愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

ニジイロクワガタの食欲

2012-07-23 04:23:47 | ニジイロクワガタ

一人で妄想を繰り広げていたニジイロクワガタでしたが、はっきり言って「惨敗」です。

湿度が高すぎたのか、蛹にカビが生えてしまい、死んだものもいました。

すごい食欲です。朝から夕方まで同じ姿勢でゼリーにかぶりついています。小さな体のどこに

体と同じサイズのゼリーが入るというのでしょう? 食べながら出している? だろうな・・・

 

購入した幼虫はグリーン系で色を重視した系統なのか大きさは全然です。

巨大なヤマトタマムシみたいなのをイメージしていたのに・・・タマムシより可愛いサイズなんて・・・

でも、美しい! 何とか累代するほどの数は確保できそうです。

それにしても足の力が強いのか、指に引っ付くとなかなか離れません!


国産カブトの羽化ラッシュ

2012-07-23 03:45:58 | 日記

春先に朽木の下で見つけたカブト虫の幼虫を多頭飼いしていました。

自作カブトマットの効果の確認(再醗酵の有無など)が目的だったのですが、ガレージに置いていたの大型飼育容器が何やら騒がしい模様。

雑虫避けに挟んでいた農業ネットにカブト虫の♂が絡まって藻掻いています。そこで、ハサミでネットを切り、救い出してやりました。

♀2頭

赤カブトです。

他にも・・・

 

湿度を保つために、マットの上に敷き詰めておいたクヌギの枯葉も既に腐葉土化しています。大きい子で、70mmくらいです。

元々、4月に採集した幼虫としては小さい幼虫ばっかりだったので、期待はしていませんでしたが、結構育った方だと思います。

でも、持って帰って来た9匹が全部無事に羽化していました。

そして・・・

それぞれ、思い思いに飛翔して夜の空に旅立って行きました。

何だか、じ~んときてしまいす。 元気でな~雀やカラスに気をつけるんだぞ~


産地不明 オオクワの様子

2012-07-23 03:28:37 | オオクワガタ 産地不明

最近、仕事で太陽光発電設備の設計をしています。業者との打ち合わせやら何やらで、日曜・祝日も返上で仕事をしており、夜中の観察が心の癒しとなっています。

 

菌糸瓶のチェックをしていたら何だかゴソゴソと音がするので蓋を明けてみると、♀が自力羽化していました。

素早い動きがゴキブリに見えたりして・・・ サイズは計測するほどでは・・・

で、前から気になっている♂の菌糸瓶ですが、蛹室が1400ccの容器一杯に作られています。

体重も全然計測していませんでしたが、結構デカイ幼虫がいましたので1頭でも良いから80mm越えしないかなあ~  淡い期待♡

蛹体長は目視で70mm。 ×1.2なら84mmなんて、何とかの皮算用なのでしょうね^^

 


幼虫時の最大体重が69gだったパラワンが羽化! しかし・・・^^;

2012-07-23 03:02:28 | パラワンオオヒラタ

菌糸瓶交換時の最大体重が69gだったパラワンに動き(蛹室からの脱出行動)が見えたので、思い切って掘り出してみました。

 

体の幅はあるかも・・・ ドキドキ・・・

う~ん、まずまずですかね?

完品じゃん!

あちゃ~! 101mmでした。以外に伸びませんでした^^;

まあ、こんなものでしょうか。2年生としては・・・

 

そして、兄弟はといえば・・・ 最終瓶1900ccだったのが・・・

94mmくらいで、普通サイズでした^^;

4200ccに投入の子は、涼しいガレージへの移動が遅れて不全死してしまいました:^^:

 

【反省】

1.1800ccの容器が最終瓶には小さすぎた。(ほとんど完食)

2.69g時点での交換は遅すぎた。

3.間違えて最大の子を小さな容器に投入していた。

 

皆様、期待させてすみませんでした~

 そうだ、親の♂100.5mmが次第に符節が少なくなってきてますが、食欲はあるので、元気な内に感動の親子対面をしてやらねば!

