愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

ブータン産アンタエウス弱令幼虫の様子(マット管理)

2018-02-28 16:28:05 | 飼育メモ

つくづく思うのですが、こういうブログの機能はありがたいです。

小学生の頃から高校卒業までの間、作文が嫌で小学生の夏休みの日記など決まって最後の2日くらいで書いてみたものの、記憶があいまいで辻褄の合わない内容だったと思う。

作文もあまり提出しない生徒だったので、当然、国語の成績は最低レベル。

中学生の頃の公開模擬試験の結果で国語の教師が不思議そうな顔をして答案用紙を返してくれたのを覚えている。本は良く読んだほうなので、初めて見る古文の内容が偶然理解できただけなのだが文章を書くのは今でも嫌いだ。

しかし、画像付きで記録をつけるのは楽しい。こんな私でも日記が書けているもの。

 

先日、初令幼虫を購入したブータンアンタエウスの初令幼虫をマットで管理しているのが容器越しに見えているので記録することにした。

下の方まで進んでいる幼虫はいないが、2令になっているのもチラホラと・・。

やまのふもとマットと発酵の浅い舞茸菌床ベースのマットを半々でブレンドしたものだが、アンタエウスの初令幼虫を発酵の浅めのマットで飼育するのは正直怖い。

一時管理のつもりで2令のしっかりした幼虫になるまでの期間だけの試みですが、今のところ順調ですね。

大きくなればオオヒラタケの菌糸瓶に入れるつもりです。10頭中6頭しか姿が見えないので、残りの子たちも元気な姿を見せてほしいと思います。


DHヘラクレスマット交換?

2018-02-28 16:05:50 | ヘラクレスオオカブト

表面が乾いてきているDHヘラクレス容器に霧吹きで加湿していた時、表面から1/3くらいまでパサパサの容器があり、心配なので掘り出して幼虫を確認することにしました。

我が家のヘラクレス達は、飼育ルームで一番温度の高い棚の上の部分で管理しています。

ファンを天井に向けて風を当てていても、足元が19~20℃棚の上部で22~23℃と少し高めの温度で飼育しています。

クワ軍団は上の棚ほど小さな幼虫で、下段に行くほど大型幼虫の飼育帯になります。

 

それでなのか、この幼虫は大分黄色い感じになってきています。ピンボケなのですが、オスのしるしがないのでメス幼虫みたいですね。

74g。糞をフルイで取り除くと400cc位しかないので、マットはもう少し使用してみます。

 

2重底の初令管理容器にキ・ノ・コが・・・

下容器に水を張っていたせいか、底からも生えてきています。

 

この中に10頭の幼虫がいるのですが姿は見えません。興味深いので、注意しながらしばらく様子を見てみることにしましょう。


パラワン幼虫の菌糸瓶交換

2018-02-28 15:54:47 | パラワンオオヒラタ

パラワン幼虫の菌糸瓶交換を1本だけしました。

68gですが、2回目の交換になります。

少し黄色美味みを帯びてきており、幼虫期間も8ヶ月になるので最終の交換になると思います。

よくよく見ると凄そうな血筋みたいですが、限界まで能力を引き出せていないような・・・。

 

 

情けないことに同じサイズの菌糸瓶になります。両サイドに空洞を見せてスペースを有効に使って蛹室を作って欲しいものです。気持ち早めの交換なので、あとは大人しく食ってなさ~い。

 

 

 


ヘラクレス産卵セットの割出

2018-02-25 20:01:47 | ヘラクレスオオカブト

昨日の夕方から風邪気味で寒気がするので虫部屋のソファで横になっていたら、朝まで16時間も眠り続けておりました。

ボウっとした頭でゼリー交換していると元気が出てきたので、ヘラクレス産卵セットを掘り出してみることにしました。

Amazonicoさん所のオス159mmと掛け合わせていたメス72mmは産卵することなく死んでしまったので、このオスの相手がいませんでした。

メス68mmの産卵数が1回目2個、2回目4個で、既に死んでしまったオス131mmの種が薄かったのかもしれないと考えて、159mmオスと追い掛けをしました。それで採卵したのが今日の卵です。

今度は31ヶ産んでくれました。しかし、どちらの種かは分かりません。

自分としてはオス159mmの種だと信じたいのですが神のみぞ知るです。


アルキデス卵保管容器の孵化状況とか

2018-02-25 19:35:54 | アルキデスオオヒラタ

アルキデスオオヒラタはエサ交換の際に短い顎(家のは短歯)を振り回して威嚇してくる攻撃的なクワガタだ。

此奴にだけは絶対に挟まれたくない。

ワイルドで購入したメス2頭39mmと41mm、オスのワイルド短歯85mmを購入してブリードしている。

ワイルドなので、メスの2頭は掛け合わせないままで産卵セットを組んだが一向に産卵する気配がないので、ワイルドのオスをそれぞれに掛け合わせて、それぞれ産卵している。

1/29 自作廃菌糸マットに卵12個を入れたのが育っている。

2頭見えるかな?

