愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

バーミキュライト埋め込み式 幼虫を半地下ガレージへ移動しました。

2011-06-08 20:22:45 | 飼育部屋

帰宅すると押入れの飼育室の温度が天気の良い日だと28℃まで上昇するようになってきました。

このままだと生育不良など良からぬ結果になりかねないので、我が家で一番涼しいと思われる半地下のガレージ奥に飼育棚を製作しました。

柱はコンクリート壁にアンカーボルト止めしているので、地震でも倒れないと思います。

幅2m×奥行0.6m×高さ2mでの棚で、棚板は通気性を良くするためにスノコ状にしています。扉の代わりに簾を垂らしただけの簡単な作りです。

棚の上端から下方へ小型扇風機で風を当てております。

こんなものでは冷却効果は怪しいと思い、菌糸瓶を水で湿らせたバーミキュライトで埋めてあります。土や水にすると重たくなりますがバーミキュライトなら保水性や通気性もあり、軽いので便利です。

バーミキュライトから蒸発する水分による打ち水効果をねらっています。ガレージの床面に打ち水をすればさらに2℃位は下げられるかもしれません。

ここで、問題発生。

菌糸瓶の側面に貼ってあるラベルが濡れてしまいます!

仕方がないので、ラベルを剥がして蓋の上に軽く貼り付けることにしました。(書き直すのは面倒くさくて無理!)

さらに問題が・・・

蓋と容器の間に挟んであるキッチンペーパーが大きすぎるようです。面倒なので、そのままにしておきました。

当初の計画では、熱帯魚用の冷却装置の電子冷却を利用した水冷式の装置で温度を下げる計画でしたが、予算と時間の関係から簡単なものになってしまいました。

もし、バーミキュライト埋め込み式で夏を乗り切れれば、電力不足の関東の人にもいいかと・・・

 

【後日談】

バーミキュライト埋め込み式は、幼虫が観察できません!

土に瓶を埋めた状態に近づけたかったのですが、

じれったいというか、見たい見たい病の私には、いささかストレスが溜まります・・・

 


恥ずかしい飼育部屋

2011-01-10 20:40:12 | 飼育部屋
クワガタ幼虫を飼育するに当たってまず考えたことはといえば、当然温度管理です。

秋から飼育を始めたので、隙間だらけの木造家屋の寒さ対策が必要だが、さてどうしよう?

とりあえず押し入れしかスペースがないので、押入れの中の物(ほとんど本)を全部廃棄し、空になった押入れの壁・底・天井に全て断熱材を貼り付け、扉の裏の部分には断熱のカーテンを付けてみました。

押入れ上段は底に1畳のサイズ(90cm×180cm)のホットカーペットを敷き、カラーコンテナを組み合わせて棚を作りました。

これで大体22℃~24℃になりました。




押入れ下段には、安物のホットカーペット(45cm×90cm)の上に3段式の収納ボックスを設置。



これで室温17.6℃、押入れ下段18.9℃です。室温が12℃くらいになっても大体19℃くらいをキープできています。




虫の方が暖かく過ごしているのに私は着膨れしている。何か矛盾・・・



下段の収納ケースの一番下の引き出しだけ、底に断熱材を敷いています。
なぜかというと、遠赤外で幼虫が低温やけどをしないようにです。

一番最初に飼育した本土ヒラタの幼虫を★にした経験からです。
ホットカーペットとの隙間を設けるだけでは十分ではないと思います。