 


多頭飼い インドアンタエウス幼虫のその後

2012-07-23 02:45:22 | アンタエウス

6月17日に割り出したインドアンタエウスの幼虫を500ccの小さな菌糸瓶で多頭飼いしていましたが、食痕が目立って来たので、菌糸瓶交換をしました。

7頭投入の子供達も、それぞれ元気に育っていました。インドアンタエウスだけで幼虫20頭と卵も幾つかありましたが、驚いたことに全部育っていました!

卵ばかり5個を500ccの菌糸の上に朽木のかけらごと置いていた容器からも5頭の元気な幼虫になっていました。

インドアンタエウス以外にも、ブータンと国産オオクワも菌糸瓶交換したので用意していた菌糸瓶が足りなくなり、小さな幼虫数頭は前の菌糸瓶の割り出しカスを集めた容器に戻しておきました。

それにしても、我ながら数を数えられない杜撰な性格だわ^^;

 

 


虫に帰巣本能はあるのか?   ~大いなる疑問~

2012-07-18 00:58:23 | 日記

「虫に帰巣本能はあるのか?」という長らく抱いている私のテーマについて私なりの解釈を・・・

独り言と聞き流してくださいませ。

 

以前、庭の管理に行っていたお客さんの家で、いつも毛虫が大量発生する庭木がありました。種類はハナミズキだったか木蓮だったのか記憶が曖昧ですが、近くに同種の木があるのにもかかわらず、毎年その木だけに毛虫が発生するのです。

こんな経験が何度かあり、「もしかして、昆虫にも帰巣本能があるのだろうか?」と疑問をいだくようになりました。

先日、旅立って行ったシロテンハナムグリも生まれた場所へ戻ってきているようで、飼育箱に何匹も飛来してきています。「別の所からきた個体と区別できるように目印になるマークでも付けておけば良かったなあ。」などと興味を持って観察しているのですが、ここでまたまた疑問。

Q.昆虫のどこにそんな記憶装置があるのだろうか? 小さな脳にそんな機能があるのか?

  そして、考えられるのは・・・

   1.嗅覚が想像以上に優れているので、生まれた場所を匂いで特定している。

   2.地磁気を感知し、記憶している。

 

Q.カバマダラなどの旅をする蝶は、何故、目的地があるのだろうか?

  そして、そこでなければならない必要性とは何なのだろうか?

  考えられるのは・・・

  1.そこにしか無い特別な餌がある。(特別な餌があるとは考えにくいが・・・)

  2.そこが繁殖のパーティー会場だと記憶している。

  3.ユングの言う潜在的無意識が昆虫にも存在する。

  4.その群れは、もともと1つのペアから始まったので、共通の記憶がある。

    ここで、さらなる疑問。  「生物の記憶とは、そもそも何だろう?」

  1.コンピューターなら、0と1からの組合せを磁気情報として記録した記憶素子(装置)が

   ある訳だが、人間だとチッポケな脳細胞の神経繊維(ニューロン)ごときに情報を蓄積して

   いるというのだろうか?

  2.性夢などで経験が無いにも関わらず、シリアスに、触感さえ感じてしまうのは何故        か?

  3.見たことも無いデザインが浮かんで来て、それを夢の中で、CADを操作しているかのよ    うにズームイン&アウト出来てしまうのは何故か?

  4.人間の細胞は3年で全てが入れ替わるというのに、

    脳細胞の記憶情報もそのまま復元されるのだろうか? 

     3年前の自分と、今の自分では別人にコピーされているというのに・・・

  5.本当に脳の一部に記憶装置があるのか?

  6.キャッシュのような一時記憶装置があるため物忘れをするというのは理解できる。

     しかし、幼年期からの記憶や強烈な経験は忘れがたいものがあったりする。

  7.卵から生まれる種、例えば親から教育を受けない昆虫が同じ種の交尾相手を探す

     のに本当にフェロモンだけで説明がつくというのか?

    (まあ確かにゴキブリホイホイにゴキブリは集まるが・・・)

   

もしかすると、脳は記憶を虚空の彼方(別の次元にあり、すべての生物種の過去・未来すべての思考エネルギーのデータバンク)から取り込む無線装置のようなものではないのか?

