が多い訳です。飼育棚から20mほどの所で発生しているのですから・・・。^^;

 

 

 

 

 

 

 


スマトラオオヒラタ アチェ産 CBF1 初羽化!

2011-08-12 19:03:15 | スマトラオオヒラタ

8月7日に瓶越しの羽化を確認していたスマトラオオヒラタ アチェ産 CBF1を堀り出しました。

菌糸瓶がドロドロ状態だったので、掘り出すことにした次第です。

 

成長が???だったので、体重など計りもしなかった割には、まずまずのサイズでして85mm強です。

なかなか横幅があって可愛いのお~

親サイズは♂94×♀48と悪くないのですが、マットを再発酵させてほとんどが★になる中で、菌糸瓶に入れていた子は無事に羽化することができました。^^

1本目 三階松 TYPE-T 800cc

2本目 バンブー 1400cc

3本目 フジコン DEBURO 1400cc

と目まぐるしく菌糸瓶が変わったなかでの羽化だとこんなものなのかな?

 

我ながら、やる気の感じられないラベルだわ!

 


インドアンテ タイガーヒル産CBF1♀羽化

2011-08-09 00:04:22 | アンタエウス

インドアンテ タイガーヒル産CBF1のメスが羽化しました。

実を言えば、8月2日に羽化していたのですが、写真を撮り忘れていたので、再度掘り出して計測してみました。

46.5mmくらいです。

 

ラベルを見ていただくと分かると思いますが、菌糸は590cc 1本での羽化です。

それも掘り出した時の下の写真のように3分の一くらい食べただけでの羽化です!

成長効率が良過ぎです。ここの菌糸ではメスには栄養が有りすぎるのでしょうかね???

飼い主思いのとっても良い子です

 

ところで、先日羽化したパラワン君の親子対面です。

右側が親で左側が息子です。 

そっくりでしょう!まあ、他の子と区別なんて無理ですが・・・

まだ眠たいようで息子の方は全く覇気がありません。

 

拙い画像で申し訳ないのですが、良く見ると違いが有ります。

左の息子は少し細身で、お尻の先が尖っております。

 

 

 


昆虫採集大会の結果はといえば・・・

2011-08-03 22:01:28 | 日記

先日の7月31日に、茨木市の田代鍼灸院の田代先生のグループ(総勢30人ほど)で、昆虫採集大会を開催しました。

場所は、とある茨木市の山中です。(私の勤務先ですが^^)

昨年の無念(ミヤマ1匹)を果たすべく、今回は時期もベストに設定し、準備も万全です。

もしもの場合にと、カブト虫を60匹とクワガタ15匹ほど用意しておきましたが、前日に仕掛けたバナナトラップの効果はまずまずでして、カブト虫だけで合計15匹くらいは捕獲できました。他にミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなど数匹。

子供達は夢中で昆虫採集に没頭していました。

当日は皆さんそわそわしていたようで、5時起きとのことでした。

現地には、7時過ぎに到着。

森をかき分けて進み、前日に仕掛けたバナナトラップの近くの木に黒光りするものを発見!

近づいて見ると、カブト虫です! この木だけで、6匹おりました。

この木はシラカシなのですが、初めて見ました。

私の固定観念では、クヌギかコナラなのですが・・・・まさかシラカシとは意外でした。

 

こういった家族での昆虫採集の思いでは、一生記憶に残ると思います。

バーベキューや水遊、フィールドアスレチック、射的、花火など大人も楽しめた大会になりました。

私も父親に最初で最後の昆虫採集に連れて行ってもらった記憶がまだ精細に思い出されます。

その頃は岸和田市の臨海地域に住んでいて、バスに揺られて山奥の牛滝山にいったのですが、巨大なヤブヤンマが偶然にも振り回した網に入り、取り出すときに噛み付かれて逃がした残念な経験をしました。

コガネ虫くらいしか居ない海の近くから、自然豊かな山中へ行って狂喜したものです。

 

 


初パラワンオオヒラタ羽化^^ 

2011-08-03 21:37:22 | パラワンオオヒラタ

パラワンオオヒラタ CBF1を掘り出してしまいました。

この3週間くらい瓶越しに観察していると、うつ伏せになったり、仰向けになったりと交互に体の向きを変えておりました。

お見事!! 蛹室は体長ギリギリの大きさです。

自分の羽化サイズをイメージできないと、こうもうまくいかないのではないでしょうか?

不思議ですね!

サイズは93mmです。父親と同じサイズです。

初パラワンは、1本目の800ccで48gまで成長したのですが、その後の菌糸瓶交換がうまくいかずに体重を減らし、このサイズでの羽化となりました。

でも完品での羽化ですので、私的には、とても喜んでおります^^ 

この子の父親がまだ健在なので、感動の親子対面をさせてやらないと・・・・

バンブー2000ccは、ほとんど捨て瓶となってしまいました。

容量はともかく、パラワンには瓶の直径がもう少し必要ではないかと感じます。