 

こちらの面にも2令幼虫。

 

底にも2令と初令が見える。

自作廃菌糸マットいい感じだ。卵→2令まではうまく行きました!

もうしばらくこの容器で管理してから菌糸とマットで単独飼育しようと思います。

 

1回目の産卵セット幼虫を菌糸に入れたのが半分くらい食痕が見えません。ワイルド幼虫が菌糸に弱いというか、慣れていないというのは良く聞く話ですが、信じていませんでした。

しかし、状況をみればそうなのかもしれないという気持ちが・・・。

自作マットは除外しても4種類の市販マットを使用しています。まだまだ経験不足なので、どれが良い結果に結びつくのか分からない状況です。まあ、実験が一番楽しいのだけど。

 


マットの乾燥なのか?

2018-02-24 03:54:49 | 飼育メモ

マットの容器に大きな空洞と何かを訴えかけているように見えるスマトラオオヒラタの幼虫。

60gは有りそうな感じですが、何かをして欲しいと心に伝わってくるものが有ります。

良く見てみると、マットの水分が不足している気がする。マットの水分が適正なら、一度噛み砕いたオガが容器の内壁に塗りつけられているはずなのだが、張り付かず下に落ちているように見える。

やまのふもとさんの発酵マットを加水せずに単体で使用している容器です。

それで霧吹きで幼虫のいる部分の容器内壁の辺りに水分をしみこませると水分のあるオガに頭をもたげています。水分の不足を補っているようにも見える。

 

以前にもこういう反応をするマット飼育幼虫がいました。

虫とのテレパシー会話ができるとは思えないけれど、やっぱり「水くれ」と言っていたような気がする。

前の交換では42gと大したことはなかったのですが、元気そうで何よりです。

 


DHヘラクレス孵化幼虫

2018-02-22 21:14:14 | ヘラクレスオオカブト

先日、卵で掘り出したDHヘラクレスの孵化幼虫の様子見の目的で大部屋で管理していた容器を暴いてみました。

初令ですが、頭の小さい割に体はプリプリと元気な子達です!

卵がほとんど見えなくなっていたので、生きているのか卵が萎んでしまったのかと心配していましたが、丸くなった姿は1円玉くらいの元気な幼虫が出てきて一安心。

このケースからは初令が13匹と卵が1個、そして孵化して半分だけ頭を出しているのが1匹?

もう一つのケースからは初令が6匹と卵が2個でした。

元々の卵の数が全部で28個でしたので、現時点での孵化率は68%くらいで、全部孵化したら82%程になる計算です。卵全部孵化させるのは結構難しいものですね。

幼虫は1450~1800のマットで単独飼育に切り替えました。

このメス親は、全部で59個の卵と初令10匹の子供を産んでくれています。

掛け合わせは ♂131×♀70 CBF1 となります。1頭くらい150mm出ればいいのですが・・・。


DHヘラクレス マット交換

2018-02-20 01:59:39 | ヘラクレスオオカブト

マットの劣化が見られたヘラヘラ幼虫のマットを交換することにした。

容器のフタを開けると20~30匹のキノコバエが飛び出てきた。前回72gだったがマットの状態から期待はしていなかったのだが、久しぶりに見るヘラクレス幼虫は巨大に見えた。

体重測定の結果は、

103gと思ったほどではない。160gとか出す上級者はどんな管理をしているのだろう?

私の知り合いにカブクワマニアは皆無なので、手探り飼育を続けている。

5ヶ月で100g越えは自分としては上出来のレベル。さすがにもう一度パンケースに入れるのは無理のような気がしたので、13ℓ容器に変更することにした。


パラワンオオヒラタ菌糸瓶交換68g

2018-02-16 20:40:47 | パラワンオオヒラタ

パラワンオオヒラタの菌糸瓶交換を1本だけ行いました。瓶越しにも大きく見えた幼虫の体重は、

68gとなかなかのものです。

 

 

今、大きいサイズの菌糸切らしてるので、無茶ですが1400瓶に入れちゃいました。これで時間繋ぎしている間に4200容器に菌糸回します。2ケ月くらい我慢して貰えるでしょうか?