つまり脳は通信装置の機能を持っているということだ。それなら、過去生の記憶をもっている人や予知能力、霊媒などの特殊能力も説明がつくのかも知れない・・・。

 

「はたして、昆虫に愛は存在するのか?」

  1.ペアリングから♀だけを産卵セットに離した際、♂の元気がなくなり寂しそうな感じさえ      する。

  2.相性の良いペアだといつまでも仲良くしている。

  3.♀が産卵木に産みつけた卵を守っているかのような威嚇をすることがある。

  4.逸脱するが、カエルには自分の子供(オタマ)を背負って植物の葉と茎の間の水たまり     に置いて餌を与えたり、移動をさせたりする種が存在する。

     「カエルにも愛があるのか?」

  5.カエルの求愛声は誰に教わったというのか?

 

疑問は尽きず、次第にオカルトの様相になって来たようなので、今日はこの辺で・・・・。

     独り言ですよ、あくまで独り言。 

こういう夢想に耽るのが楽しいだけです^^


外灯ウォッチングの夜

2012-07-16 23:23:59 | 街灯採集

今季初の外灯ウォッチングをしてきました。

ブログを書き始めていたら、昨年の7/15にオオクワ♀47mmを採集していたことを思い出して、パソコン作業を放り出して出かけてしまいました。

結果はカブト♀2頭&コクワミニ♂1頭でした。

子供の頃は前の日からソワソワ&ワクワクしていたものでしたが、最近は待ち遠しという気持ちは薄れ、当日に面倒くさくなって取りやめたりとかが多くなってしまいました。

ところで、先日、虫好き小学生にパラワン・オオクワ・ダイオウなどを図鑑と一緒にプレゼントしたところ、嬉しいお返しがありました^^

クワガタの絵と、

(1年生にしては巧すぎるかな・・・)

作文です。素晴らしいお返しで、感動していまいました!

 

この子は少し変わっていて、芋掘りに行っても土の中から出てくる昆虫に興味を示して、芋はそっちのけで虫を観察しているという最近見かけない昆虫大好き少年です。野菜作りも好きみたいです。

コガネムシを採集するために大豆を種屋さんに買いに行った自分の子供時代を思い出してしまいました。

昔の種屋さんでは、1合升とかで計量販売していたので、庭には大豆が沢山できました。でも、海の傍でしたので、コガネムシは全然やっては来ませんでした。

昨年あげた(間接的にだが・・・)カブト虫は羽化に成功しているらしく、幼稚園児でブリーディングしたという実績を持っています。

もう、私の後継者に決定です^^


国産ミヤマクワガタWF1の様子

2012-07-05 19:11:24 | ミヤマクワガタ

我が家の飼育幼虫達の中で忘れられている存在が国産ミヤマクワガタ幼虫です。

成長が遅くて、観察していてもつまらないのです^^;

しかし、最近めっきりたくましく育ってきました。

月に1回くらいマットの状態を調べるだけで、ほぼ放置なのですが、先月は全頭生存を確認できました。

リンゴのスチロール箱に少し(1cm位)水を張って、湿度を高めにしているので、冬場の室内管理のように霧吹きの必要もなく、半地下ガレージ一番奥の床面に置いているので、今時分の温度は21~23℃くらいで安定しています。

マット交換も1回しただけなのですが、瓶の底付近で大人しく食べています。この先、まだ1年しないと羽化しないのでしょうね・・・。

通気口のところの黄色の紙はハエ取り紙です。前回マット交換した際、子バエが発生してたので載せてあるだけです。最近は大丈夫みたい。

 

【本日の1枚】

昨年の秋、ベランダのプランターに水が溜り、およそ200匹位のコガネムシ幼虫が苦しそうに土の表面に出てきていました。そこで、カブトムシ用に作成していた自家製廃菌糸マットの容器80㍑に全部まとめて放り込んでおいたら、昨日の朝に何匹が羽化していました。

正体はシロテンハナムグリでした。

フタを少し明けて、外へ出やすいように木片をスロープにして置いておきました。

産卵する時には、また戻ってくるのでしょうか?なんか期待してしまいます。元気でな~~~!