幼虫時の菌糸瓶交換で失敗し、頭に亀裂の入ったパラワンオオヒラタが無事羽化しました!
交換時に49gあったのですが、怪我のため体重を落として、小さく羽化しました。
驚くことに頭部には亀裂の痕跡は全くありません。
体長は89mmと全然ですが、はっきり言っておデブな個体です^^
太りすぎて厚みがあり、小盾板の辺りの前翅に隙間が空いています。
でも、無事に羽化して来てくれて本当に嬉しいです!
幼虫時の菌糸瓶交換で失敗し、頭に亀裂の入ったパラワンオオヒラタが無事羽化しました!
交換時に49gあったのですが、怪我のため体重を落として、小さく羽化しました。
驚くことに頭部には亀裂の痕跡は全くありません。
体長は89mmと全然ですが、はっきり言っておデブな個体です^^
太りすぎて厚みがあり、小盾板の辺りの前翅に隙間が空いています。
でも、無事に羽化して来てくれて本当に嬉しいです!
底の部分に蛹室を作ったダイオウヒラタWF1を人工蛹室に入れました。
菌糸瓶を逆さまにしていたのですが、先ほど見ると中の劣化した菌糸ごとずり落ちておりました。
それで掘り出してみると、コロリと転がり出た蛹君^^;
お尻をモゾモゾと動かすので、まだ元気な様子。
とりあえず、PP容器の底に自家製発酵マットを敷き、粘土状になった菌糸カスで窪みを作り、蛹を置いておきました。
実際には窪みの上にティッシュを置いてから幼虫を置きました。(少し水分を飛ばすため)
蛹体重を量ったことが無かったので、ついでに測定することに・・・
26gありました。手に持った感じはずしりとしましたが、それほどの重さではありませんでした。
それにしても、夏場のDEBURO菌糸の劣化は酷いです。
2~3日前も同じ現象でスマトラ蛹が死んでしまいました。
もう菌糸瓶はブナメインのものしか使わないと心に誓いました。
こんな適当な人工蛹室でちゃんと羽化するかどうか? なんとか生き延びておくれ!!!
今、改めてみると、三階松のパラワン用菌糸で体重稼いでいたんですね!
三階松もセールとかやらないものでしょうかね?
1ブロック1000円は、ちと厳しいものがあります^^;
菌糸瓶をチェックしていると、インドアンタエウス タイガーヒル産CBF1が自力で羽化していた。
800ccと1400ccの菌糸瓶2本で羽化した割にはまずまずのザイズで、77mm強。
同じサイズでも国産オオクワガタと比べると横幅があり、重厚に見える。
かなり前には羽化していたものと見え、すぐにプロゼリーを舐め始めた。
余程、お腹が空いていたんですね!
赤いシールには蛹化確認日時を書き忘れておりました。
最終43gからダイエットしたのでしょうかね。2本目では成長していないような・・・・
羽化した第2号は完品なので嬉しいです。
というのも、少し前に羽化した個体で掘り出してみて、シワもディンプルもないので喜んでいたのですが、何かが違うという心の声がするので、ひっくり返すと後足が2本ともありませんでした。
違和感は足が足りないのが原因でした。でも、いたって元気に餌を平らげております^^
気化熱を利用した水冷+空冷によるガレージでの飼育では菌糸瓶の温度を26℃以下にするのが精一杯なので、ほとんどのアンタエウス幼虫が蛹化あるいは前蛹になっています^^;
気化熱を利用した仕組みでは、湿度の高い時は、あまり温度が下がらず、逆に湿度の低い日には効果的に温度を下げることができました。
エアコンやクーラーを使用せずに省エネで飼育するのが今期のテーマでしたので、一人で感動しています。
来期は「ポット・イン・ポット」の原理を利用した究極の省エネ飼育を目標にしています。
まだ、構造や素材は思案中ですが面白いものになりそうです。
パラワンオオヒラタのCBF4幼虫の菌糸瓶交換を行った。
最近の飼育室の温度は台風の影響で22℃~23℃位の少し低めだ。夏場はガレージの奥の飼育棚で23℃~26℃位(時々27℃も・・・)で推移していた。
この子はポリ容器500ccのバンブー菌糸で飼育していたのだが、もう限界の様子だ。早すぎるとは思いつつ先日詰めて菌糸の回ってきたバナナパウダー入り菌糸瓶800ccへ入れることにした。
こんな小さな容器でかなりの大きさに生育している。計量秤に載せてみれば、
少し長く置きすぎたかもしれない。バナナパウダー入りは800ccしか無かったので、入れてみたが、瓶が小さすぎる気がする。案の定、幼虫は半分潜った後に戻ってきた。(写真下)
開けた穴が小さ過ぎたのと、菌糸が固詰め過ぎ、気に入らないように思えたので、バンブー1400ccの取り寄せ菌糸瓶の方へ移動させた。
この幼虫は1回目の産卵セットから少しばかり生まれた幼虫だが、現在2回目セットの兄弟幼虫を養生中。
それにしても、パラワンの菌糸利用効率は素晴らしい!
同じオオヒラタでもスマトラオオヒラタは菌糸に弱い気がしている。
今期のパラワンオオヒラタの種親は、♂100.5×♀51.5(CBF3)です。
大き目の山採りカワラ材を入れ、7月24日に産卵セットを組み、9月17日に割り出しを行いました。産卵木は2ケ所に穿孔されており、かなり期待が出来る雰囲気です。
底のマット部分に大き目の幼虫が確認できていたので、マットを逆さに落とすと、2頭の幼虫がでてきました。
少し割り出しが遅かったためか、かなり大きくなっています。
材からは小さめな幼虫5頭と卵6個が採れました。
合計 幼虫7頭&卵6個なので、まあまあの結果ですね^^
現在、9月11日に詰めたばかりの菌糸瓶しかなく、菌糸は回ってきているのですが、もう少し熟成が必要なので、もうしばらくはマットで管理する予定です。
今回は初めての添加剤としてバナナパウダーを入れてみました。
おやつ作りにバナナパウダー 100g |
乾燥バナナ粉末なのですが、バンブー菌糸ブロック1個にバナナパウダー1袋を入れてみました。菌糸の水分を吸って少しべとべとして混ざりにくく感じました。
「菌糸がうまく回るだろうか?」との心配をしていましたが、3日ほどで全体に菌糸の皮膜ができました。
産地不明のオオクワガタ幼虫が沢山いますので、もう少し寝かせてから実験台になってもらう予定です。さてどうなることやら・・・
2011/10/28追記
添加したバナナパウダーの分量が多すぎた気がしています。
菌糸ブロック1個に25g~33g位がいいのかもしれない。
菌糸の回りはいいのですが、食痕が出るのが添加しなかった菌糸瓶と比べて遅い。菌糸の力が強いので食べにくいのかも・・・・
テスト中につき決して真似はしないでください!