 

ついでにスマトラの交換分も・・・

58gといい感じですが、68gパラワンを見ただけに小さく見えてしまう。

 

自分で詰めた800瓶は詰めたものを買った850ccより持ちがいいです。

市販の菌糸は詰めが甘いので、3ケ月しか持ちませんが、自分で詰めたものは5ヶ月近く持ちます。菌糸の量も固く詰めるので850瓶より沢山詰まっているのでしょう。

他のスマトラ幼虫は54g、46g、48g、45gでした。


スマトラオオヒラタ菌糸交換

2018-02-15 18:19:07 | スマトラオオヒラタ

 

昨夜、スマトラヒラタ幼虫の菌糸瓶を1本だけしました。

菌糸が乾燥して劣化し痩せているので、通気は良いのだろうけど限界かな。

 

61gですが、少し黄味が入っているので今回が最終交換になると思います。

 

パンケースへ交換。

 

62gは61gの記入間違いです。最近、記憶力が低下して来てるな・・・。

菌種変更になります。

 

ついでにアンタエウスも1本だけ交換しました。

フラッシュの光が反射してますが、39g。

 

ブータン君は昨日の朝届いたV菌糸1400で様子を見ることにします。

 

1本目はSRDで5ヶ月と少し引っ張りましたが、今一です。この瓶で伸びて欲しい。

 

ブータンアンテペアは、メスが突然死してしまい、オス85mmは冬眠モードに入ってしまいました。

なので、夏場にオークション購入の幼虫5頭と、この間購入の幼虫10頭体制です。先発組のメスは蛹室製作中なので、秋口には交配できるかも知れません。


スマトラオオヒラタ産卵セット割出

2018-02-14 14:09:16 | スマトラオオヒラタ

かなり前からスマトラ産卵セットに幼虫が見えている容器があり、「そろそろかな?」という訳で割出てみることにした。

メスの50.1mmは8月末から産卵してくれており、もう5ヶ月になるので、さすがに後足の符節は両方とも無くなっている。しかし、子供を守ろうというかのように威嚇している。体の幅があるからか体長より大きく見える。

 

産卵木を取り除き、マットを裏返すと2令に成ったばかりの幼虫もいる。

結果は、初~2令幼虫が11匹。卵は17個でした。

産卵木の底にも初令の幼虫が確認できたが、そのままマットで埋戻しておいた。せっかくの材だから微塵になるまで食べてなさい。

幼虫たちは一時プリンカップで保管しています。

昨夜にfull-speedさんの1次発酵マットを詰めたばかりなので、1週間ほど寝かせてマットを安定させてから投入してみます。

3回目のプレスです。マットはパサパサなので、菌糸より詰めにくいです。

届いて1週間ほどの新しいマットなので、8分目まで詰めてティッシュを2枚重ねにして3~4日空気の入替をするつもりです。

甘い香りのするマットは要注意ですね。先に別のスマトラ幼虫15g位のを2頭だけ、ビン詰めしてすぐに投入すると、上に上がって暴れています。

 

パンタグラフジャッキを利用したプレス機を試作中ですが、いくつか問題点が見つかったので、改良中です。

 

ワンプレスで詰めれるようにするためには、瓶口にセットするアダプターが必要となり、油圧ジャッキでは揚程が不足するので、パンタグラフジャッキを電動ドライバーで昇降できるようにしています。

しかし、プレス先端の円板径とアダプターの内径を合わせないとうまくいきません。

我が家には旋盤は無いので、アルミ缶を溶かしてアルミ鋳物でやってみようかなどと考えていますが、まだまだ時間がかかりそうです。

単純な構造ながら、正月に作成したハンドプレスの方が機動性はあります。

 

【菌糸プレス機 Yahoo!オークションにて出品中】

私が自作して菌糸を詰めるのに利用しているのと同仕様の菌糸プレス機をオークションに出品しています。

残り4台ありますので、良ければどうぞ利用ください。

 

 


ヘラクレス幼虫飼育容器についての考察

2018-02-13 13:39:34 | 飼育メモ

飼育を再開する4年前にヘラクレスリッキーを最後に羽化させた時の経験談を少し紹介したいと思います。

 

実家の押入れを改造した温室で最後の冬を越したのですが、飼育容器には深型の菜園プランターを使用していました。

幼虫がネットを齧った跡がまだ残っています。実際には底の通気口は底ネットについている栓で塞ぎ、サイドに孔を開けた方がマットのこぼれがないのでよかったと反省点しています。

容量は20Lなので、それほど大きいとは言えませんが、長手方向に田んぼの畔用の厚手の樹脂波板(ホームセンターで売っている)を仕切りにして、2頭を同時に羽化までもっていくやり方です。

 

