愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

アルキデスオオヒラタWF1の様子

2011-12-25 17:24:00 | アルキデスオオヒラタ

菌糸瓶のチェックをしていると、巨大幼虫が見えました。

アルキデスオオヒラタのWF1幼虫です。

3本目の1900cc菌糸瓶への交換時体重測定では45gでした。このガラス瓶はダイソーで買い求めたものですが、もう余り菌糸が残ってはいません。綺麗に食べたと言うよりは、「美味しい菌糸の所だけ食べました。」という食べ方です。1ヶ月少しでの交換は予想していませんでしたので、当然のこと、次の瓶までは用意していません。^^;

それにアルキデスの大型幼虫が他に2頭幼虫してるんですよね。

とりあえず、クヌギの市販瓶で強制蛹化という方法しか思いつきません。マットへの変更は苦手なマット飼育で羽化までマットを維持する自信がありません。

 

 

もう一瓶は、G-potの2000cc(スタウト)へ移した幼虫です。この子は既に蛹化していました。

見えにくいのですが、ほぼ容器1杯に蛹室を作っています。蓋を開けて見ると、菌糸は乾燥気味でしたので、不全はなさそうです。この幼虫は3本全てに菌糸を変えたからでしょうか?早い時期に蛹化してしまいました。

3~4ヶ月後にはお披露目できそうです。

アチェ プロナス幼虫も少しだけど確保できたし、アチェ ジャント幼虫も10頭ポチッとしてしまったので、次の菌糸瓶詰め詰めをしなければ・・・・

 

 


ミヤマクワガタ産卵セット割り出し

2011-12-25 13:00:12 | ミヤマクワガタ

今年の8月24日に、とある茨木市の山中で昼間から飛行している♀ミヤマを空中キャッチしたと、以前ブログに書いていましたが、9月10日に産卵セットを組んでいたのがどうやら産卵していたみたいです。

昨日、ケースのマットを処分しようと底を見てみると、小さな幼虫が何頭か見えました!

そこで、マットをひっくり返してみれば・・・

初令~2令の幼虫が20頭生まれていました^^

マットは菌糸のカスを貯めておいたものを日当たりの良いベランダで10ヶ月放置した自作きのこマットです。高温下での発酵が止まり、匂いも土の匂いになっていたのでミヤマにも使えるかと思い試してみました。

産卵木のホダ木も小さく砕いて入れていたのが愛嬌です。

既に死んでしまった♀を取り除き、ずっとガレージに放置していたのですが、まさか生んでいるとは思いませんでした。思えば、暑い日中にわざわざ私の周りを飛んでいたことから、やはり縁があったのだろうと考えます。大切に育てるからね!

大切と言いながら取りあえずはプリンカップです。^^;

この子達はネイチャーマットと自作添加発酵マットと産卵セットのマットを2:1:2でブレンドしたもので飼育することにしました。

私の部屋の室温が冬場で10~21℃くらいなので、今の時期がミヤマには良さそうです。

 


ヘラクレスオオカブト(幼虫)が家にやって来ました。

2011-12-16 22:38:36 | ヘラクレスオオカブト

11月末にヘラクレス幼虫が家にやって来ました。

マット飼育は苦手なのと、飼育スペースを取るので敬遠していたのですが、他のブログで100gを超える幼虫を見ていたら飼ってみたくなり、オークションでポチッとしてしまいました。

■ヘラクレス・ヘラクレスCBF1幼虫6頭(グアドループ諸島産)

種親:♂144×♀71(2011年9月~10月初令割り出し)と、

 
■ヘラクレス・リッキー累代不明幼虫6頭(コロンビア サンタンデール産)

種親:♂146×♀62(2011年10月~11月初令割り出し)の合計12頭の幼虫です。

 

 

再配達で宅急便を受け取ったのが夕方6時過ぎで、開封してみると全然動きません。取りあえず適当に混合したマットに入れておくと知らぬ間に潜り込んでいて、ホッと一安心。

適当に混合というのは、本当に適当なもので・・・

・自作廃菌糸発酵マット(10ヶ月大型ゴミバケツでベランダに放置) : 16ℓ

・腐葉土(ホームセンターの高い方のやつ)                : 16ℓ  

・ネイチャーマット(8月に買ったネイチャーマットの残り)        : 8ℓ  

・ホダ木発酵マット                                : 8ℓ 

・みみず太郎(みみずフン土)                         : 2ℓ  

 を混合したものです。

腐葉土は国産カブトの先入観から入れてしまいましたが、後で調べると外国産には余り入れてる人がいないみたいです。酸欠防止と再発酵防止になるかと思い入れてしまいました。

ネイチャーマットに、もうミミズは入っていたからミミズ太郎はいらないかとも考えましたが、残っていたので混ぜてしまった・・・。

ミミズのフンではなくて、バットグアノなんかを入れたら面白いかもしれません。バットグアノは昆虫を餌にするコウモリのフンの化石なのですが、外骨格を形成する材料が豊富な気がしています。

なんとか機嫌良く食べているみたいです。こんな小さな容器で大きく育てるのは無理だとは思いますが、取りあえずは様子見といったところです。

今度の飼育容器は家に沢山ある素焼きの菊鉢を使おうかなどと考えていますが、嵩張るだろうな・・・


スマトラオオヒラタ ベンクール産 WF1幼虫 菌糸瓶移動完了!

