愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

菌糸瓶用アダプター

2017-11-22 14:50:03 | 飼育用品

昨夜、空の菌糸瓶をいくつか持参でロイヤルホームセンターへ行って来ました。

そう、現物合わせというやつです。

いろいろサイズ合わせをしていると、

我が家で良く使用している800cc瓶が3種類と、PPの1400cc瓶(バンブーインセクトのもの)、最近購入したDOSの2300cc瓶に合う塩ビ継手が見つかりました。

DOSの2300ccクリア瓶にはマエザワLBS100P×100Tがドンピシャ。少し先端をカットすると丁度よい大きさになります。我が家の1400cc瓶にもピッタリです。

 

800ccは、PP瓶2種類では

同じく、マエザワVPLBS75P×75Yがピッタリなのですが、クリア瓶だけ口部の内径が小さいので、

先端を切り詰めてから細い部分の外側をサンダーで削ると3種類兼用で使えるようになりました。

旋盤がないと肉厚を薄くするのは時間かかります。

ハンド油圧プレスもストロークの200mm以上のものを購入したし、プレスマシーンが完成したら面倒な

菌糸詰めが楽しくなるだろうな。ヘヘヘ。


スマトラオオヒラタマット交換

2017-11-21 20:38:55 | スマトラオオヒラタ

ガリガリと容器を齧る音。

何事かと重ねてある菌糸瓶を調べると犯人が判明しました。

エサ切れで訴えていたのですね。「菌糸足らん!交換してチョー」なぜか名古屋弁になってますが・・・。

大阪弁に直すと、「菌糸足らんでー早よ替えてえな!」ってとこですか。

要望に屈して菌糸瓶を交換する気になりました。

50gは思っていたより大きい幼虫です。

この子は自家繁殖の幼虫で50g越えの1番乗りとなりました。

期待を込めて1本目に1400cc瓶に投入したのが青かびで撃沈して2本目で50gでした。

しかし、まだ1400ccで行きます。

中央に開けた穴はぴったりですが、やはり菌糸瓶が小さいかな?

我が家ではコスト重視のケチケチ飼育ですので70gの第2難関を越えない幼虫は2300ccには入れません。

サービスのつもりで食べかすで上部を補充しました。

本当は上部に結露による青かびが有ったので、その部分を削って青かび防止の意味で入れているだけです。

70g一番乗りを期待してるぞ!


DHヘラクレスマット交換

2017-11-20 15:33:12 | ヘラクレスオオカブト

ネットオークションで購入のパチセラス メテオ系の幼虫の生育が遅いのが気になっていたので

生存確認ついでにマット交換を行いました。6頭とも2令の後半で一応は生存を確認できました。

体重は計るほどでもありませんのでスルー。

 

最初のマットはガチ詰めでしたが、今回は余り押し固めずに詰めることにしました。自然界の腐葉土とかフワッとしてますよね? 木の朽ちたのにしてもフワッとしてるはず。

ならばマットは量を多めでフワッと詰める方が幼虫も動きやすいし酸素も十分で元気に育つのではないかという訳です。

初期の成長促進の目的で容器の1/3位はトレハロースを混ぜておきました。過去に再発酵で懲りているので我が家ではマットの水分は少な目です。だからトレハロースを混ぜても再発酵はないですが、念のため下部にだけ入れてあります。

 

ついでに前回交換を見合わせた2頭も勢いで交換することになりました。

45gと

43gでした。

9/12  初令~2令なりたてくらいに最初のマット投入

11/20 43gと45g           ならまあまあですか・・・。まだ先は長いしね。


スマトラオオヒラタマット交換

2017-11-17 15:34:26 | スマトラオオヒラタ

今日も1頭加水が多すぎて騒いでいる幼虫のマット交換をしました。

マット組はこんなもんか。

下方の1/3はトレハロース20g混ぜ込んでおきました。

 

ヘラヘラを入手したのですがオスが半分寝ていますね。

このオスは時々ゼリーを舐めていますが、もう1頭のオスはオガクズの中で熟睡しています。

 

我が家の場合、自然羽化で自分から地上にでてくるまで基本放置なのですぐにガツガツとゼリーを食べ始めるんですが、動きが活発になるまでもう少しかかりそうです。

メスの4頭はケースの中でブンブンしていますので、部屋で飛ばせてみようと試しに1頭出したところフリーズしてしまいました。

 


菌糸負け幼虫

2017-11-14 08:11:13 | 飼育メモ

同じ温度帯で同じ菌糸で投入日も同じで隣同士の瓶なのになぜこんなに成長が違うの?

メス親が違う異母兄弟幼虫です。

SRDの菌糸が消化できないのが左側の幼虫。まだ2令です。

何とか消化できているのが右側の幼虫で3令に育っています。

 

この菌糸は菌の力が強いみたいで、ヒラタやアンタエウスでは成長が遅いです。

その分、菌糸の劣化が遅いので半年位は引っ張れそうな感じ。オオクワ向きか?

