愛・里山  ~クワガタ・カブト飼育の記録~

50歳から始めた!アンタエウス、クルビデンス、国産オオクワガタ、外国産オオヒラタ・ヘラクレスなどの飼育日記。

南ベトナム クルビデンスSSP CBF4 菌糸瓶交換

2012-06-25 22:17:06 | 南ベトナム クルビデンスSSP

南ベトナム クルビデンスSSPの菌糸瓶交換を2本だけしました。

オークションで購入したペア親虫はCBF2で、その孫幼虫ですので、CBF4になります。

これ、

とこれ

まあまあの大きさですが、体重測定する程ではありません。この1400ccで暴れなければ、そこそこのサイズで羽化するでしょうね。菌糸は詰めて2週間くらいの熟成の浅いものを使ってみることにしました。

 

【本日の1枚】

「出るんだってば~!」って、危ない所でした。ガレージ組が自力脱出(脱走)の最中です。

 

が、しかし・・・

此奴は出るに出られず、戻るに戻れずの「オバカさん」状態でした^^;

それにしても、♀でもないのに凄い顎の力です。


アチェ 目標達成~

2012-06-25 21:53:21 | スマトラオオヒラタ

ジャント産以外では、一番大きく見えていたスマトラヒラタ アチェ産 CBF1が菌糸瓶の底から上がってきました。

ガジガジする音が聞こえ、通気用のティッシュに孔が開けられているので蓋を開けると、案の定「こんにちは!」っとしておりました。

ディンプルが有りますが、サイズは90mmUP! 目標の90mmをクリアしました^^

親サイズからしても目標が低すぎるかもしれませんが、満足しています。まだ、動きは鈍いですが、ノギスを当てようとすると方向転換をして威嚇してきます。

アイリスの深型ケースに大きめの木の皮(ハンノキ)と、その下にクヌギの切り株を入れ、ゼリーを与えておきました。帰宅して見れば食事の最中でした。余程お腹が空いていたようですね。

「腹減ってるから出てきてやってるんだぜ!」と言っているのでしょう^^

ハンノキのカワラ材産卵木は不評でして、オオクワ達は産卵しているようですが、ヒラタは産卵している気配がありません。

 

【本日の1枚】

ニクウスバタケの産卵木を採集してきました。直径が12cmくらいで長さは1m程の良い感じの産卵木です。乾燥気味で、手に持った感じは軽めですが、クヌギ林にはいってすぐに採集できました。20cmの長さにチェーンソーでカットして雨水に漬けているところです。

ヒラタ系にも合うのでしょうかね???


ヒラタケ植菌エノキ材製作中

2012-06-17 09:46:40 | 飼育用品

冬の間にヒラタケ菌糸のオガをまぶし、ビニール袋に入れておいた植菌エノキ材に菌糸が繁殖してきました。

 

保温のためにビニール袋の上から新聞紙で包み、発泡スチロール箱に入れていたのですが、その存在を忘れておりました。

新聞紙をはずして見ると、一部カビが発生した部分もありましたが、ほぼ全体に菌糸が回って来ています。

ビニールには出来るだけ空気が残らないようにして袋の口を縛っていたので、材の中の空気を求めて内部に菌糸が入り込んでいるはず・・・

ビニールを取り除いて、ノコギリで切れ目を入れたり、ドリルで穴明けしてみましたが、まだかなり硬くて産卵材としては使えません。

後は湿度を保ってキノコ発生操作をしなければいけないのでしょうか?

とりあえず、菌糸ブロックの袋に入れ、空気が入るようにしてから秋まで涼しいガレージで管理することにしてみます。思いのほか時間がかかりますね。4ヶ月では使えません。

 


ある朝のパラワンとの会話

2012-06-17 03:43:26 | パラワンオオヒラタ

ある朝のパラワンオオヒラタ新成虫との会話です。

 

私:「痛っ。靴の中に小枝でも入ってるのかなあ?」

  「お前どうして父ちゃんの靴の中に入ってるんだよ!会社に遅れちゃうじゃないか!」

 

息子:「だって飼育ケースが狭いんだもん! 中ケースじゃ嫌なんだもん!」

 

私:「急いでるんだから早く出て来いよ。ん~っ!ふんばるんじゃないってば~」

 

息子:「絶対出てやらないんだから。一緒にお外に行くんだもん!」

 

私:「じゃあ、靴敷きから剥がしてやる。」べりっ。

  「いやに簡単に剥がれたじゃないか?なるほど湿っている・・・」

  「紙の部分が湿って剥離したのか。」クンクン

  「なるほど、朽木のような臭いと言えなくもない・・・。」

 

息子:「何自分の靴の臭いを嗅いでるんるんだよ!馬鹿じゃない?」

 