2011-12-16 22:09:01 | スマトラオオヒラタ

スマトラオオヒラタのベンクール産 WF1幼虫の菌糸瓶を連結していたのが、ようやく移動してくれました。

1本目の800ccの菌糸瓶で7ヶ月近くも粘っての移動です。

暴れずに大人しくしているみたいです^^

1400ccの菌糸瓶と連結してから2ヶ月以上もヤキモキさせてくれました。

外からは幼虫の様子は見えません。もしかして減量したかもしれません・・・

 

【飼育データ】

スマトラヒラタ ベンクールWF1 ♀45mmからの幼虫

4/22  割り出し、Pカップ200ccへ

5/23  バンブー800cc

12/16 バンブー1400ccへ自分で移動


パラワンCBF4菌糸瓶交換

2011-12-16 21:37:49 | パラワンオオヒラタ

パラワンCBF4 ブルックスポイント産 種親♂100.5mmと♀51.5mmから採れた幼虫の菌糸瓶交換を行いました。

押入れ温室の中からガリガリと瓶を齧る音が聞こえます。

「狭いよう~ 暗いよう~ 餌が足りないよ~ 酸素が薄いよ~」と私には聞こえました。

暗いってのはないでしょうが・・・

確かに1100cc菌糸瓶は9割り方食いあがってきていますので、交換することにしました。

52gあります。最近はこれ位の体重では驚かなくなってきました。

この子は2本目にバナナパウダー入りの菌糸瓶に入れた幼虫です。

初令投入では★が多い中、少し大きくしてからの投入だと、なんとか育つみたいです。

バナナパウダーの効果は判断が微妙なところです。

【飼育データ】

・1本目 2011/06/26 バンブー  500cc

・2本目 2011/09/19 バンブー 1100cc(バナナパウダー入り)     15g

・3本目 2011/12/16 バンブー 1900cc(2ヶ月熟成)           52g

2ヶ月熟成の菌糸は、まだオガがしっかりしています。もう少しこなれた感じにしたいところなのですが、大きめの瓶はこれしか有りませんので・・・

 


ブータンアンテ シェムガン CBF1羽化サイズ

2011-12-12 20:49:00 | アンタエウス

餌交換のため、ブータンアンテ シェムガンの容器を開けるとガッチリとしたいい感じの♂が見える。

以前にサイズ測定した際には77mmとしていたのだが、インドアンテの77mmより大きく見えるので再度体長測定をしたところ80mmUPしていた。

そういえば以前に測定した時は、頭を下げていたので、まだ体が伸びきっていなかったのだと気がついた。

太くてカッチョイイ!

もう1頭、以前に計測した時に81mmUPと計測していた子は82mm強ありました。

こちらの方はアゴも体の幅も、さらに太い個体ですが上翅にフクレができてしまいました。

ブータンは、ほとんど羽化したのですが、1頭だけ1800ccの容器の底で粘っている子がおります。もしかすると、セミ化幼虫なのかもしれませんが、80mm後半への儚い望みを託しています^^;

まだ羽化して日が浅く、動きの鈍い子ばかりなので、動きが出てから幼虫管理表にしたいと考えております。


スマトラヒラタ ベンクール産 WF1の様子

2011-12-07 07:18:37 | スマトラオオヒラタ

もう2ヶ月近くも前になるだろうか。スマトラヒラタ ベンクール産 WF1の幼虫の菌糸瓶を連結した。

800cc菌糸瓶が9割がた食い尽くされてきたので、1400ccと連結して、移動するのを気長に待っていたのだが、自分のフン(食べかす)の中を行ったり来たりするばかりで動こうとしない。

既に3度食いぐらいはしているだろうか?

ところで、縮んでいるかというと、むしろ巨大化しているような感じ。

前に菌糸瓶を交換した48

g幼虫の兄弟よりも大きいので、推定55~60gといったところでしょうか・・・

800cc瓶の1/3が大きな空洞になっており、大きなお尻が見えています。

両瓶のつなぎ目にはウェスを巻いて雑虫よけ&通気をしています。

通気用に赤丸の所に虫ピンで2箇所の孔を空けてやりました。(本日)

もしかして、新しい菌糸瓶への交換はスマトラヒラタには大きなお世話なのかも知れません。

それなら、初めから2300cc位の大瓶でマット化したオガまで食わせ、1本羽化も可能かもしれません。

その場合、定期的に蓋を半日全開するとか何らかの内部アンモニアガスを抜く換気法が必要かもしれませんが・・・。

 

【データ】

スマトラヒラタ ベンクールWF1 ♀45mmからの幼虫

4/22 割り出し、Pカップ200ccへ

5/23 Pカップからバンブー800ccへ

12/6 800cc瓶にて引きこもり中^^;