オオクワガタの阿古谷産幼虫CBF5の菌糸瓶(1900cc?)を見れば、大きな空洞がある。
菌糸は黒っぽくなっており、暴れて菌糸に酸欠が生じ劣化した時の色だ。
「勝手に暴れてなさい!」と放置しておいた瓶。
PP容器なので見えにくいが、脱皮した抜け殻らしきものを見つけたので、LEDライトで空洞の中を見てみると、大アゴの先にまだ皮をつけた♂成虫がいた。
体長の2倍くらいもありそうな長い蛹室である。ライトの光に驚いたのか後ずさりしている。羽はまだ完全に閉じてはおらず、腹が出っ張っている。
昨日か今日の羽化かもしれない。
瓶は中身が大きく見えるのであまり当てには出来ないが目測で75mm前後に見える。
あとはこのまま無事に固まってくれるのを祈り、しばらく見ないことにしよう。私の場合、観察しやすい場所に置くと、毎日見てしまうので、蛹化が近そうな幼虫はなるべく奥のほうに置き、意識して見たい病から遠ざけるようにしている^^
阿古谷は2系統の幼虫 計7頭がいるが、羽化を確認できたのはこの子が初めです。
1本目の菌糸瓶はノーブランドの購入先の手詰菌糸瓶。2本目はバンブー800cc、この容器は3本目バンブー1900cc?になる。(移動確認日が不明、相変わらず記載漏れが・・・)
♀の方は、かなり前から全然菌糸瓶に変化がないので瓶の中央部で蛹化している模様。
菌糸の余分な水分と劣化の際のガスを抜く目的で、しばらく菌糸瓶の蓋をはずして新鮮な空気を入れるようにしておいた。
写真は綺麗に写りそうにないので、そのうち羽化報告をいたします!