私:「親に向かって、その言い様はないだろう。」

  「お前、この間は網戸で隠れん坊していたし、今朝は靴の中かい?どうかしたのか?」

 

息子:「僕は、もう大人になったから女の子探してるにきまってるじゃないか!」

 

私:「お前、もう盛りがついたのか?早いね?」

 

息子:「父ちゃんが高タンパクゼリーばかり食わせるからじゃないか!」

 

私:「お前達、KBのプロゼリーかマスターズの究極ゼリーしか食わないじゃないか!」

  「ホームセンターのゼリーとか手もつけないくせに・・・ 毎月のゼリー代だって1万円近く

  なりそうだし・・・」

 

息子:「父ちゃんだってグルメじゃないか! グルメブログも書いてるじゃん。」

 

私:「何をこの場で・・・ここは虫ブログの世界なんだぞ・・・」

 

息子:「女の子欲しいよ~!」

 

私:「お前って、この間までアルキデスってなってたよな。得体の知れない血筋じゃ

   生まれてくる子供が可哀想じゃないか。」

 

息子:「ラベル間違えたのは僕の責任じゃないし、身長だって102mmあるんだよ!」

 

私:「そうだったよな、父ちゃんにも責任あるし・・・」

  「じゃ、嫁さん探してやるからな!」

 

息子:「若いの頼むよ。年増は嫌いだし。」

 

私:「贅沢な奴だな。お前、一つ年上の女房は金のわらじを履いても探せと、

   昔から言うんだぞ。」

  「嫁さんと、新居にアイリスの深型飼育ケース買ってやるから。離れなさい。」

 

息子:「絶対だよ! んじゃ、靴敷きから離れて部屋にもどるわ・・・。」

    「出来たらCYBERペンチ兄ちゃんみたいに妾さんも欲しいなあ~」ルンルン♪

 

昨日、約束通りにアイリスの深型飼育ケースを買ってきました。1280円でした^^;

 


アンタエウス割り出し

2012-06-17 02:40:01 | アンタエウス

インドアンテとブータンアンテの割り出しを行いました。

まずは、インドアンテの産卵木はというと・・・

恵栽園からのオマケのカワラ材を割って見ると、小さな幼虫が出てきました。

材は保管期間が長すぎたようで、スカスカ状態だったためか、♀親によってバラバラにされており、小さなかけらになっています。

小さくなってしまった材のあちらこちらから幼虫が顔を覗かせます。

このインドアンテの幼虫達は、昨年の10月11日に45センチ水槽でテラリュームを作って新成虫を同居させたら、ブログを書いている最中に合体してしまったスケベ♂の子供達です。

真ん中のオガ屑は卵座です。

産卵セットは、オオクワやスマトラなども組んでいるので、全体の頭数が把握できるまで、しばらくは相部屋管理することにします。

 

次はブータンアンテの割り出しです。

別の80mm~83mmまでの3頭の種親候補の♂達は、羽化が遅かったので、78mmの♂で最初のペアリングをしていたようです。

ケースを逆さまにすると、2令幼虫が出てきました。材は粉々になっており、自作マットと混ざってしまっています。丸々とした幼虫なので、自作マットに自信がつきました^^

爆産かと内心冷や冷やしていましたが、5頭だけだったので、バンブー1100ccの既製菌糸ボトルに投入することにしました。初令の2頭は500cc(実質は400cc)の手詰カップに相部屋生活です。

第1弾は、ほどほどの頭数なので安心しました。

 

 


パラワンオオヒラタ 初100mmアップだが、喜べない・・・

2012-06-02 23:29:08 | パラワンオオヒラタ

アルキデスだと思っていたらパラワンだったという笑えない話を前に投稿しましたが、蓋をバキバキと齧る音がするので見てみると、以外に大きいのが大顎を開いて威嚇していました。

ノギスで計測すると、100.6mmありました。

ワイルドっぽいスラっとしたフォルムです。

こんな100mm越えでは素直には喜べません。

凶暴さは並ではありません。お~っと、ノギスに攻撃をしかけました~

 

【飼育データ】

2011/3/2  初令をオオクワ廃菌糸800ccへ

2011/5/16 バンブー800cc

2011/8/13 バンブー1400cc 36g

2011/11/8 バンブー1400cc 52g

2012/5/16 自力羽化      100mm up

産地も累代も???ですが、昨年度の種親♂の100.5mmの子供でないことだけは確かです。こんな形での目標達成になるとは・・・トホホ・・・

でも、飼育技術は、ある意味向上したのかもしれない^^

♂100.5mmの子で69gだった幼虫も容器越しに羽化を確認していますが、まだお尻が収まっていないようです。出てくるのは、まだまだ先ですね。