愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

オオクワガタ産地不明幼虫の菌糸瓶交換での失敗の記録

2011-05-18 22:39:57 | 不明幼虫

飼育を始めた頃はオオクワガタの産地など考えてもいなかった。

というわけで、わざわざ産地不明幼虫を専門ショップで購入してしまった。家に居るオオクワガタの成虫ペアもそうだ。今考えればショップにはいいお客さんだったのだろう。

私の感覚では小さい時、名古屋の祖父の家で貰ったクワガタやカブトを大阪で逃がしたりした経験から、国内の産地など無意味だと思っていた。

でも、世間ではそうではなかったのである。それを知ってからは産地不明オオクワガタのペアリングはやりにくい。

この幼虫がその産地不明オオクワガタの幼虫なのだが、1.7リットル瓶で羽化までいけると安心していたのが、菌糸が真っ黒に劣化していた。

菌糸は熟成させていたつもりであったが、度を越していたようである。

オオクワガタは新鮮な菌糸瓶を使うべきであった。

これは失敗体験として残しておくことにする。

三階松菌糸でも比較的水分の多いTYPE-L2などは詰めてから6ヶ月を過ぎると非常に劣化が早くなり、パラワンの成長が止まってしまうことがわかった。このパラワンオオヒラタ幼虫は1本目800ccを食い上げた時の体重が48gで今回も48gと大人しく食べていた割りには成長していない。

水分が少ないTYPE-Tのスマトラ向けでは劣化が少ない。

水分の多い菌糸瓶は長期保存できないという良い経験をしました。


産卵木にヒラタケ菌糸を回していたら・・・謎の幼虫が!

2011-04-16 02:21:09 | 不明幼虫

最近、産卵木を水に漬けてから菌糸カスの中に入れて菌糸を回すようにしている。

そのまま使用するよりも産卵効果が高いのではないかと勝手に思っているからだ。データーが少ないし、比較実験もしていないのだが、メスを材に乗せたときに臭いを嗅いでいる時間が長いように感じられる。

菌糸カスは菌糸瓶交換の際に表面の皮膜を取り除いたものと、穴をあける際に出る余分なオガの部分をビニール袋に集めて保存している。これに給水させ皮を剥いだ材を漬け込んで産卵セットに使うまで菌糸を回している。

今日出た菌糸カスを入れようとしたら袋が破れており、「さては脱走中のダイオウヒラタが潜り込んだな・・・」と開いてみると、材が原型をとどめていないではないか???

袋をひっくり返すと、ポロッと綺麗な幼虫が現れた!

割りに大きいし・・・と体重を量ってみると17g。

それにしても何の幼虫だろう?

まあ、羽化したらわかるだろう^^  という訳で、気に入っているようなので菌糸と材の削りカスを、そのまま1700ccのポリ容器に入れることにした。

ラベルは・・・・

こういうアクシデントも楽しいものですね!

割り出し時期とサイズから思うにダイオウヒラタの可能性が高いように思うが楽しみです。

こういう失敗が大きなヒントになるかもしれません!

産卵セットに菌糸カスと菌糸漬け材を組み合わせるとどうなるのだろう?

興味は尽きませぬ!

 

先日、山で採取した白カワラ茸の桜材は皮を剥いで切断したときの切り粉と一緒にしてビニール袋に入れていたら、こんなに菌糸が回ってきました。切り粉にも菌糸が回ってきています。

アルキデスの産卵セットに入れてみると翌日には削った様子が伺えます。はたしてどうなるのでしょう?