畔板は大きいのでプランターに収まる大きさにカットして使います。

底にはネットがあり、2ヶ所の通気孔もあるので、水分を逃がさないための蓋には孔なしのプラ段を使い、プランターを積み重ねて押入れ下段の温度の低い場所に置いていました。

上部からは湿気が逃げず、蓋裏に付いた水滴も再度マットに戻るため、霧吹きなど一度もせずに全頭羽化させることができました。(自然羽化まで5ヶ月くらい)

もちろん、幼虫の体色が黄色くなって来たのを見極めて、最後の交換という判断でのことでしたが、幅の狭い空間の中で幼虫が無駄に広い蛹部屋を作らず体力の温存ができたからでしょうか、サイドの仕切り板を利用して長手方向に蛹部屋を作りオスは150mm以上ばかりで初心者にしては上出来の結果でした。

5月初期の暑さのため1頭だけ羽化不全で死んでいましたが、10頭の内9頭は無事に羽化し、オスの角曲がりもなく綺麗な胸角で羽化していました。

それで思うのですが、

「幼虫は底の方に居ることが多いわけですから、底からの通気を重視した方が良いのではないか?」

ということです。

 

スマトラで1頭だけテストしているのですが、100均のパンケース4.2Lの底に孔を開け、

 

 

底の方の容器の両サイドに通気孔を開けて2重底の飼育容器にします。間には水切りネットの不織布をはさんで底からのコバエの侵入を防ぎます。


蓋は購入分50セットの全部に孔明けをしてしまったので、サランラップを挟んでいますが、蓋の孔はなくても大丈夫です。

これなら底の容器に少量の水を入れておけば、霧吹きの必要はありません。

難点は容器のコストが倍になることですね・・・v^^;


スマトラオオヒラタマット交換

2018-02-12 11:53:15 | スマトラオオヒラタ

小さな容器で窮屈そうにしていたスマトラのマット飼育幼虫のマットを交換しました。

 

 

まだ4ヶ月なので、伸びる可能性はありそうです。

菌糸瓶も1本交換しました。

 

マットと変わらない体重ですね。

 

昨日の朝からパプキンのオス第1号の羽化が始まっています。昨日からこの体勢のままですが、ちょうど体を起こそうとしている所でしたので撮影しました。

色は普通のグリーンですね。


今日もスマトラオオヒラタ菌糸交換

2018-02-09 23:37:24 | スマトラオオヒラタ

今日も何本かのスマトラ幼虫の菌糸瓶を交換しました。

薄皮1枚まで綺麗に食べてくれてありがとう。

 

幼虫体重も61gと1本目で60gオーバーしてます。^^

 

緊急購入のバンブーインセクトさんの菌糸ブロック詰めにお引越しです。

菌種もオオヒラタケからヒラタケへの変更になりますが、暴れないでおくれ。

 

つづいて、

56g幼虫。

 

 

さらに、

 

薄皮を破り行き止まりに悩む彼は、

54gでした。

 

お情けで1発やらせて貰えた87mm君も買主を気遣ってか少しだけ幼虫を・・・。

 

他は省略ということで。

この大きな空洞で騒ぐ子は菌糸残してるので、瓶口の固くなった菌糸の被膜を取り除いて空気の通りを良くして交換はやめにしました。菌糸瓶のストックが残り少なくなっています。

 

ついでに、

ゼリー交換をしていて、お亡くなりになったスマトラ♀を取り出して産卵木を持ち上げると、すぐ下に初令後期の幼虫がいました。マットに生んだ気配がないので、もう限界かとあきらめていましたが、結局産卵木に3頭の幼虫を最後に残してくれました。

南無~

 

先日、家の裏で採取したカワラ材にパラワン♀が反応しました。

せっせと穿孔しています。頭突っ込んでるので、フラッシュ当てても気が付いていません。

 

 

 

 


マット凍結についての考察

2018-02-07 18:28:11 | 飼育メモ

最近、線虫やコバエ発生で飼育マットを凍結→解凍・温度合わせをして幼虫を再投入すると、ヘラクレス幼虫が酸欠で死んでしまいました。

スマトラ幼虫でもマットの上に上がって来て、危うくヘラクレス幼虫と同じ運命をたどるところでした。

そこで考えたのですが、凍結させて解凍した際にバクテリアが急速に再活動するために、マットの中では急速に酸素が失われて酸欠症状を起こすのではないかと。

よくマットのガス抜と表現するのですが、どちらかというとマット内の酸素vsニ酸化炭素のガス交換という方が正しい気がしています。簡単に言うなら、マットに酸素を十分に含ませるとでも言えるかも。

マットの凍結殺虫は少々危険ですね。自分への教訓として記録に残しておくことにします。