生育不良の左の瓶の幼虫は食べかすの色も薄く、苦労しているようです。

右側の幼虫は消化能力が高いのか食べかすの色が濃いです。

しかし、2ケ月で800cc瓶を1/3の食い上げではこちらも苦労してるのが分かります。

 

さて生育不良の幼虫をどうするべきか悩ましいところです。

ドリルで穴を開けて生育の良かった幼虫の食べかすを注射器で注入してバクテリアを移植すべきか、このまま比較対象として置いておくべきか? 50mmのオスとか25mmのメスとか羽化したら嫌だよな・・・。

 

ところで、あまりに菌糸瓶をガリガリとするので、酸欠か?とドリルで穴を開けると、幼虫はすぐに穴を塞ぎます。

面白いので幾つかの瓶の幼虫でやってみても同じように5分もしないうちに穴を塞ぎに動きます。

 

ガリガリと合唱されるとサインを送っているように聞こえます。

「ガリガリ。兄弟、お前まだ生きてるかい?」

「ガリガリ。大丈夫だよ、兄ちゃん。生きてるよ。」

「ガリガリ。そろそろ蛹化する? 姉ちゃん。」

「ガリガリ。そろそろかな~。」


スマトラオオヒラタマット交換

2017-11-14 07:58:42 | スマトラオオヒラタ

2日前にマット表面が乾いて容器上部のマットと容器の隙間が空いているのに気が付いたので、あわてて加水したのですが多すぎたようで盛んに暴れている幼虫がいます。

そこで新しいマットに交換することにしました。

31gです。頭が大きい。頭幅とか怖くて測れませ~ん。

Rushマット単体から50%発酵浅めのマットをブレンドしたものに変更しました。

適当な大きさの容器がないので100均のパンケースに8割がたマットを詰めてみました。


スマトラオオヒラタマット交換

2017-11-10 01:51:31 | スマトラオオヒラタ

容器を激しく齧るスマトラヒラタのマットが目減りしており、劣化しかかっているようなので交換してみました。

容器を逆さにすると、

頭の大きな幼虫が現れました。

32gです。1本目1800ml容器で約2ケ月ならまずまずでしょうか。

1本目はRush単体で添加剤は入れていません。2本目はRushと発酵浅めの廃菌床マットを半々でブレンドしてみました。1本目は半分程度しか食べていないので2本目は少し小さな容器で様子見です。

もう1本は25gでした。


クワガタ幼虫の糞の色とか共生バクテリアとか・・・

2017-11-04 06:08:49 | 飼育メモ

クワガタの親虫が産卵木に産卵するときに卵座を作って生みますが、採卵して別の新しいマットで保管しても普通に育ちます。

だから親から子に受け渡す共生バクテリアは卵座ではなくて卵の殻の部分にあると考えます。蝶の幼虫が孵化する時でも必ず殻を最初に食べますが葉っぱを分解するためのバクテリアを取り込むためですね。

 

我が家ですと、パラワンの糞の色は濃いこげ茶色だがスマトラの方は少し薄いこげ茶色をしていますが、パラワンの方の共生バクテリアの方が分解力が強いからではないでしょうか?

スマトラでも大きくなる幼虫の糞はパラワンの糞のような濃い色をしています。糞の色が薄い幼虫ほど大きくならないように思います。そんなことを考えて、小さな幼虫をマットや菌糸に入れるときはなるべく大きな幼虫の食べかすを入れるようにしています。マットへ入れる際はマットで大きくなった幼虫の食べかす、菌糸へ入れる時は菌糸で大きくなった幼虫の食べかすを入れています。

 

しかし、幼虫がエサを食んでいるのを眺めるのは楽しいです。咀嚼して細かく噛み砕いたオガを瓶の内側に張り付けてしばらくしたらそれをまた食べているのを見るとバクテリアを利用して発酵させているのかな?と考えてしまいます。菌糸瓶を連結してもなかなか新しい瓶に移ろうとはしませんから菌糸交換はなるべく少ない方がいいのだと考えます。

 

長い飼育ブランクの間に国産オオクワガタが1ランクサイズアップしています。能勢YG、川西、久留米など私が飼育していた時とはサイズが全然違います。交雑を疑う人も居るようですが、私は共生バクテリアが燃費の良いもの(エサの分解能力が高いあるいは変換効率が良い)に変化したためだと考えます。

能勢YGが最初に巨大化して川西や久留米に燃費の良いバクテリアが伝わった結果、川西や久留米も大型化したのではないでしょうか? そうだとすると、他の産地もランクアップする可能性がありますね。


スマトラオオヒラタ菌糸交換

2017-11-04 05:17:05 | スマトラオオヒラタ

スマトラオオヒラタの菌糸瓶を交換してしまいました。

いつも後悔しますね。もう少し待った方が良かったと・・・。

2本目を食べて48gは我家では贅沢すぎます。

φ30mmのドリル穴ですと、小さいみたいで力んでしまい糞しまくりで5gは減ってますね。

計量前に大きな糞をしてるので、50gは超えてたと思います。

衝動的にオークションで幼虫をポチしてしまい、急きょNESIAさんで菌糸瓶を購入したものの、縁の下でも

夏場27℃を超えていて菌糸劣化で3ケ月もたなかったのでした。2本目は回りを食べているので食上げたと思いきや

中央は食べている最中だったので早すぎました。

 

同じ1400ccしかないので狭いとは思いながら3本目に投入です。

 

2300cc18本買ったのですけど、まだ1本しか詰めていません。

850ccのボトル投入組は瓶を横にしてワイン瓶を並べるみたいに並べ直しました。

850cc瓶は径が小さくて深さがあるので酸欠になりやすいのか、幼虫が上部に上がって来るので横にしてガスが抜けるようにと考えてのことです。

棚のスペースを有効利用できるかも???

800ccのSRD投入幼虫は成長が遅いです。菌糸が強いのでスマトラの1本目には無理があったのかも知れません。

菌糸の持ちが良いので、むしろスマトラ♂の最終瓶に使うと良いのかもしれない。クリアボトルが欲しかったので80本買ってしまい、初回産卵組はこちらに入っております。

 

2回目産卵組以降は別の菌糸メーカーの既成品850ccを使っていますが、後発なのに先に大きくなってきています。

12月末頃は瓶交換のラッシュになりそうです。